へんてこえ日記〜酒と旅と自然とその他もろもろ ブログ

トミーヒルズGC(旧・双園GC)へんてこコースで運の不思議を見る

一応雨は降らないらしい天気予報を見て前日に急遽ゴルフの予約を入れた。
コロナの影響もすっかりなくなっているのか予約は取りずらい状況になってきている中、久々に予約を入れたのは「トミーヒルズゴルフクラブ」。旧名「双園GC」である。

双園といえばへんてこなコース!
「戦略性がある」とも言えるけど、「へんてこ」と言った方がしっくりくるようなへんてこなコースという印象。
なので頻繁に行く気にはならないのだけど、忘れた頃に「ぼちぼち双園にでも挑戦してみるか」という気にもなる、不思議とクセになるコースでもある。

これまた急遽前日にN尾さんを誘って今回は3サムにてプレーすることになた。

1時間ほど前に到着したので1コイン分練習。今日のスイングは前回とうってかわってイマイチなかんじ。。
クラブハウスからコースを眺める。
フェアウェイに平らなところがほぼ無くて狭くてぐにゃぐにゃ!
先日新しいボールを買ったばかりなのだけど、きっとたくさん失くしそうなので今日は新品ボールを使うのはやめよう。

9:38 INコースよりスタート。

記憶どおりのへんてこコースだった。
真っすぐ打てばいいだけというコースはほぼ無く、ドックレックで落としどころも狭い。というかフェアウェイがグリーン前100ヤードくらいで終わってしまったりする。フェアウェイが「狭い」だけでなく「短い」のだ!
毎回、落としどころをセンシティブに気にしながら打たなければいけないので頭を使う。

しかしその分距離が短くて、そしてバンカーが無いので、距離よりも正確性優先で曲がらない球が打てればそこそこスコアはまとまりはする。
出だし3ホールはオールボギーでまあまあ順調なスタートを切れた。

このゴルフ場で一番印象的なのがこの13番ホールの崖越え。
ロングコースの真ん中のドックレックの曲がる部分が崖なのだ。しかもそこそこ大きい崖なので、私は越える気がしない。過去、なんどもここで撃沈してきた。
一応細く巻くルートがあるので、そっちから巻いていく必要があるのだけど、落としどころが狭すぎるのでこれもけっこう難しい。

今回はそろそろ崖越えできるように成長してるかな?と思ったけど、目の前に立ってみたらやっぱり越える気がしないので、巻いていくことにした。一応上手いこと巻いていくことができて、ダブルボギーで抑えた。

ところで今回は、相方のパットが不思議なほどに良いのだ。前回は全然入らずオリンピックも惨敗だったというのに、うって変わって今日は中の人が入れ替わっているのではないかと思うほどのキレキレのパット。出だしから1パットで次のホールではなんとチップイン。その後も1パットが続いて、4ホール終了したところでまだ3パットしか打っていないという状態。
たまに外しても2パットには収めてくるのでなんだか本当に何かが憑いているようなかんじ。

常々、プロの試合を見ていて思うのは、パットは実力の他に「その日の運」というのも物凄く反映している気がするのだ。入る日は不思議なほど吸い込まれるように入るけど、入らない日はカップ際であと1ミリくらいのところで入らなかったりする。

それでいうと今日の相方のパット運は、超良かった。
本人が「入る気がする」というのはもちろん、見ているこっちも「入る気がする」のだ。

で、この不思議に絶好調のパット運ですが、その謎がINコース最後の18番ホールで明らかになるのであった。

18番ホールはミドルなのだけど、グリーン前で深くえぐれるように下がっている。
前の組もその辺にいるとカート共にしいばらく見えなくなるので、注意深く見ないと打ち込みかねないなあ、とは思っていた。

そして、1打目または2打目がちょうどそのブラインドになる部分に落ちがちで、その辺に落ちた私の球を皆で探していた時だった。

後ろから、球が飛んできて、すぐ近くに落ちた。

「なんだよ。打ち込んできたよー」
とか言っていると、後ろから更にもう一球飛んできた。

ドカッ!!
「いってー!」

なんと、相方の背中に球が激突した!
打ち込まれることは何度もあったけど、当たったのは初めて見た。

飛ぶ人の1打目だったのかな?
そこそこの速度で飛んできたので2打目か?
ともかく、そこそこの速度で激突してきたので痛そうではあった。
ちょうど肩甲骨を外して肉の部分に当たっていたから大事には至らなかったけど、これもし頭に当たってたらけっこう危ないのではなかろうか。

打ち込みっていっても、いつもせいぜい足元に転がってくる程度なのでそこまで重く考えていなかったけど、実際に当たる瞬間を目撃すると、ちょっと怖くなってくるな。気を付けないといけないなあ、と改めて思った。

当たった後に大声で「打ち込んでますよー!」と訴えたので、後続の人もわかったのか?我らがグリーンにいる時に遠くから「大丈夫ですかー?」と言ってきたけど相方は「大丈夫じゃない」と答えていた。
当てたんだからもうちょっとしっかり謝りに来てもいいと思うんだけど。
まさか当たったとは思ってないかもしれない?

「まあ、三宅島でも、ハプニングと引き換えに大漁になるからね」
と言って気が付いた。
そうか。今日の相方の不思議なパット運の絶好調は、このハプニングとの引き換えなのか!。

運って本当にそういうものなのかもしれない。
ここで球に当たっていなかったら、帰りに事故に遭うなど大変なことになっていた可能性もあるので、当たって厄落としになって良かったのかもしれない。

ところで、打ち込んで当たった球は、もし相方に当たらなかったらグリーンオンしていたかもしれない。1オンか2オンだったでしょうね。

さて前半のスコアは52だった。
なにげにOB打ったり、池に入れたりもしていたので。

昼食付にしたので、ここでお昼休憩。
打ち込んできた後続組はスルーだったようなので、レストランで遭うことはなかった。
お詫びにビールくらい奢ってくれればよかったのにw。

後半戦OUTコース。

50分間の食事休憩をはさんでの後半だったけど、前後に誰もいなくて貸し切りだー!と思っていたけど、しばらく進むと前の組みがつまっていた。
しかもなんと前の前の組は、前半で後ろから打ち込んできた組の人たちだ。50分開けてこれって相当詰まってるな。
いやもしかして極度に打ち込みを恐れるあまりに、相当前を開けて打っていたりして(笑)。

コースのへんてこ具合はOUTに比べると、INはまともであった。
その分、距離もあって、バンカーがある。ほぼ真っすぐなコースもある。
まあ普通のコースに近いのだけど、あくまでも当社比なので、やっぱりフェアウェイは平らなところは無いし、途中でフェアウェイが無くなってしまったりするので引き続き戦略性は求められる。

そしてなぜかレディースの距離が長すぎることが多い。スコアカードに書いてある距離と違ったり、コースの途中に元ティーグラウンドらしき場所があったりするので、恐らくレディースのティーグラウンドを変えたのかもしれない。
男子と全く同じ距離のところもあったりする。

と、距離が長くて落としどころが少ないので、そんなに良いスコアで上がれるわけがない。

唯一良かったのは6番ホールのショート。
デットボール効果で相変わらず絶好調パットで稼ぎまくってる相方が1オンでピンそばに付けた後、私のショットは更に内側に付けて、1パットでバーディーのニアピン賞をゲットできた。やったー。ようやくゴルフの神様が私にも降りてきた。
次のホールでも10メートルくらいのロングパットが綺麗に決まったし。
でも打ち込みされたくないので、もうこの辺でいいわ。

とか言っていたらアゴバンカーに入れて出すまで4打も叩いてしまった・・。

いつになくボールも何個か失くしていたのでやっぱりトリッキーだなここ。

後半のスコアは55で、合計107。

へんてこなコースだけど、またいつか挑戦してやる!


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