へんてこえ日記〜酒と旅と自然とその他もろもろ ブログ

ブダイのことを考える日々

20151113

釣りを始めてから、
いままで知らなかったような魚が気になるようになってしまった。

スーパーにはあまり並ばないような魚であっても、
釣りをする人にとってはメジャーな魚というものがある。

特にメジナなんて、釣りをするようになってから知った程に一般的にはマイナーだけど、
今となっては個人的にめちゃくちゃメジャーな魚だ。

そして個人的に今一番気になるのが「ブダイ」。
これも釣りをするまで知らなかったし、
買うことのできる店って少ないのではなかろうか。

このブダイが、式根島でめちゃくちゃ釣れてしまっていたのであるが、
鱗が硬くてさばきずらかったりするし、
どうやって食べて良いのかわからずに
ほとんどリリースしてしまったのである。

でも、あまりにも釣れたので、
後で食べ方を色々と調べていると、
どうやらけっこう美味しいようだということがわかっていた。

なんでも南紀ではブダイはお正月の定番料理なのだそうで
暮になるとスーパーに並んでけっこう高級魚のようなのだ。

伊豆諸島では冬になるとブダイの開きが軒先に干されて干物にされるとか。

鍋にすると出汁が出て絶品だということを書いているブログも
いくつも見つけた。

ブダイの旬は冬だそうで、
夏は雑食なので磯臭さがあるらしいけど
冬になると海藻を食べるようになるので臭みがなくなって良いのだそうだ。
ということは、まさにこれからが食べ時ではないか。

更に「塩麹に漬けると、銀ダラの西京焼きの様な食感と味になる
という情報を見つけた。
確かに身の感じからしてこれは想像がつく。

ということで、早速、こうじを買ってきて、久々に塩麹を仕込んだ。
まだ釣ってもいないのに。
でも塩麹は仕込んでから完成するのに1週間以上かかるので
思い立った時に仕込んでおかないと。

それにしてもこんなに色々と料理方法を考えているというのに
釣らないと手に入らないというところが何とも。
夢だけ広がっていく今日この頃。


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