へんてこえ日記〜酒と旅と自然とその他もろもろ ブログ

「釣りキチ三平」を読んでいる

20151204今更ながら「釣りキチ三平」を読み始めてしまった。

アマゾンで「海釣りセレクション」全11巻を大人買いしてしまったのだ。
子供の時にアニメを観ていたのかいなかったのか記憶は定かではないのだけど
少なくとも夢中になって観たりはしていなかったと思う。

覚えているのは、大人になってから旅行に行った
バルセロナのホテルのテレビで
「釣りキチ三平」のアニメを放送していたこと。
「SAMPEI」というタイトルで、三平がスペイン語で喋っていたのが面白くて
何言ってるのかわからないけど、観ていた覚えがある。

いずれにしても、内容を記憶するほどにちゃんと見てはいなかった。
というか釣り自体に全く興味が無かったので。

それが今更、マンガを読み始めてしまうとは。

毎日一巻づつ、電車の中で読んでいるところ。
ストーリー的には、そんなに紆余曲折が無いというか何というか、
割りと先の読めるかんじで、必ずサンペイが一番すごいのを釣ってしまうことになるし、
周りの人もやたらと全員サンペイに協力的だし、
オチが読めない面白さみたいなものは全く無いのだが。
だから釣りに興味が無いと、面白くないといえば面白くない話かも。

一方、釣りをする人にとっては、
釣りのテクニックとかマナーとかも出てくるので、タメになるし、面白い。

でも、思想的に違うと思ったところでいうと、
この作者は、釣りを「ゲームフィッシング」として好きだというところ。
なので、釣り甲斐のある「引き」とかを重視していたり。

あとゲームフィッシング的な考え方から言うと
釣りやすい道具を使ってとにかく釣ることよりも、
細い糸だとか、なるべく不利な条件で釣り上げる方がすごい
というような思想があるようだ。
山登りで言えば、エベレストに「無酸素登頂」とかをわざわざするようなものか。

そう考えると、私は完全に「食べるため」の釣りで、
引きの面白さとかはそんなに重視していなくて、
釣果の判断としては、釣った魚が「美味しいかどうか」が重要ポイントになっているかも。

一概に「釣り」といっても、
楽しみ方は人によって違っているものなんだなあー。
ということが、この漫画を読んで一番の感想である。


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  1. 釣りキチ三平!はまってるなぁとは思っていたけどそっちもいくのか〜 笑

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