近所のイトーヨーカドーで買い物する時はいつもセルフレジを利用している。

今日もそのセルフレジを利用して会計している途中、他のセルフレジで会計していた夫婦のおばさんが、セルフレジ担当の店員の女の人に、ものすごい剣幕で怒っていた。
「いつもそうじゃないか！！」というかんじで。
まわりがみなびっくりして見てしまうほどの怒りよう。

でも少しわかるところもあるなと思ったのは、怒られている店員さんは、確かにちょっとトロイというか要領を得ないところがあって、他の人の時がいいなあ、、と私も密かに少し思っていたのだ。

セルフレジは基本的に自分で会計を行うのだけれども、バーコードがうまく読み取れなかったなどレジが誤作動を起こした時に、さっとかけつけてリセットしてくれるのが担当の店員さんの役割なのだが。その怒られている店員さんは、誤作動を起こしてもなかなか気が付いて来てくれないし、来てくれても原因究明してリセットしてくれるまでの時間が微妙に長い。なので毎度「うーむ。めんどくさいなこの人・・」と心の中になんとなくたまっているものはあった。

この怒っていた夫婦も、日々の同じような「うーむ」という思いがたまっていたのかもしれない。それで今日いよいよ、その堪忍袋の緒が切れたということなのかもしれない。

とはいえ、しょせん、スーパーのセルフレジの話だ。そこまで怒り狂う必要はないんじゃないかなあーというレベルの話であろう。
あまりにもいつまでもギャンギャン怒られているのでさすがに店員さんがかわいそうになって、いままで「うーむ」と思っていたのに「そこまで言われるほどじゃないよねえ」と味方する気持ちで見ていた。

というかんじで、密かな味方ができたということが、店員さんにとっては今回の怪我の功名だったのではないでしょうか。

とはいえ、やっぱりもっとテキパキ処理してくれる人の時がいいなーという思いは変わっていないんだけど。