あまり満員電車に乗らずに済む生活をしているのだが、たまたま朝イチの打ち合わせ仕事のために通勤ラッシュ時間に電車に乗ったら、直前まで人身事故で電車が止まっていた後の再開後だったため、めちゃ混みだった。

背が小さいと、満員電車では人に埋もれてしまって、体勢を真っすぐに保つのが難しいのだ。
足の置き場を探しているうちに、気が付くと足が奥の方に置いてあって、イナバウアーのような形で背面にのけ沿った達で頭が入口付近にある、という体勢になってしまった。
この体勢、こっち側のドアが開いて、人が奥からどどーって降りてきたら、完全に頭からホームに着地する形だな・・。と、電車に乗りながら不安を感じていた。

といっても、その形を変えられる隙間もないほどにパズルのように乗客の体が入り組んで密集していて、どうにもならない。

ともかく、到着してドアが開く瞬間に気を抜いていたらアウトだ。
頭の中で、到着後の動きをシミュレーションしながらスタンバイする。

そして電車は新宿駅に到着。
こんなに人がたくさん降りそうな駅で、ドアが開くのはこっち側だ！。気を引き締める。

ドアが開きそうになる一瞬手前の瞬間、降りようとする人たちの気持ちで、すこーし体勢が変化してパズルがくずれた。
その隙をついて、くるっと顔をドアの方に向ける。
そしてドアが開いた瞬間、片足をドアの方面に押し出し、なんとか倒れない体勢を確保！。そのまま無事にホームに降りていくことができた。

あー。大変だった。
これは立派にスポーツですな。
電車から降りるだけでこんなに頭と体使ったので、もうすっかり疲れてしまった。