この半年くらい相方が新車を買いたいモードになっていたのだが、
私は今のパジェロも好きだし新車に興味もないしで
別に必要ないんじゃないのー、というスタンスでいたのだけど。
「もし買い替えるなら」ということで候補を挙げられていく中、
なんとなく私も「プラドならいい」という意識になっていってしまった。
まあ、似たような好みが継続してるんだけど。
更に消費税がいよいよ10%に上がる前に買うとすると
新車の場合、そろそろギリギリの決め時が迫っている様子。
で、先週、ディーラーに試乗をしにいっていたのでした。
いやでもあくまで試乗だけのつもりだったけど
乗って見るとやっぱり新車というのはそれなりに良い点がいっぱいありますな。
私も運転させてもらったので、実際に乗ってみてわかることと、
質問事項も明確に沸き始めてしまった。
で、試乗の後は色々説明とか見積試算とかしてもらっているうちに
なんとなく、もう買う!ぽい雰囲気になっていってしまった。
下取りの話から、オプションの設定、残価ローンの場合の試算など、
細かく話を詰めてくる我らをに対して、
携帯の着信音がドラマ「24」のCTU着信音であるのディーラーの担当のY井さんは、
「もう契約決めてくれそう!」という期待をしているのがわかる。というか声に出してる。
しかーし。
こちらとて普段から見積交渉を行ってる仕事をしている者たちとしては、
すんなりここで決めてしまうわけにはいかない。
ということで、一旦持ち帰って検討することにした。
いや、そもそも1回ですんなり決めないけど。
その後は、そんなに乗り気でなかった私もいきなり本気モードで
オプションの内容、限界値引き術の調査、他社の下取り相場と見積依頼
などなど、調べまくり、
追加で何を付けて、いくら以内ならOK。
という意思を固めるところまでいった。
ついでに相方がディーラーのY井さんに電話して
他で取った下取りの見積を出しつつ、見積交渉をして、
再び翌週である今日、ディーラーを訪れたのでした。
「良い見積作れました!」と明るく迎えてくれたY井さん。
結果、前回の提示金額のまま、追加オプションが更に増えて
下取り金額もアップ。
さらに、ディーラーの進めたい残価設定ローンは断り、
現金一括で!というこちらの要望も通って、
納得のいく見積結果で契約をすることになった。
見積交渉的には「勝った!」という気持ちで満足なのだけど、
向こうとしてもいろいろ譲歩したとはいえ
やっぱり営業マンとしては車を1台売ったというのは嬉しいようだ。
帰る時に出口の方に車を誘導してくれた時の
飛び跳ねるように走っていく姿には
「やったー!」という心の声がにじみ出ていた。
何ならスキップもしていたかもしれない。
いやあ、営業の手柄となる残価設定ローンも保険も汲んであげないのに
こんなに値引きしてもらって申し訳ないかな、
とも少し思っていたけど。
まあ、売れることが何より嬉しいのだろうと、その姿を見たら
こちらも良いことをしたような気持ちになった。
ところで前回、今のパジェロを買った時のブログを探して読んでみたら、
なんとこの時も消費税が上がる直前に購入していたのだった。
前回は中古なので増税前のかなり直前に買っていたようだけど。
毎度増税のかけこみ消費に踊らされているんだなあ。。
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