へんてこえ日記〜酒と旅と自然とその他もろもろ ブログ

落ちていたスズメの子ども

朝、犬(りつりん)の散歩をしていたら、
りつりんが、道に落ちている何かに近寄って、
臭いをかいでいた。

枯れ葉か何かかな?
と思って、引っ張って立ち去ろうとした時、
その枯れ葉らしきものが少し動いた。
よく見たら、スズメの子供だった。

そのスズメは飛べないし、歩けない様子。
上を見上げると、電信柱についた変圧器があったので、
きっと変圧器の上にでも巣があって、そこから落ちたのかもしれない。

とすると、相当な高さだよな。
足を骨折したりしてるのかも?

うーむ。こういう時にはどうしたらいいのだろうか?

そいえば子供の頃にも、雨の日の犬の散歩中に、
濡れて飛べなくなっていたスズメを見つけたことがあったのだった。
そのスズメは子供ではなくてオトナのスズメだったので、
一晩家で温めて休ませたら元気になったので、
翌日、空に放したら元気に飛んでいったのだった。

そんな経験があったので、
落ちてるスズメは保護してあげるべきというような気持ちがなんとなくあったのだけど。

いそいで持っていたスマホで、どうすべきか調べてみたところ、
どうやら落ちているヒナは、人間が保護して持ち帰るべきではない
というのが基本のようだ。

巣立ちしたばかりのヒナは、
上手く飛べずに地面に降りて休憩したり、親鳥が運んでくるエサを地面で待っていることがあるのだそう。
親鳥が近くにいて見守っていることが多いので、人間が手を出すと親鳥が近寄れなくなってしまうとのこと。

そうかー。
とはいえ、道路にいると車にひかれたりしてしまいそうなので、
端っこの陰になるところに移動させて、置いておいた。

そのまま散歩に行って、帰ってきてからもう一度見てみると、
まだその場所にいた。

後で仕事に出かける時に、また様子を見てみよう。
と思っていたのに、忘れて出かけてしまって、
気が付いた時には電車に乗ってしまっていた。

しかしあのヒナは怪我をしていたんじゃないかな。
その場合、巣までなんて飛んでもよじ登っても戻れないし、
スズメでは親鳥がくわえて飛ぶこともできないだろうし。
やっぱり多少飛べるようになるまで保護すべきだったのかな。。

などなど心配になってきたのだけれども。

帰ってきてからその場所を見てみると、
もうスズメはいなくなっていた。

死骸になってたらどうしよう・・
との恐れもあったけど、何の跡形もなかったので、
もしかしたら他の誰かが保護してくれたのか?。
一番よいのは親鳥が何かしらの方法で助けて、一緒にいることだけど。

でもこの近所には猫もたくさんいるので、
食べられてしまった可能性も無くはない。

どうなったのかはもうわからないけど
野鳥なので、これもまあ自然の摂理に任せるしかなかろう。

でもこのおかげでスズメのことを調べて良く知ることができた一日だった。


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