へんてこえ日記〜酒と旅と自然とその他もろもろ ブログ

砲丸投げを見る時の感情移入先

オリンピックのスタッフとして最もやりたくない役割は、砲丸投げの審査員だ。

重い鉄の塊がどーんとこっちに向かって飛んでくるのを見て、
逃げるのではなく行く先を追いかけていき、
どこに落ちたかまで見届けるなんて。
見ているだけで物凄くこわい!

しかもヘルメットもかぶっていないし。
どうして平然としてやってられるのか不思議でしょうがない。

やり投げの審査員も同様な理由で嫌だけど、
やっぱり砲丸投げの方が当たったら痛そうなので、より嫌だな。

そんなわけなのでテレビで砲丸投げが映し出されると、
選手よりも審査員の方に感情移入して観ている。
「ああ、こっちに飛んできた。こわーい!でも頑張って行方を見なければ!」
という、恐怖と義務感がせめぎあうような感情。
ああ、大変な役割だなあ。


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