へんてこえ日記〜酒と旅と自然とその他もろもろ ブログ

大島キャンプ2015初秋_釣り&ハプニングあり

2_009_1358
港に来ていたレンタカーを借りて出発。

釣り専用車の軽のワンボックスカー。
ポリタン、ハンドソープ、タオル、トレ―が500円の
「「釣り師セット」というのをオプションで付けていたのに
なぜか定価の2日間10,000円でOKだった。

しかしこの車、車検を7月に通したばかりのはずなのに
窓は開いたり開かなくなったりするし、
走る時にキーキー音が鳴ったりするし、
という不安なかんじの車。
しかもマニュアルだし。

とはいえどこのレンタカー屋も満車の中、
Kガイさんが見つけ出した穴場のレンタカー屋でもあるのだ。

この車に乗って、まずはキャンプ場に向かう。
2_001_0625キャンプ場には意外と先約が何組かいた。

前回張った辺りの場所には先約がいたので、
違う場所にとりあえずテントを張って、
テーブルをキープ。

テントを張ったら、相方がテントの中で寝てしまった。
まあ、船で2時間くらいしか寝てないしな。。
と思いつつ、なぜかそんなに眠くない。
22_01釣りのエサになるカニを取りに行こう!
と、Kガイさん親子とトウシキ海岸へ歩いていった。
22_02海岸の向こうの岩場で釣りをしている人がいた。
人はまだ泳いでいない。
まあ、まだ朝の7時くらいだし。
22_03それにしても水がものすごく綺麗!
底の方まで見える。
そして魚も水の上から見える。

泳ぐにはまだちょっと寒そうなので、
カニ取りに専念。
Kガイさんは6匹くらいつかまえていた。
ペットボトルに入れておいて、釣りの餌用に持っていく。
後でなんと、このカニで釣れたそうだ。
完全な自給自足だ。
2_002さて、釣りをしに移動する。

大島公園方面から回っていって、
途中で筆島を眺めていった。

釣りは泉津でやりたい!と言っていたのだけど、
泉津の堤防はなんと3月まで工事中だそうで、
入ることができなくなっていた。

なので岡田港で釣ることにした。
2_003岡田港の先っぽの方で釣り。

いきなり相方にベラがかかる。
2_004続いてAくんもアジっぽいものを釣り上げた。

2_005ギンガメアジのようだ。

そして入れ食いのように相方とAくんにバンバンかかっていく。
2_006メジナと思ったけど、
鱗が大きいのと尾の形が違うので
スズメダイかも。
2_007イサキだ!
これは刺し身にしよう。
2_008初めて見る。
お魚図鑑によると「イスズミ」のようす。

こんなにみんな釣れているのに、
なぜか私は全然釣れない。

かろうじて3匹かかったのは全て猛毒のキタマクラのみ。
食べられないのでリリースした。

そして途中で釣竿の先っぽが折れてしまった。
ああもうこんな時はダメだー。

でも折れたけどそのままなんとか釣り続けた。
2_009_1358今回の食料!
大漁だけどちょっと小さ目ばかりだ。

今回はカワハギが釣れなかったのが残念だなあ。
せっかく天ぷらにしようと油も持ってきたのに。
2_010これは近くで釣っていたおじさん達が釣り上げた
カンパチ。

こんな大きいカンパチが堤防から釣れるんだ!

仕掛けとかも違うので釣れないけど
可能性としての夢はふくらむ。

最後の頃に、相方が大きいハコフグぽいものを釣った。
でも重くて引き揚げられなくて、
無理やり引っ張ったら針が抜けて、
腕に針が突き刺さったらしい。
2_011ぎゃー。
でも痛くはないらしい。

針のかえしのせいで、どう引っ張っても抜ける様子もないので、
病院に行くことにした。
港で聞いてみると、元町の医療センターがやってるらしい。

お昼も食べずにずーっと釣りをしていて
気づくと14時くらいになっていた。

岡田港のお土産屋さんでビールを買って飲んで、
とりあえず元町へ移動。
22_05医療センターはけっこう綺麗だった。
一応休みだけど救急用に一部開けてるかんじ。

治療を受ける相方を残して、
その間我らは買い物へ行った。

大島で一番大きなスーパー「ベニヤ」へ行ってみた。
主な食材は釣った魚なので、野菜と氷程度しか買わなかったけど。
あと、おなかが空いてきたので一時しのぎのお菓子などを買う。

ベニヤは意外にも酒のラインナップが良くなかったので
酒屋に買いにいった。

あとはお魚市場に行ってトコブシを買おうとしたけど、
9月と10月は禁漁なのだそうで、トコブシは売っていなかった。
22_04禁漁期間の表。
今度はこれを覚えていこう。

なのでサザエを買うことにした。

サザエ大:キロ1800円
サザエ小:キロ1600円

と書いてあった。
水槽にいたサザエを指して、お店のおばさんに
「このサザエは小?」と聞いたら「大」だと言っていたのだけど、
4つください、とお願いしたら
「まあ、小さめなのは小でいいわね」と言って
4つ選んで「小」の値段で計算してくれた。
ここはいつもこんなかんじでサービスが良いのだ。

あとトコブシの煮つけパックを一袋買った。
それで合計1600円くらい。

買い物が終了したら医療センターに相方を迎えに。
ちょうど治療中のようで、
静かな院内なので、声が聞こえた。
「・・・抜けないので、切りますね」
とお医者さんが言っていた。

そんなわけで、麻酔をかけて、切って出したそうです。
ひー。
でも麻酔をかけたので痛くはなかったそうだ。

保険証を持ってきていなかったので5000円くらい払っていた。
今後は旅行の時には保険証も忘れずに、というのは教訓だ。
2_012再びキャンプ場に。

前回の場所にいた人が帰ったのか空いていたので、
場所を移動させる。
2_013この場所は広々として眺めもいいので気持が良いのだ。

が、今日は風が強かったので、
モノがすぐ飛んでしまうし、寒いし、
ロウソクの火もすぐ消えちゃうし、
なので、ちょっと大変だった。

最初に張った辺りの場所は風も無かったので、
風のある日は場所を考えた方がいいかもしれない。
2_014大島の焼酎「御神火」は足りなかったらどうしよう、、
と2本買ったけど、結局1本は飲まなかった。

玉葱は意外と役に立った。
2_015ソーセージは持参したもの。
すぐに食べられるソーセージは優秀。
でもやっぱりシャウエッセンを持ってきても良かったな、
と使い勝手的に思う。具になるし。
2_016釣ったお魚。
カゴカキダイは黄色くて熱帯魚ぽい見た目とうらはらに
かなり美味しいのだ。
素揚げにしてみた。

美味しいけど身がぽろぽろしすぎるので
粉をつけて揚げた方がいいのかも。
2_017イサキの刺身。
うまい!

しかし小さいので刺身分を切り出すのは大変だったようだが
職人Kガイさんががんばって骨のギリギリのところで
さばいてくれた。
2_018メジナなどは、特製のべっこう用醤油に漬けて
ご飯に乗せて「べっこう丼」に。

ご飯は、アルミのはんごう釜で炊いたのだけど
美味しくできあがった。

キャンプで炊くご飯って、火加減適当なのに
いつもすごく美味しくできるのだが、
もしかして強火がポイントなのだろうか?
2_019べっこう丼用の魚が少ないので、
ご飯の残りはパックで持ってきた「バラ焼き」で牛丼に。
魚ばかり食べている中の肉はバランスとしてなかなか良いかんじ。
2_020あとの魚は炭火焼き。

2_021魚のあら汁がたっぷりできた。

豆腐と明日葉をお椀に入れて
その上からあら汁を注いだもの。

明日葉がいいアクセントになっている。
美味しい。
2_022明日葉は天ぷらにしようとしたのだが、
油を火にかけすぎて高温になっていたのか、
明日葉を入れた瞬間にぶわーっと油がはねた。
そして手を火傷した。。

そして明日葉はてんぷら風にはならず、
油がギトギトした炒めものみたいになってしまった。
美味しいは美味しいけど油分が多すぎる。
2_023サザエを炭火焼きに。

大きなサザエはイキが良いせいなのか、
粘着力がものすごく強力で、
抜こうとしても戻る力がハンパなくて
取り出すのが大変だった。
なんとか取り出して食べた。

肝を炭火で焼いたらとても美味しかった。
2_024_2124明日葉の天ぷら、、というか油まみれ炒めは、
エリンギを足して島唐辛子を入れて炒めてみたら
けっこういける。
エリンギがまるでシイタケのように味わいが深くなっている。

少し食べたところでここに引き続きセロリを入れて炒めてみたら、
中華料理みたいでまた美味しい。

どんどん継ぎ足し、継ぎ足しで、セロリ一本使いきってしまった。

この継ぎ足し料理は夜の最後のおつまみとして活躍した。

写真の後方に写っている鏡餅みたいなものは、
汁もの用にスーパーで買ったプラスチックのお椀が
風で飛んでしまうので、重しに玉葱やカボスを乗せているもので、
何かのおまじないではありません。

焼酎を一本飲みきらないくらいだったけど
10時前くらいに寝た。


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