へんてこえ日記〜酒と旅と自然とその他もろもろ ブログ

三宅島キャンプ2015SW_1日目_釣果は小物たくさん。キャンプ場住人達との交流。

2_001大久保浜キャンプ場に到着。
バス停からちょっと遠いけど頑張って歩いてきた。

キャンプ場は
海の目の前でなかなか良いロケーションだ。
2_002キャンプ場にはすでに数組、先約がいた。

なんとなく各自良さげなところに設営。
朝ご飯は各自持ってきたものを適当に食べる。
2_003ご飯を食べたら早速釣りに出かけた。

キャンプ場から歩いて行ける大久保港へ。
そこの端っこ辺りで釣ってみる。
2_004何故だか私が一番ばんばん釣れる。
前回の大島の運の無さがここで回復してきたのか?
というかんじに、次々と釣れる。
10匹以上釣れたかも。

ただしあまり大きくはなくて小物。
カゴカキダイがたくさん釣れた。
しかし数は多いけど、大きさ的には大島で釣ったのよりも小さな印象だ。
2_005この日ボウズのまま飽きてしまったS尾さんは、
海に飛び込んで、向こうの堤防まで泳いで行った。
暑いので気持ちよさそうではあるけど
ちょっと怖くて勇気が出なかった。

この後、相方も続いて飛び込んだが
お腹からばしゃーんと水に当っ痛そうだった。

向こうの堤防では潜っている人たちがいて、
S尾さんは何やら話し込んで仲良くなったようで、
後で大きな魚を3匹もらってきた。

今回、このS尾さんの交渉力がいろんなところで
役に立つのであった。

12時の鐘が鳴ったところで今日の釣りは終了した。

針が切れて1本針になってしまったけど、
最後にメジナを釣ることができた。
小さいけど。。
2_006大漁。
でも小さくて、捌くのがものすごーく大変だった。
その割に数が多いので、もう途中で嫌になってしまい、
「もう内臓だけ取って塩焼き!」
という気分に。

明日から小さい魚はリリースしよう、
と心に決めた。
2_007キャンプ場に戻って、火を起こして、
釣った魚でお昼ご飯の用意。

焼き物をしていると、
屋根付きのテーブルに場所を取っていた女の人が
歩いてきて話しかけてきた。
髪形が独特で何と形容していいのか難しいけど
パーマヘアが上にも下にも伸びているかんじ。
そして迷彩柄のワンピースを着ているのだが
顔のかんじとか声のかんじからすると50歳くらい?
というかんじだけどよくわからない。

その人のルックスの衝撃で
何と言われたのか忘れてしまったのだけれども、
確か我らが焼いていたモノに対するコメントだったと思うのだが。
でもなぜか一同、上手く返答することができず、
適当に愛想笑いで返したのみだったのだけれども。
後になってみれば、ちゃんと話をして仲良くなって色々聞いておくべきだった
というのが心残りになるのである。

その女の人が去って行ったあと、
各自が何か言いたげな雰囲気でしばし静まっていた中、
相方が言った一言。

「すごい髪形だな。ジョン・ランボーか。」

それがまさにその人を言い当てている!
という絶妙な例えで、
その後のキャンプ中、その女の人、通称「ランボー」は
我らグループの一番の話題の中心となったのでした。
2_008小さ目の魚はアラ汁に。
しかし魚の量が多すぎて汁が少ないので
後でダッチオーブンに移し替えた。

S尾さんはビールやらエアーマットやらを持ってきてなお、
ダッチオーブンまでも持って来ているのである。脱帽。
2_009小さいベラとアジは我らが釣ったもの。
そして大きい3匹はもらったお魚。

もらった魚はブダイとタカノハダイ。
二つとも鱗が硬くて、捌いていたSカさんは
ものすごく苦労していた様子。

魚を捌くのにけっこう時間がかかったので
2時半くらいにようやくお昼ご飯となった。

メジナなど身がそこそこ取れそうな魚は
刺し身に捌いて、べっこう丼にした。

食後、再び先ほどの堤防に泳ぎに行った。
潜ってみたけど、魚はそんなに多くはない。
よくさっき釣れたな、という程度にしかいない。

さっきもらったタカノハダイは、泳いでいるのを見かけた。
2_010夕暮れ。
空が綺麗。

お店は坂を上った徒歩10分くらいのところにあるのだけど
炭を売っていないらしい。

魚をさばいている間に他の人たちが
もっと遠くの炭を売っている店まで買いに行ったが
歩いて片道30分くらいかかったのが大変だったようで、
帰りは交渉の末、お店の車で送ってきてもらっていた。

その他、キャンプ場の奥の方に一人でバイクに乗って来ていた、三宅に先輩のいる魚突きに来ていた好青年には薪をもらったし、
今回のキャンプはかなりいろんな人に助けられたのであった。
2_011三宅島の海岸は
横にぱーっと広いところが多い。
なんだか海が大きいなあ、という印象。

夜は星がたくさん出ていたので
海岸に寝そべって空を見ると
すごくきれいだった。
2_012ペットボトル利用のキャンドルを
テーブルに並べて素敵な夕食を演出。
2_014夜はなんだかカレーが食べたい!
と言う声が多かったのを反映して、カレーにした。
これがけっこう正解で、
この後何度も残りを使いまわして
有効利用することができたのでした。
カレーって便利だなあ、と改めて思った。

カレーの具は、玉葱とアメリカ産豚肉のみ。
でも美味い。
2_019三宅島にはその辺に明日葉がたくさん生えていたので、
摘んできたものを炒めて食べた。
「明日葉かもしれない炒め」
本当に明日葉か?とみんな疑問を持つのだけど
でも明日葉だと思うんだけどなあ。
ちょっと育ち過ぎてるのかもしれない。
今度はもう少し新芽に近いのを捕ってくることにしよう。

ところでN雲さんはなんとワインを宅急便で注文しておいてくれていた。
全員遊びに行ってしまっている間に
「不在票」と書かれた手書きの紙が
キャンプ場に貼られていた。

改めて配達してもらってワイン10本が手に入った。
重いからワインはなるべく早めから空けていくことにしよう、
なんて言っていたけど、
今日のうちに7本が空いてしまった。。

そんなワインで酔っぱらいながら盛り上がっていたのが
話の流れで、会社にいる格好良くて欠点が何も無いのに
唯一いつも鼻毛が出ているという人の話になり。
そこから
「ワキガと、鼻毛と、ハゲだったら、鼻毛だよねえ!」
ということを大声で言っていたら、
隣のテントに男7人で来ている集団が
「鼻毛だよね」に同意してきたので、
そこで交流が生まれた。

レンタカーを2台借りているこの集団と仲良くなったことが、
車の無い我らにかなり役に立つことになるのであった。


URL :
TRACKBACK URL :

Leave a reply

*
*
* (公開されません)

Return Top