へんてこえ日記〜酒と旅と自然とその他もろもろ ブログ

大島2016年7月_五目釣りの極み

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5時半に起きた相方に起こされる。
2時間ちょっとくらいしか寝てないんだけど・・。

晴れて暑いという予報だったのに、空は霧に包まれている。
そして寒い。
102_0600昨夜釣った魚は開いて干しておく。
サバ、ブダイ、アジ。
でも日光が出ていないのでちゃんと乾くのかどうか不安。
103昨日、元町からキャンプ場に向かう途中の道で売っていた野菜。
無人販売だけど、たまたま人がいて話した。
きゅうりはイボイボのある甘い品種とのことだったけど、
確かに甘い。そしてみずみずしくておいしい。
目立たないかんじで売ってるので、
「よく寄ってくれましたねー」と、私が地元の人じゃなくて観光客だと聞いて驚いていた。
104朝ごはんは、棒ラーメンをニンニク&島唐辛子&ソーセージで炒めた、
焼きそばというかパスタというか。
付属の粉で味付けしたら濃すぎたけど、美味しい!

朝食を食べたら今日も釣りに出かける。9時前くらいから。
波浮港にはすでにけっこう釣り人がいた。

手前の方で釣っていたけど、なかなか釣れない。

相方はカサゴとか釣っていた。
106相方は、ウツボを釣り上げる方法を学んだそうだ。
根にもぐられる前に即引き上げるのがコツだそう。

このウツボは小さいウツボだったので
食べるのにトライしてみてもいいかな、と思いつつ、
他の魚も大漁だし、またいつか・・・。
105_1015ウツボはぐるんぐるん動いて自分で巻きついてしまう。

しばらくすると堤防の先頭の方で釣っていたおじさんたちが
どんどん引き上げていって場所が空いたので、
そっちで釣ってみることにした。

底に一本しかけて釣る。

すぐにぐん、とアタリが来た!
わー、大きいかも。と引き上げていると、
途中で糸を切られてしまったー。残念。

そんなかんじで、大きいアタリがきたのに糸を切られてしまう、
ということが何度もあったのだー!
一体何に噛み切られているんだろう。

一度、水面まで大きいサンノジがあがってきたのだけれども、
そこから上に引き上げようとしたところでこれまた切られてしまった。
むむむ。

そんなかんじで、この日の私は未遂のみで終わってしまった。

堤防の脇で釣っていた相方が「見て!」と呼ぶので行ってみたら、
大きくてヒラヒラした見たことないような
「なんじゃこりゃ???」という形の魚が釣れていた。
107_1130アゲハ蝶のようなヒレ。
体調で30センチくらいあるので大きい。

持っていた釣魚図鑑で調べてみたところ、
マンジュウダイ科のツバメウオというらしい。
確かに、体はおまんじゅうのように丸い。

図鑑の「食味」の評価は「?」となっていて、
食べられないのだろうか?不味いのかな?
と思って、リリースしてしまったのだが。

家に帰ってから「釣魚料理図鑑」という
マニアックな釣魚の料理法が書かれている本を見たところ、
なんとツバメウオが掲載されていて、
しかも「旨さにびっくり仰天」と書かれていた。
なんだとー!

カゴカキダイも熱帯魚的な見た目の割に美味しいので
これも美味しい可能性があるかも、とはちらりと思ったが。
今度、万が一釣れたら食べてみよう。

「五目釣り」目的としては、この魚の成果は目的を果たしているでしょう。

いやー。海には色んな知らない魚がまだまだたくさんいるもんだな。

私は釣れないので早々に飽きてきて
そしてお腹も空いてきたんだけど、
13時半くらいまでやってアタリもなくなってきたので、撤収。

キャンプ場に戻って片付けて、
浜の湯でお風呂に入って、岡田港に向かった。
ジェット船が予定より少し遅れているらしいので
港でしばし待つ。

お昼ご飯が食べられず、お菓子で空腹を満たしていたのだけど、
岡田港で1個だけ売っていた「島島弁当」(べっこう寿司)を半分こして食べた。

ところで、波浮港はずっと曇っていて寒くて、
上着を着ていたほどだったので、
今回は海で泳ぐ気にならず泳がなかったのだが。
港にいる他の人たちは、なんだか日焼けをしている様子の人が多いのだ。
お土産屋に売ってるようなモリを持っていたりして海に入った雰囲気もある。
もしかしたら、島の反対側の元町とかのあたりは晴れていたのかもしれない。

波に関しては、波浮港はあまり波もなかったけど
元町に来てみたらザブンザブンと波立っていたし。
島の場所によって天気もけっこう違うこともあるのかもしれない。

船は20分遅れで出発したけど、早く走ったのか、
ほぼ元の予定通りの時間に到着した。

島に行くなら大型船の甲板で!
と長年言い続けてきたけど、
行き帰りをジェット船にしてみると、なんだか体が楽かも。
ということでジェットもいいなあ、と思い始めている。。
20160703
ツバメウオのレシピまで載っているマニアックな料理本。

文庫版サイズなのに釣れる魚はほぼ全部載っている
釣り場に必携のお役立ち図鑑。


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