へんてこえ日記〜酒と旅と自然とその他もろもろ ブログ

式根島2016年10月_2日目_サバ大漁と疑惑のアジ

20161009
朝5時頃起床。
2_01_0605昨夜釣った魚をまずはさばく。

美味しいと言われる、シマアジとメイチダイは塩焼きに、
その他はアラ汁にしようと思う。
2_02魚のアラをキノコと一緒に煮込む。

シマアジ、メイチダイ、あと謎の魚も試しに焼いてみる。

結果。
シマアジは、意外にもあまり味がしなかった。。。小さいから?何でだろ。
謎の魚も、味がしない系の身だ。

そしてメイチダイ。
これは、小さいながらも身にしっかり味があって、
美味しい魚なのだな、というかんじ。
きっと本当は大きい魚で、それはきっと高いんだろうな。
しかしとても小さかったので一口しか食べられなかった。
2_03天気は不安定。
晴れたり、曇ったり、雨が降ったり、風が吹いたり。

テントがバサバサするのを一生懸命抑える。
2_04キャンプでは定番のS尾さんの卵焼きだが、
これがキャンプだからなのか何なのか、美味しいのだ。
2_05アラ汁は、しょうゆで上品に味付け。
式根島名産の「たたき」団子も入れて、明日葉で彩りを。

しょうゆの味付けにして正解。
魚の出汁が良く出ていて、とても美味しい。
料亭の味だ!というかんじの上品だけど出汁が効いている味。
2_09_1545テントがちょっとだけ増えた。

2_10「おしゃれキャンプ」を目指す我らのテントサイトであるが、
特におしゃれ感は無い・・。

天気も微妙なので、
とりあえず温泉に入りに行く。

温泉でさっぱりして、着替えて、キャンプ場に戻ってくる途中で
雨が降り出してきた。
せっかく乾いた服に着替えたのに、もう濡れてしまったー。
2_06_1110ターフの下で雨宿りしつつ、
ビールのつまみにと、
鳥肉とシャウエッセンをキャベツと一緒にカレーの味付けで焼く。

丸ごと持ってきたキャベツを、
相方はワイルドに手でむしって入れていたので、
キャベツはまるで熊にかじられたような切り口になっていた。
2_07第2弾は、キャベツと、玉ねぎと、豚肉。

味が変わって良い。
玉ねぎがとても甘い。
2_08もう雨もやまなくて風も強いので、飲みながらつまみ全開モード。

引き続き第3弾。
キャベツと、豚肉と、しいたけと、小さくちぎったパスタ。
パスタの存在感がほとんど無いほどの少量だったけど。

使い切れるのか?と心配だった丸ごとキャベツが
これでかなり使いきった。

やや寝不足のせいか、
飲んでる途中の13時半くらいに、椅子に座ったまま寝落ちしてきたので、
私はテントに入ってお昼寝した。

15時半頃に起き出してみると、
他の三人は皆寝てしまっていたので、
ちょっとお散歩に。
2_12_海で泳いでいる人が何人かいたので、
私もちょっと泳ぐことにした。

水はけっこう暖かくて、難なく入れる。
水が透明で綺麗。
そしてクラゲもいないし、快適。

魚はけっこうたくさんいたけど、ベラ中心かな。
2_11_1600目の前の岩場の海は、
軽く温泉がわいているようで、より暖かい。

干潮ぎみだったので浅かったけど、
この海はイソギンチャクとか、ちょっと面白い植物(?)もたくさんあって
観察するのも面白い。

すごーく太いナマコもたくさんいた。

ナマコって中国人が密漁するほど高価だけど、
この、目の前にゴロゴロ転がっている巨大なナマコも
その高価なナマコで、食べると美味しいのだろうか?
いまいちわからないし、採る勇気もないんだけど。。

海からあがっても、まだみんな熟睡中のようだし、寒いので
温泉に入って温まってきた。

温泉から戻ってくると、ようやくみな起き出していて、
釣りに行く準備をしている。

もう夕方だし、近くの式根島港かなー?
と思ったら、野伏港まで歩くのだそうだ。
2_13_180318時くらいから釣り開始。
日が短くなったなあ、と思う。すぐ暗くなってくる。

S尾さんは、島の釣り具屋で、お店の人に、これなら何が釣れる
とか言われるがままに仕掛けを買ったら6000円分も買ってしまったそうだ。

サバを釣るためのルアーを買っていたので、
ルアーでサバ狙いらしい。
うーん、ルアーで釣れるのだろうか。
2_14夜になるとやたらと釣れる定番のハタンポ。

小さいしゃもじみたいで可愛いのだけど
小さすぎて食べるとこもあまりないのでリリース。
サビキでばんばん釣れてしまう。

そしてサバタイムになってくると、
どんな仕掛けでもサバがかかってくる。

ウキフカセはもちろん、エサ付けてないサビキにも。

サバがかかると、タモじゃないと上げられない場合があるけど、
タモの柄の部分はターフを抑えるのに使っていたので、
キャンプ場に忘れてきてしまった!

しかし大物が釣れた時のために、Sカさんが戻って取りに行ってくれた。
ついでに忘れてきた電気ウキも持ってきてもらう。

しかし他にエギも忘れてきたということには後で気がついたので、
今回イカ釣りはできないのでした。。

そしてついに、S尾さんのルアーにもサバがかかった!
おおー。ルアーで釣れるんだあ。
ということを知ると、エサ必要ないからルアーやるのもいいなあ、
とちょっと思うのであった。

私のサビキにもサバが2匹かかってきた。
2匹だと重い・・・でもなんとか上がった。

サバはバタバタと暴れて、針を外すのが大変。
特にサビキにかかってしまうと針がたくさんあって、からまりまくる。

サバから針を外そうとしていたら、サビキ針の一つが指に刺さってしまった。
しかもその針から伸びる糸はサバの尻尾に巻きついていて、
サバがバタバタと尻尾を振る度に、指に刺さった針が食い込む。
「痛いー!!!」
もうどうにも対処のしようがない。

相方が助けに来てくれたが、
刺さった針を無理やり抜こうとするので、
「やめてー!サバを抑えてー!!」と、サバの動きを止めてもらって、
なんとか針を指から外すことができた。

あー。大変だった。。。
サバ釣れちゃうのがトラウマになりそう。

サバが釣れだしたらサビキはしない方がいいな。

Sカさんもみごとにサバを釣り上げ、
けっこうサバが大量。

島で釣るゴマサバは美味しくなくて
せいぜい一匹くらいしか食べられないんじゃないかな・・・
と内心思いつつ、
釣ったのをどんどん締めていくので、
結局7匹ほど持ち帰ることになった。
こんなに食べられるかしら?とちょっと心配。

昼間のモリ突きで成果のなかったN田くんは今夜は釣りに来ていた。
「アジが何匹も釣れてます」
と言う。

えー。アジいいなあ。
アジフライをするためにフライセットを持ってきたので、
アジを釣りたいのだ!
でもサバばっかり釣れてしまうのだが。
N田くんが釣れてるってことは、アジも釣れるはずだ。
と、サビキで待ってみるが、やっぱり釣れるのはサバなんだけどなあ。

じゃあ、サバとアジを物々交換しよう、ということにして、
N田くんがビニール袋にたくさん入れた
「アジ」を持ってきて、自慢げに見せた。
2_14これは・・・!

「N田くん、これはハタンポだよ。」
「え?アジじゃないんですか?」
「(笑)なんでこれがアジ・・?!」
「いやー。何ならシマアジかと思ったんですけど。。
シマアジは平べったいっていうから」

何ならシマアジって!!(笑)
面白すぎるよ。N田くん。
アジと大きさも形も随分違うと思うんだけど、
何をもってアジと思ったのか。

「これじゃあ交渉成立しないなあー」

ということで、アジとの交換は実現しないのでありました。

でもN田くんのおかずは、基本自分で採った魚なので、
このハタンポも丁寧に全部さばいて、
ごはんに入れて炊いて食べたら美味しかったそうだ。

後から調べると、ハタンポはけっこう美味しいらしい。
小さいからちまちまして大変だけど。

サバが釣れ過ぎたので、一匹あげたら、
塩焼きにして食べたそうな。
2_15けっこうリリースもしたけど7匹持ち帰り。
果たして味はどうなのか、全部食べられるのか、
今までの経験からちょっと心配。

22時くらいで、お腹が空いてきて仕方が無いし、
釣れなくなってきたので、退散する。

キャンプ場に戻ると、
静かながらも今夜はまだけっこう起きているグループが多かった。

とりあえず釣ってきたサバを、フライ用にとりあえず4匹さばく。
さばいた感じからすると美味しそうな予感がするが?
2_16_2300すぐできるものとして、ラムを焼いて食べる。

2_17_2335そして、サバをフライに!
揚げて、食べて、忙しい。

味は・・・?!
うん、美味しい!

Sカさんがタルタルソースまで作ってくれたのだが、
タルタルソースが合う!

半分は竜田揚げにしたのだけど、
これもなかなかいける!

食べきれるかなあ?と心配していたけど、
この美味しさならOKだ。
今度からサバはフライにすべきかも。

自称「アジごはん」の夕食を食べ終わってきたN田くんが挨拶にやってきたので、
サバフライをわけてあげる。

そして、昨日の残りのウツボも唐揚げにして食べてみた。
これまた、とろけるかんじで美味しい!
というか、あまり揚げ過ぎると油に溶けてしまいそうだ。
ウツボは何しても美味しいのかもしれない。

満足な夕食であった。

片付けたら、S尾さん夫妻は寝たけど、
私と相方は、夜釣りに出かけてみた。

釣り始めたのは1時くらいの式根島港。

ぎっしりと人がひしめいていた野伏港と違って、
他に釣り人が一人もいない。

そして全然釣れない。
びくともしない。

更に、風が吹いて寒い。

そんなかんじで1時間くらいで早々に諦めて、
お風呂に入って温まる。

ここは、釣れなくてもお風呂に入れるかないいよなー。

気持ちよく温まって、3時頃に就寝。


URL :
TRACKBACK URL :

Leave a reply

*
*
* (公開されません)

Return Top