へんてこえ日記〜酒と旅と自然とその他もろもろ ブログ

八丈島キャンプ2017GW_3日目_八丈富士と秘密の宝亭

八丈島キャンプ3日目の朝。良いお天気!

今日から第2陣がやってくるので、
キャンプ場が空いてるうちに場所をもっと拡大して確保しよう。
朝ごはんは、また同じような具材ばっかりですが。
昨日のブーランジェリーのパンの残り半分に
シャウエッセン、卵、キャベツを詰め込んだ、
ここ数日の栄養素の集大成。
キャンプ場まわりにはあまり明日葉が生えていなくて、
明日葉に似てるけど違う葉っぱが多くて紛らわしいのだけれども。
唯一、一部だけ明日葉が生えてる場所を見つけたので、
そこで収穫してきた。
第2陣の二人を乗せた橘丸がやってきた。
8:50の予定が少し遅れているようだ。
ボーって汽笛が鳴ったら、車で港へ迎えに行く。
底土港に橘丸が到着。

これに乗ってきた相方とN雲さんが
今日からキャンプに加わる。

二人を箱バンで港に迎えに行った私は、
なんだか民宿のおばちゃんが送迎に来たみたいなかんじだ。
追加の荷物をヤマトでピックアップして、
大きいテントを3人で設営する。

3人だとやっぱり楽ちんだなあー。
男性が来ると重い荷物を持ってもらえるし。楽だ。
思えば最初に一人で荷物をここまで運ぶのが一番キツかったなあ、、。

N雲家のテントは、昨日一人で立てたS尾家のテントが大きくなっただけで
仕組みが同じなので、スムーズに設営完了。

難関は、今回初参加のK田さんのテントだ。
まだ開封もしていないかんじのピカピカの新品キャンプ道具が詰まった
ピカピカの新品の箱の中から出てきた、スノーピークの広い前室付きテント。
説明書を読みながら、がんばって組み立てる。
でも、ポールの位置とかが色分けされているので意外とわかりやすくもあった。
それにしても出来上がりが大きい。
部屋の中なんて棚が置けそうに広い。
しかしこれ、満杯の時に来たら立てるスペースあったかしら。

何度か配置を置き換えながら検討しつつ、
ベストな配置で設営する。

まあともかく、この空いているチャンスに
いいかんじに場所を確保することができた。

落ち着いたところで、今日は八丈富士に登ることにする。
7合目まで車で登る。
駐車場がある、と書かれていたけど、よくわからず
みんなの路駐に従って、路駐する。
ここから山頂まで50分の道のりだそうです。

道がずっと階段で舗装されているんだけど、
ずーっと急な登りが続くので、けっこうキツい。

以前に一度だけ登ったのはもう20年近く前なので
すっかり記憶が忘れ去られているのだけど
思ったよりもキツい登りだった。。
でもハイペースで登ったので
30分くらいで山頂に到着した。
山頂から海が臨める、すんごい絶景。

登りで疲れたので、お鉢巡りはしないで降りようか?
とか言ってたけど、
とりあえず一番高い頂上ポイントまで行って、
飛行機が降りてくるのを見に行くことにする。

13時に飛行機が飛行場に離陸するはずなので、
それを山頂から見ると面白い、と友達に教えてもらっていたのだけど、
時間的にちょうど良いタイミングだったのだ。
八丈富士の反対側にあるもう一つの山は、三原山。
なぜか大島の三原山と同じ名前。
八丈富士の頂上に到着!
標高854.3mだそうです。
登山口からは300mアップくらい。
この頂上付近は飛行場がしっかり見えるポイント。
しかし13時を過ぎているのに飛行機がやってこない。。
今日は予定が違うのかな?
とか思っていると、13時15分くらいになったら飛行機の音がして、
右側方向から飛行機が飛んできた。
上から見る飛行機の着陸は、なかなか見れないレアな光景で面白い。

結果としてピッタリのタイミングでこれを見ることができて良かった。
ここまで来たんだから、と
お鉢巡りを一周することにする。

山の真ん中を覗きこむと、落ちてしまいそうで怖い。
落ちたら完全に死ぬだろうなー、ってかんじの急斜面だし。
海の中にぽっかりと浮かぶ八丈小島がよく見える。
あそこに渡船で行くと、魚がいっぱい釣れるらしい。
奥の方はガレ場になっていて、ちょっと危険な道。
注意深く進んでいく。

表示では一周50分と書かれていたけど、30分ほどで一周できた。

この稜線をぐるっと周るコースは
ちょっと怖いけど絶景続きで楽しめた。
行っておいて良かった!

真ん中の火口に降りていくこともできるし、
そこもジャングルになっていて面白いのだけれども、
下りたらまた登らなきゃいけないしな、、と思うと
行く気にならなかったので、
これはいつかまたの機会に。
その後、ふれあい牧場へ寄っていく。

お昼ご飯を八丈富士で食べようとしていたけど
食べるタイミングがなかったので、牧場で食べることにしたのだ。
絶景と牛さんたち。
のどかだねー。
牧場の先端にある展望台のテーブルでお昼ごはん。

八丈ストアで買ったおにぎり弁当。
このお弁当は使い勝手が良い。
実は初日に一人でここに来た時もこのお弁当を食べているのだった。

お弁当を食べていると、ちょうど飛行機が滑走路を動き始めた。
なんと、奇跡的に離陸の時間だったようだ。
展望台から飛行機が離陸していくところを眺めた。
着陸も離陸もベスポジで見ることができてとてもラッキー。

風が強いので、あまりゆっくりするかんじでもなく、
食べ終わったら早々に撤収した。
こじんまりとアイスクリームが売っていたり休憩場所がある牧舎に、
何枚か八丈島の牛に関する写真が貼られていた。

その中の一つ、この吊り下げられている牛の写真に
目が釘付けに。

船に牛を乗せるためにクレーンで吊り下げているところらしいのだけど、
牛は恐怖のために放尿してしまったりして、
この作業は大変だったとのことだ。

牧場の後は、八丈富士登山でかいた汗を流しに、温泉へ行く。
今回一押しの洞輪沢温泉へ案内する。
建物にはやはり「えっ?!」とひるんだようだけど、
温泉はやっぱり気に入っていたようだ。

洞輪沢漁港で釣りをしていた地元のおばさんは、
ムロアジを釣っていたようだ。

その帰りに裏見ヶ滝温泉を見るだけ見に行ったけど
洞輪沢温泉が好評すぎて、この後結局、
裏見ヶ滝温泉には誰も入りに行かなかったのだった。

そしてついでに裏見ヶ滝も見学に行った。
八丈富士登山の後遺症で、ちょっとした登り道でも足の筋肉が痛い。
裏見ヶ滝の見学コースはそんなハードなコースでもないのだけど
ハードに感じつつ、一応見学して回る。

滝の裏側を見れるこの滝だけど、落ちてくる水量が少なくて、
何だかよくわからず、あれれ?というかんじ。
前に見た時は「おー!すげー!」と思ったような気がするので、
今日の水量が少なかったのでしょうか。残念。

帰りに八重根港の堤防を見学しに寄ってみる。
こっちは釣れるというふれこみのせいか、
堤防にびっしりと観光客的釣り人が竿を出している。
すごい人数が釣りしてるけど、
でも誰も釣れている雰囲気は無い。

堤防の先端には本気釣り師のおじさんたちが
ハイスペックな太い竹竿を出していた。

どっちにしろ、あんまり釣れている様子は無い。

潮も小潮だし、そもそも最近あまり釣果が芳しくないらしいので
今回の釣り状況は厳しいのかもしれないなあ。
ふれあい牧場で、相方はアイスクリームとプリンを買っていたのだが、
ここでしか買えないと思って買ったプリンは400円だった。

しかしその後に寄ったお店で同じプリンが売られていたのだけど、
なんとそこでの値段は350円なのだった!

さて、今夜の夕食をどうするか、だが。
明日から連休が開始になるし、第3陣もやってきて人数が増えるので
お店の予約がとりずらくなるので、
外食できる可能性が低くなくなるかもしれない。
平日に3人だけしかいないという今のこのチャンスに
外食するというのも良いのではないか?

ということで意見がまとまり、
秘密の外食をすることで合意した。

この秘密の外食は、キャンプ中には完全に黙秘していたので
第3陣の人たちには知られないままだったのだけど。
でもこのブログに書いたらバレちゃうので、
まあ、これを読まれてしまうまでの秘密なのでした。

まず予約の電話を入れてみたのが、
気になっているけどいつも予約でいっぱいの「梁山泊」。
平日の今日ならいけるかも、、と思ったけど、
やっぱり今回もすでに予約がいっぱいだった。

次に、前回行った「魚八亭」に電話をしてみたところ、通じない。
よく見たら火曜定休だった!(今日は火曜日)。

そして活魚料理と書かれている「宝亭」に電話をしてみたら
空いているということなので、予約することにした。

「お料理の予約はどうします?」と聞かれたのだけど、
店名見ただけで予約しているので
メニューの内容も全くわからないため、
「お店で決めます」と言ったら、
「今日は混んでるから、あらかじめ予約しておかないと時間かかるよ。
寿司とか刺身とか。」
と言われたので、そのまま
「じゃあ、寿司と、刺身」と、料理を注文した。

宝亭に行ってみると、「八丈島フィッシングクラブ」が併設されていた。
そこには釣り具も売っていたので、
明日朝の釣りのためのエサを買っていった。
刺身盛り3人前。

この赤い魚は、アカサバ(ハチビキ)だそうだ。
サバという名前だけど、サバではない。
けっこう美味しい。

他の魚は、メダイ、トビウオ、カツオ。

おそらくその日の漁の状況で魚が決まってるのかもしれず、
この後出てくる魚は、基本全てこの組み合わせであった。

刺身は切り身が大きくて食べごたえあり。

ビールはキャンプ場で1本飲んできたので、
最初から焼酎をボトルで入れて水割りで乾杯する。

登山と温泉で喉が渇ききっていたせいで、
乾杯の直後、3人とも焼酎を水のようにゴクゴクと飲んでしまった。
ちょっと食べてしまってから写真を撮ってますが、、

島寿司。

魚はやはりメダイ、トビウオ、カツオ。

八丈島の島寿司は、ワサビではなくてカラシを使うのだけど
このカラシが効いていて、とても辛いー。

ご飯も刺身も大きくて、一口で食べられないほどのボリューム。
地魚フライ。

明日葉天ぷら。

お店の天ぷらはサクサクだが、
どうして自分で揚げるとサクサクにならないのかなあ。
明日葉マヨネーズ。

これは今後の料理の参考にしようと、注文してみた。

明日葉に、少しツナを加えてマヨネーズであえている。
これはすぐに真似できそうなので、さっそくキャンプ料理にしてみよう。

それにしても明日葉一本くらいのちょこんとした少ない量で
500円というのはちょっと高いな。

まあレシピ代と考えることにしよう。
島らっきょう。

なんでも「島」と付くと、つい注文してしまうマジック。

刺身と寿司が大きかったので、結構満足。
島焼酎一本を飲んで、一人5000円のお会計でした。
キャンプ場に戻って、
火を焚いて少しだけ飲む。

日が暮れるとホントにとても寒いので、
お湯をわかして、焼酎をお湯割りにして飲んだ。
名物「くさやチーズ」を買ってみたのでつまみに。

あまりチーズの味を感じず、クサヤの方が勝っているかんじか。
そして食感はなぜかコンビーフに似ている。

明日の朝は4時に起きて釣りに行くつもりなので、
軽く飲んで、早めに寝た。

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