神社に神様がいるか、いなくなっているかを見分ける方法は、神社の上をカラスが飛び回っているかどうかでわかるのだそうだ。何で読んだか忘れたけど、何かで読んだ。
神社の上をカラスが飛び回っている場合は、もう神様はそこにはいなくなっているらしいので、神社の建物があるだけになっているのだそうだ。
カラスが飛んでいるどころか、びっしり居ついている神社というのも見かけるので、本当かいな、と半信半疑だったのですが。
いつもの通り池上本門寺に向かって散歩していると、隣接したお墓にカラスがたくさん飛んでいたのでした。
カラスがいるところには神様がいない・・という説を思い出して、お墓のカラスたちを見ていたのですが。
ところが、池上本門寺の本堂のエリアに足を踏み入れた途端、
そこにはカラスが一匹もいなくなっていたのであった。
本堂とお墓のエリアは線だけで区切られていて仕切りがあるわけでもないのであるが、きっちりとその線からお墓側にはカラスがいて、本堂側にはカラスが全くいないのだ。不思議なほどに、いない。
何かカラスには、近寄れないような結界が見えているのだろうか。
一方、本堂側にはハトがのんきなかんじでたくさん飛び回ったり歩き回ったりしている。
しかしどうしてカラスはダメなんでしょうか。人の物を盗んだり、人にやられた恨みを忘れずに復讐したりするところが邪悪だからでしょうか。
それならば人間の方がもっと邪悪だと思うのだけど。
人間でも邪悪な人は神様のいる神社には入れなかったりするのかなあ。
と、こんなにくっきりとした現象を見ると、神様っているのかもなあと思うのですが。
しかしそもそも池上本門寺は神社ではなくてお寺なのだけど、まあ神様とか仏様とかそんなかんじの何かっていうことで。
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