パンク騒動

へんてこえ日記

20160424キャンプ場からの帰り道でまさかのパンク。
しかもタイヤ交換までの道のりは一筋縄ではいかなかったのでした。

午前8時過ぎと早々にキャンプ場を出ていった。
到着予定は11時半くらいだ。
午後にはプールに行こう、とか言っていたのであるが。

カーナビの地図で見てみると、
高速に乗るよりも国道4号線でずーっと行く方が距離が短いし
あまり時間も変わらないことに気が付いた。
なので一般道で家まで行ってみることにする。

この国道4号線がまるで高速道路のようにほぼ信号もなく
まっすぐ行ける道路なので、快適。
途中で侵入してくる道路も少ないし。
ほぼ高速道路と言っても良いような道路。
道の途中途中にはサービスエリアのように道の駅があるし。
これなら高速に乗る必要が無いかもしれない。

そんな快適ドライブの途中。
埼玉県に入ってきて、だんだん信号の感覚も狭くなってきて
普通の道路っぽくなってきた頃。

いきなりガタンガタンと音がしてきた。
道路の溝がガタガタしてるのかな?と思ったけど
見た目的にそんなにガタガタしてるようにも見えないけど。
でもだんだんそのガタガタが大きくなってきた。

「あれ?パンクしてるのか?」
と、横道に入って確認してみた。

すると左後輪のタイヤが爆発したように破けていて、ぺっしゃんこだ。
何か踏んだとかいうよりも、古くなって避けたのかもしれない。
そもそもけっこう古くなっているので、そろそろタイヤを変えなければ
とは言っていたのであった。

後ろに積んであったキャンプ道具やゴルフバックなどを道に出して
その下にあるジャッキアップセットを取り出して、
説明書を見ながら組み立てたりしてみる。

伸びる棒がなかなか出てこなくて苦戦したり、
ジャッキの使い方がよくわからなかったり、
そもそもどこにジャッキをセットするのか、説明書の絵から読み解くのがわからず、
車の下に潜り込んで位置を確認して、
ようやくジャッキをセットして、車体を持ち上げることができた。

そしてスペアも苦戦しつつもなんとか取り外した。

ここまでできたらもう、なんだか交換できる気がする!
もう覚えた!

と、パンクしたタイヤを取り外そうとしたが、
ネジがどーしても回らない。
相方が思い切り回してもビクともしない。
私が上から乗っかって体重をかけても、ビクともしない。

うーむ、ここまできて壁にぶつかるとは。。

どうしようも無いので、
ガソリンスタンドまで歩いていって助けを求めることにする。

手前にスタンドがあった、と言われたので歩いて行ってみたけど
歩いてみるとけっこう距離があって、なかなかスタンドなんて出てこない。
10分くらい歩いた頃に、ようやくスタンドを発見。
でもセルフのスタンドだけど大丈夫かな・・。

一応、そこにいたお兄さんに聞いてみた。
「タイヤがパンクしたんですけど、どーしてもネジが外せなくて・・。」

すると、本当は出張やってないのでここを離れるのはダメなのだけど、
上司らしき人に相談したらまあ行ってあげて、ということにしてくれて、
車に乗せてもらって一緒に現場まで行った。
「持ってきてもらえれば無料でできるんですけど
一応出張費はいただく形になりますが」と言われたけど
いや全然そのつもりなのでOKです。

そしてスタンドのお兄さんは持ってきた十字のレンチで力任せに回してみてくれたけど
やっぱりビクともしない。。
いくらやっても全く動かない。

「うーん、外れないですね。。
スタンドまで来れればいいんですけど、ホイールがダメになっちゃうと思うので。
一番確実なのは高いけど、JAFですかね。」

というアドバイスのもと、JAFを呼ぶことにした。

そして「何もお力になれなかったのでお代はいいです」とのこと。
わざわざ来てもらったのに申し訳なかったです。
こんどそこを通ったらガソリン入れます。

そしてJAFに電話してみたところ、
30分ほどで来てくれるというので、しばらくその場で待つ。

それにしても、晴れている時で良かった。
雨だったらいろいろ大変で気持ちも萎えていたかもしれないけど
お天気で気持ちの良い気候なので外にいても苦ではない。

そして高速に乗っている時でなくて良かった。
何気なく選択した一般道は正解であった。
しかもその道も、ちょうど横道にすぐに入れるところで良かった。

更に、行きではなくて帰りだったのも良かったし、
早く出てきたので時間もたくさん余裕があったのも良かった。

パンクはアクシデントだったけど、
不幸中の幸いなことはいくつもあったので、
結果としてツイていたのかもしれない。

しばらくするとJAFの人がやってきた。
あらかじめ、どーやってもタイヤのネジは外れないことは伝え済み。

JAFの人は、うちらが設置したジャッキアップを見ると
「これ取ってしまってもいいですかね」
といって、取り外して、改めてプロ用のジャッキで車を持ち上げた。

「これだと持ち上がりはするんですけど、
パジェロくらい大きい車だと安定しないので、
タイヤ外した途端に傾いて落ちたりして危ないんですよね」
と言っていた。
確かにすでに少し傾いていたのであった。
まあ、ペットボトルくらいの太さのモノで大きい車を持ち上げるのは難があるよな。

そしてJAFの人が持ってきたレンチで思い切り回してみる。
でも機械でやるわけではないので、やっぱりビクともしない・・。

「相当強く閉めてあるか、、
ネジのところが壊れてくっついてしまってるかもしれないので
無理やり回すと、ホイールが壊れる可能性もありますね。」

と言って、鉄の土管のようなものを持ってきた。

「こんなのトラックでしか使ったことないんですけど・・」
と言いながら、土管みたいなものにレンチの柄を入れて長さを延長して、
それで回そうとした。

「もしかするとホイールが壊れちゃうかもしれないですけど、、、」
と確認を取られたけど、
もはや何とかするしか方法は無いので、お願いした。

延長したレンチに体重をかけて、えい、と回すと、
なんとようやくネジが回った!
やったー。

あんなにどーしても回らなかったものが回るとは。
「神様みたいだ」と言いながら、作業を見つめていた。

後はスムーズにスぺヤタイヤを交換してくれて、
適度な締め具合で絞めてもらって無事に終了。

「やっぱりJAFに入るべきだな」と言っていると
「えー!入っていないんですか?!。
こんな大きい車だったら入っておいた方がいいですよ。
小さい車だったらいいですけど、
ジャッキアップも専用ので持ち上げないと安定しなくて危ないし。」

と言われ、代金を払うその場で即入会してしまった。

これはもう、タイヤを買い替えなさい、そしてJAFに入りなさい
という神様からの警告だったのだなとしか思えない。

色々勉強になりました。

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「酒を飲んだら飲まれろ!」 をモットーに人生過ごしてきました。 でももうそろそろちゃんとしようかなー、 と毎年思ってます。

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