実家で餃子を上手に焼くことはついに叶わなかったのだが。
私は、どーしても天ぷらを揚げると
いつもべちゃべちゃに柔らかく、水ぽいというか油っぽくなって、
どうやってもサクサクに揚げることができないでいるのだが。
母親は天ぷらに関しては、ちゃんと上手に揚げているのだった。
母親にサクサクに揚げる秘訣を聞いてみると、
「天ぷら粉を使う」
という、当たり前の答えが返ってきた。
そんなの当たり前だろ。
と思いつつ、そういえば私は
一度も天ぷら粉を使って天ぷらを揚げたことが無いのであった。
えー。ポイントはそんな基本的なところなの?
でも粉なんてそんなに違いは無いんじゃないのかなあ。
しかしまあともかくその後、
だまされたと思って天ぷら粉を買って、
天ぷら粉を使って天ぷらを揚げてみたのでした。
その結果は。
・・・全然違う!
もう、油に入れた瞬間から、
サクサクに揚がりそうな感触がある。
そして揚げあがった天ぷらは、いつものように
ふにゃーっとしておらず、ちゃんと固まっている。
食べてみると、ザクっと、天ぷらの食感がある!
粉一つでこんなに違うものなのか。
早いとこ使っておくんだった。
餅は餅屋だな。
というか、天ぷらには天ぷら粉だ。
当たり前のことって、意外と正しいのかもしれないなあ。
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