エスカレーターの右側は歩いて昇るもの(関西では左らしい)だ、というのが不文律として定着しているけど、最近の世の中的にはそれはもうやめようという意見もあるらしい。
せっかちぎみの私としては、じっと立って待つという行為が微妙に苦痛なので歩いて登りたい方なので、右側は歩いて昇るもの説には賛成だったのですが。
最近、やっぱり右も左も立ってるだけでいいんじゃない?と少し思うようになってきた。
その理由は、最近、仕事で地下鉄大江戸線の六本木駅を利用することが多くなったからだ。
大江戸線六本木駅といえば、ものすごーく深いところに駅があることで有名。地下5階くらいもぐったところにある。そこをエスカレーターで上がっていくのだけど、長ーいエスカレーターを何個も乗り継いで乗り継いで、ようやく地上に出ることができるのだ。
ホームで電車を降りてエスカレーターに向かうと、いつものクセでつい右側に並んでしまうので、当然歩いて登っていくハメになるのだが、これが途中で右側に行ってしまったことを後悔するほどに長い!のだ。
普通のエスカレーターなら終わる長さくらいまで登ってもまだ半分くらい。そろそろ一旦昇るのを休みたいなーと思っても左側にはぎっちりと人が並んでいるので不可能。そして後ろからはガンガン昇ってくる人がいるのでペースを落としてゆっくり昇るのも難しい。
この状況では、下手にエスカレーターの右側を昇るより、階段の方が自分のペースで昇ることができるので楽が気がする。
こんなトレーニングのようなエスカレーターを日々体験することによって、だんだんと「エスカレーターの右側も立ってるだけでいい」派に傾いてきている。
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