新元号発表の瞬間は、テレビで見た。
また高輪ゲートウェイ的なダサい名前になるんじゃなかろうか、なんて嫌な予感もしつつドキドキして見守っていたのだが。
「令和」
なんと。意外にセンスがある名前ではないか。
「れいわ」という響きも新しい感じだし。
字面的にも先端が尖がっていて矢印的な「始まり感」がある。
万葉集から取ったというその意味も、清々しい雰囲気だし。
慣れ親しんだことが終わった後に起こる大抵の新しいことに対しては、違和感を持つものなので、今回も「うーむ。なんかしっくりこない」とか感じるだろうと予想していたのだけど。
まさかの予想と異なる好印象を持った。
元号の省略に使われるアルファベットは「R」になるということだ。
実は事前に個人的に元号予想をしていた中「うちの犬「りつりん」の頭文字のRとかになったりして。でもRはないかー。」と思っていたので、Rになったというのは少しびっくり。
しかし、そういえばうちの母の名前は「令子」なのであった。
昔は「麗子の字なら素敵だけど、何で命令の令なんだかねー」なんて言ってたものだけど。
ここにきていきなりの逆転だ。
今年は「令子」とか、令の字を使った名前が絶対に流行るであろう。
「令」は、命令の令だとしか知らなかったけど、「良い」「立派」などという意味もあることをここにきて初めて知った。そういえば「令嬢」とか言うもんね。
ということで母に「令和だねー」とメールしたら
「今、友達と旅行中。今年は私の年だと大威張りしております。」
とメールが来た。
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