近所に、家の軒崎を改造して趣味でやってるような(?)焼き鳥屋がある。
よく通る道沿いにあるので、炭火焼の匂いにつられて、ついつい買ってしまいたくなるのだが。
越してきた当初なのでもう数年前になるけど、匂いにつられて買って食べてみたところ、
あんまり美味しくなかったのだった。
記憶が薄れていて、どう美味しくなかったのか忘れたのだけど、
焼きすぎて硬かったとか、肉の味がイマイチだったとかだったのだと思うけど。
ともかく「あまり美味しくなかったな」という記憶だけがある。
しかし近くを通りかかった時はついついその匂いに惑わされて、何度も買ってしまいそうになったのだけど
「いやいやいやいや」と、昔の記憶を呼び戻して、買うのをとどめてきたのでした。
そんなかんじでやり過ごしてきたのだけど、
今日は夕食前にその近くのドラックストアに買い物に行った相方が、その焼き鳥を10本買って帰ってきた。
お腹が空いていたところにその店の前を通りかかってしまったのが敗因だ。
「つい買っちゃった。りつりんにもあげればいいよ。」
夕食前なのになぜか焼き鳥を食べることになったが、まあいい。
どう美味しくなかったのか改めて検証だ。
でも、数年で腕を上げたのか、前よりは「美味しくないなあ」という思いは減った。
減った、というぐらいでやっぱりプロの焼き鳥とは何かが違うかんじなのだけど。
そして、りつりんにもなるべくタレは取って、焼き鳥をあげた。
犬的には人間の食べるものはやっぱり美味しいようで、夢中で食べたので、
2本相当分くらい、りつりんにあげてしまったかもしれない。
「こんなに好きなら、もうすぐりつりんのお誕生日だし、
お誕生日にはあそこの店で焼き鳥を買ってあげよう」
とか言っていたのだが。
よく考えたら、りつりんも別にそこの店の焼き鳥が好きというわけでもないだろうし、
もっといえば焼き鳥でなくても普通にモモ肉でも焼いた方が良いのではなかろうか。
でも意外にりつりんは犬のくせに雰囲気で食べるところがあるので
案外「焼き鳥」ということが重要だったりする可能性もあるけど。
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