船乗りとしてのトイレットペーパー

トイレットペーパーが品薄というのはデマだと断言されているにも関わらず、いまだトイレットペーパーの買い占めは続いている。
ほんと、少し前に買っておいて助かった。

何言っても買い占めちゃう人たちがいる限りいつまでこの状況が続くかわからないので、当分トイレットペパーは節約気味に使っておいた方がいいかもしれない。

こんな時に思い出すのは、船で海を横断する冒険をしていた写真家の石川直樹がどこかのインタビューで話していたこと。
船旅によって、トイレの後できるだけ少ない量のトイレットペーパーで拭く技術が上達したという。「今ではこんなに少ない量の紙で拭けます」と、手で大きさを示して言っていたと思うんだけど。
このインタビューの出典を探し出すことができなかったのでちょっとうる覚えだけど、だいたいそんなことを言っていたと記憶している。

そして他にも、ヨットで海を横断していた間寛平ちゃんも、航海中にテレビで中継された時に同じようなことを言っていたのだった。トイレットペーパーを持ってくるのを忘れたので節約して使っている、と。

「今はヨットで太平洋横断中なのだ」と思って少ないトイレットペーパーで拭く練習をしておくのも、いざという時に向けてよい機会かもしれない。