「多くの人に感染を広めるタイプ」の仮説

へんてこえ日記

コロナに関して、いろいろデマも広まっている中、新型コロナウイルスのクラスター対策班による調査の資料が一番真実をきちんと解析して伝えているように思えるし、わかりやすかった。

COVID-19への対策の概念

で、ここで「最大の謎」として書かれているように、
どうやらコロナウイルスの感染者のほとんどは「誰にも感染させていない」人の様なのだが、それならなぜ流行が起こってしまうのかというと、少数の「多くの人に感染させる人」というのが存在していて、その人がクラスターを起こして感染を広げてしまっていると考えられているらしい。

感染しても「他の誰にも感染させない人」と、「多くの人に感染させる人」の差って一体何なんだろう?
まき散らしている菌の感染力の差が人によって違うということ?
でも菌自体は同じ物だと思うので、そこに差があるというのはなんだか不自然な気がするのだが。

で、このコロナの感染が船外に広まり始めた頃からなんとなく思っていたのだけど、私の仮説では
その差ってもしかして「性格の差」ではないかと思うのだ。
すなわち「よく喋る社交的な人」と「寡黙で内向的な人」の差だ。

これまでのクラスターの事例を見ると、人と濃厚接触する空間にいても、喋ったり叫んだり、はげしい呼吸をしたり、ということをしていない状況では感染が広がっていない様子。
さんざ批判されてるけど一向に自粛要請もされない満員電車やパチンコだけど、不思議と感染が起きていない。満員電車もパチンコも、相当濃厚接触はしてるけど基本、喋らずじっとしているから感染しないということなのかもしれない。

一方、今わかっているところでは「喋ったりカラオケした屋形船」「叫んだり歌ったりしたライブハウス」「呼吸が荒くなるスポーツジム」などが主なクラスターになっていて、「喋る」「叫ぶ」「激しい呼吸」が感染の鍵になっていることが推測される。

濃厚接触の一番疑われる家族でも、感染させている人とさせていない人がいるけど、もしかするとその差は、家族とよく会話してるかどうか。だったりするのではなかろうか。家に帰っても寡黙でほとんど喋らないような人は家族に感染させずらくて、ぺらぺらよく喋る人は感染させてしまいがちだったりとか。

PCR検査を全員にするのは現実的ではない今、やる人、やらない人を見極めるのが必要になると思うけど、その指標の一つとして「性格」を入れるのが効果的ではなかろうか。
PCR検査で陽性が出てしまうと即入院になるらしいので「多くの人に感染を広めるタイプ」の感染者を優先的に隔離するというのは有効な気がする。

まあ、この仮説はすべて何のエビデンスも無く、完全に想像で書いてるので、真偽のほどは定かではないので相関関係を調べてみたいけど。そもそも「性格」を検査する基準が難しいかもしれないから、実際の現場で見た実感でしか言うことはできなさそうだな。

ところでこの資料内の「急速な感染拡大の起こるメカニズム」のところの記述で、ひそかに私の仮説の「多くの人に感染させる人」にあてはまるような人に関して言及している。
—————–
PCR検査のキャパシティはどこの国にも限界があり、
その限界に近づいた時に病院や検査センターに多くの人が密集し、
さらに一部の人は興奮して大声をあげるような状況になるのは容易に想像できる。
—————–

「一部の興奮して大声をあげる人」イコール「多くの人に感染させる人」である、とは名言していないけど、これまでの文脈からすると明らかにこれが感染拡大の鍵であるとわかっているフシもあるような。

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「酒を飲んだら飲まれろ!」 をモットーに人生過ごしてきました。 でももうそろそろちゃんとしようかなー、 と毎年思ってます。

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