鍛えられた嗅覚

へんてこえ日記

犬を飼ってから、私の鼻の臭いをかぎ分ける力が敏感になったような気がする。
空気の中に、ふと流れてくる微妙な香りに「あっ!」と気が付くことがよくあるのだ。

なんか空気というか風というか、香りというのは流れに乗ってくるんだな、とわかるかんじ。

以前はそこまで香りに敏感ではなかったと思うのだけど。
どうしてこんなところに力が発揮されてきたのか。

恐らく、犬が室内でオシッコをしていたことが関係しているかもしれない。
子犬の頃は毎日のように室内のあらゆるところでオシッコをしてしまっていた。
で、どこにしたのかわからない時、臭いで気が付いたり、臭いを頼りにその場所を確定したりしていたのだ。
そんなことを毎日のように繰り返していたせいで「臭いを頼りに場所を探す」という犬のような能力が高まってしまったのかもしれない。

しかしこの能力、人間として持つにはあまり良くもないような気がする。
嫌な香りにも敏感になってしまうのだ。
敏感になりすぎると「嫌だなあ」と感じることも増えてしまうので、
人間としていつも幸せな気分で生きるには鈍感であった方が良いと思うのだ。

犬も成長して家の中ではほとんどオシッコしなくなったので、
私の嗅覚もまた衰えていってほしいものである。

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「酒を飲んだら飲まれろ!」 をモットーに人生過ごしてきました。 でももうそろそろちゃんとしようかなー、 と毎年思ってます。

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