家にいたら、突然、犬のりつりんが
「ワンワンワンワン!!」と玄関に向かって激しく吠え始めた。
そこで気が付いたけど、誰かが玄関のドアを開けたようだ。
その時、鍵をかけていなかったのだ。
誰も入ってくるはずのない状況だったので
「え??誰?!」
と、こわごわ玄関に行って、急いで鍵をかけてから
「どちら様ですか?」
と声をかけると、
何かを言っている声がしたけどよく聞き取れない。
小さくドアを開いてみたら、
上の階に住んでいるおばあちゃんが立っていた。
「ごめんなさい。階を間違えてドアを開けてしまったの。」
と言っていた。
そういうことか。びっくりした。
実は私も一度、間違えて一つ下の階でエレベーターを降りて
そのまま同じ位置にある部屋のドアを開けてしまったことがあったので、
間違える気持ちはわかる。
私の時は住人に気が付かれなかった様子なので
そのままそっとドアを閉めて急いで立ち去って
何ごともなかったように終わったのだけど。
多分今回も、犬が吠えなかったら私も気が付かなかったかもしれない。
そう考えると、ちゃんと不審者の侵入に対する番犬として機能していた
といえるかもしれない。
今回のことは報知器検査みたいなかんじで
正しく防犯機能が働いていることのチェックができた、
ということなのかもしれない。
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