魚の最期の楽しみ

へんてこえ日記

イナダとうか大きさ的にはワラサと思われる魚を捌いた。

ちなみにイナダもワラサも出世魚であるブリの小さい時の呼び名。
ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリの順番で大きくなる。

どの大きさからというのは明確に定義はされてないようでなんとなくだけど
60センチ越えたらワラサというかんじが一般的っぽい。
ブリと呼ばれるには80センチくらいが必要。

ワラサは大きいけど身が柔らかかったので以外と捌くのは楽だった。
鱗も固くないのがいい。

身を開いてみると、口の中に小さなイワシが入っていた。
餌のイワシかもしれない。これを飲んだ瞬間に釣りあげられてしまったのだろう。
そして更に胃袋がイワシ型に膨らんでいて、その中にも飲んだ形そのままのイワシが入っていた。こちらは餌ではなくて普通の泳いでいたイワシだろうか。

「イワシ、2匹もゲットー!」と喜んで食べた直後に吊り上げられてしまって
逆に自分が食べられてしまうとは。
まあでも最期が楽しい瞬間であったともいえるか?。

これを何かにたとえようかと思ったけど、特にたとえられるものはないな。

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