携帯電話が普及する前までは、人はみな、多数の電話番号を記憶することができていたけど、
今は記憶している電話番号なんて自分と実家の電話番号くらいだ。
そのかわり現在、その分の記憶容量を使っているのが、パスワードかもしれない。
しかも電話番号よりも大変だ。
数も多くて、どんどん増えていくし、
数か月ごとに変更を迫られたりするし、
しかも必要文字数もどんどん増えていくし、
しかも最初の頃は大文字小文字、数字を混ぜればよかったのが記号も混ぜなければいけなかったり。
前に使ったパスワードは使えなかったり。
そんなのもう、覚えきれない。
最近はデバイスでパスワードを記憶してくれていたりするので
毎回入力する必要はないけど
なぜかたまに覚えたのを忘れてしまうのか、突然「入力しろ」と言い出したりするし。
パスワード変更しても2段階認証させられたりして。
しかもその認証メールが届かなかったり。
ようやくパスワード変更できるかという一歩手前まできたら
何回なぐにゃぐにゃした文字を打ち込まないと先に進めないと言われ、
その読めないぐにゃぐにゃ文字をなんとかカンで読み解いて入力すると
「違う」と言われたり。
と、パスワードがわからなくなる度にイライラして
「ぎゃー!」と叫びたくなったり、叫んだりするので
この問題、なんとかならないのかなあ。
指紋とか顔の認証も進んでいるけど、
やっぱり完治はしないんだよね。
電話番号をたくさん覚えるのも大変だったかもしれないけど
一度暗記したらほぼ変わらないのでこの手の大変さはなかったな。
とはいえ、ほんとによく大量の電話番号を覚えていたものだなあ。
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