日曜日に釣られて持って帰ってこられたショウサイフグ3匹の中から
一番大き目なものは冷蔵庫で寝かせておいた。
そして2日後の今日、満を持して刺身にして食べてみた。
身はまだ弾力があってプニプニしていて、
よく見るフグの薄造りのように薄く切ろうとしたけど難しくて厚切りになってしまった。
それでも普通の刺身を切るときよりも薄く切ったので、
小さい身ながら、まあまあの量の刺身はとれた。
さて、実食。
美味しい!!!
ショウサイだけど、さすがフグ、という美味しさ。
身に味がある。甘い。
我が家の釣り魚刺身ランキングの上位に入る美味しさ。
ところで相方は、最近、お店でフグの刺身を食べたそうだ。
1万5千円くらいのコースで、生きたフグを料理人が席まで持ってきて
「こちらを捌きます」とか言って見せてくれたものが刺身になって出てきたそうなのだが。
そしてそのフグは当然トラフグだと思うのだが。
「その時に食べたフグ刺しよりも、全然こっちの方が美味い。」
だそうだ。
これは明らかに、締めた後、寝かせてるか、寝かせていないかの差であろう。
釣って捌いて食べている人にとっては常識のようになっているが、
ほとんどの魚は、釣ってすぐの刺身は味が薄くて、何日か寝かせると断然味が出てきて美味しくなる。
「活き造り」なんて言って有難そうに出てくるけど、
さっきまで生きてた魚の味は薄いんだってば!
だからテレビの食レポも「コリコリしてる」という歯ごたえの感想が多い。
刺身が美味しいのは「寝造り」なのだ!。
ということで1万5千円のコースで出てくる刺身より美味しい刺身を家で食べることができて得だー!
と思ったが、よく考えると船釣りで釣ってくるのも
色々費用を考えると同じくらいの金額(またはもっと多いかも)がかかっているし、
しかも量が少なかったので、それほど得でもなかったかも。
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