昨日、花見をしている時、道路を挟んだ対岸のガードレールに繋がれた
ご主人を待っていると思われるブルテリアが見えた。
ブルテリアの引綱は、身動きできないほどにガードレールにグルグル巻きにされていたのだけど、
車が通る道路脇なので、あまり動かれると危ないため、それはそれで良いと思うのだが。
ブルテリアはそんなことを気にしている感じもせず、
特有のボーっとした顔で、ずっと道路を眺めていた。
犬を飼っている身から見ると、
このようにご主人を待っていた犬というのは、
「ご主人さまはいつ帰ってくるのかな?!あれはご主人様かな?!」
と、終始それだけを考えながら待っており、
姿がみえた途端に「おかえりー!!!」と全身で喜びを表現するもの
だと思っている。
なのであのブルテリアも無表情だけど心の中ではご主人がいない悲しみでいっぱいで
「早く戻ってこないかなあ」と待ちわびているんだろうな・・
と心配しつつ、薄い顔でボーっとしている表情を面白く見ていた。
しばらくすると、ご主人様が戻ってきた。
その時のブルテリアちゃんはどうしたかというと。
なんと「あ、来た」という感じでご主人を一瞥しただけで、
引き続き道路を眺め続けていたのであった。
喜びの表現は、ゼロ。
もしかするとトイプードルが過大に喜びを表現しすぎ、
ということはあるかもしれないけど。
それにしても、犬種によって(もしかすると個体差かもしれないけど)
こんなにも違うんだ!!と、ちょっとびっくりした。
あのブルテリアの飼い主からすると、
トイプードルの大歓迎っぷりを見たらびっくりするのかもしれないが。
まあともかく、どっちにしても、
カワイイところは共通している。
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