温泉からホテルのある西門まで戻る途中に
士林夜市があるので、そこに寄って行くことにした。
電車に乗っている間に、Sカさんとネットを見ながら
士林夜市で食べたい物のあたりをつけていく。
その中の一つに、エリンギらしきイラストがかかれた提灯があって、気になっていた。
こんなの。
エリンギ??
をどうにかした食べ物なのだろうか?
士林駅の隣の剣潭駅で降りた方が良いらしいのでその駅で降りる。
到着したのは18時頃で、まだ暗くなる前だったけど
夜市の会場(?)に入る前から屋台が並んでいて、賑わっている。
まず目に入ったのが、エリンギ!
これがエリンギの何かの屋台か!
そこで焼かれている物を見て「肉ロール??」と思ったけど、
よく見ると、大きなエリンギだった。
そういえば家の近所のスーパーでは
たまに台湾産のエリンギがたくさん安く売られていることがあるのだけど、
台湾産のエリンギは大きいものなのかもしれない。
1つ買ってみた。60元(約280円)
こんな風に切ってカップに入れてくれて、
そこそこボリュームがある。
3つの味付けから選べる。ガーリックにしたんだっけ?
歯ごたえがアワビっぽくてキノコを食べている感じがしない。
看板に書いてある「杏鮑菇」はエリンギの意味だそうで、
鮑の字が使われているのも納得。
夜市会場に入る前から早速買い食いを初めてしまって
なかなか前に進まない。
さて、ようやく夜市へ足を踏み入れます。
人がたくさん!
踏み入れてそれほど進まないうちに、
かわいた喉を潤したくて目に付いた檸檬ジュース?を買ってみる。
レモン単独、オレンジ単独、レモン&オレンジのミックス
から選ぶことができると言うので、ミックスにした。
小さい方500ccを二つ購入。一杯45元(約200円)。
これが!酸っぱいと甘いのミックス具合が絶妙でとても美味しかった。
喉が渇いている今、飲みたかった味!
次は何を食べようかな・・。
物色しながら人混みの中を歩く。
胡椒餅を買ってみる。
1個65元(約300円)。
胡椒餅。
皮がけっこう硬かった。
そして噛んでみると、とても熱い!
なぜか、なかなか冷めない。
美味しくはあったと思うのだが、
「熱い!」イメージが強すぎて味を覚えていない。
夜市にはこんなにビールに合うつまみになりそうな食べ物がたくさん売っている」のだが、
台湾の人はあまりお酒を外で飲む習慣が無いようで、
お酒がほとんど売っていない。
というか、飲む場所が無い。
これだけ屋台が出ていたら、
テーブルだけでもいいから置いてあって、
ビールも売っていて飲み食いできるようになっていたら
お酒もたくさん売れるのではないかと思うのだけど。
なんとか神社っぽい建物の前に空きスペースを見つけた。
といっても立ち止まって食べることができる程度なのだが。
みな、ここに集まっている。
この空きスペースの前に屋台が並んでいるので、
そこでいくつか買っては、食べた。
私は過去、トランジットで台湾に数時間だけ立ち寄った時の少ない経験の中で、
当時台湾に住んでいた友人に連れてきてもらった士林夜市で
素麺をカツオ味のダシで煮たような「麺線」というものを食べて
ものすごく美味しくて感動したことを覚えている。
台湾に来たら絶対にまたあの「麺線」を食べようと思っていて、
そして当時の写真からそれは有名らしい「阿宋麺線」という店のものだ
ということがわかっていた。
のであるが、今回歩きまわっている時にはなかなかその店が見つけられずにいた。
空きスペース前にも麺線の屋台があった。
これはあの「阿宋麺線」とは別なのだけど、まあいいかと買ってみる。
色々な種類の具があり、「モツ麺線」の小を買ってみた。
40元(約180円)。安い。
まあ、美味しいのだけど、
記憶ではもっとガツンとダシが効いていて
めちゃくちゃ美味しかったのだけどなあ。
やっぱりあの味は「阿宋麺線」だからこその美味しさでもあったのかなあ。
帰りまでに食べる機会があるといいのだが。
「大腸包小腸」という看板もやたらと目にして気になっていたのだが、
その屋台も空きスペース前にあったので、買ってみることにした。
人気のようで、しばし列に並ぶ。
前の人に提供されるものを見ていると、
焼かれていた茶色いソーセージに切れ目を入れて、
何か細かい具入りのソースのようなもの?を挟んでいた。
その具が大腸?でソーセージが小腸?なのか?
見ていてもよくわからないまま、私の番がまわってきた。
味付け?が10種類くらいあるのだけどどれが良いのかわからず、
「原味醬油」というのがプレーンなのかな?と思い、それを一つもらう。
65元(約300円)。
プレーンだからなのか、茶色いソーセージには何も挟まれなかったのだか、
横で焼かれていた白いソーセージに切れ目を入れて、
そこに茶色いソーセージを挟んで、渡された。
むむむ?
1本を4人で切り分けた後なのでこんな写真ですが。
白いソーセージだと思った物は、もち米だった。
もち米を大腸で包んでいたのかも?
大腸で包んだもち米で、小腸で包んだ肉(ソーセージ)を包んだ
ということなのかな?
でもこれ、濃い味のソーセージと、もち米が合っていて、
とっても美味しかった。
もしかすると今回台湾で食べた物の中で一番美味しかったかもしれない。
ビールが欲しくなる味だけど、残念ながら持っていたペットボトルの水を飲んだ。
空きスペースを離れて歩く。
輪投げなどのゲームなどもある。
これは飲み物の輪投げで、奥に並んでいるのは酒だ!
ネットで見ていたエリンギのお店も発見!
花生捲冰淇淋。
「ピーナッツアイスクリームロール」と日本語表記もあるので
わかるようなわからないような。
1つ買ってみる。45元(約200円)
屋台ではこんなかんじで、クレープのような感じで生地を広げた上に
左のピーナッツの塊から粉を削ってかけていた。
アイス、そしてパクチーを乗せる。
パクチーなんて合うのか?
と思ったけど、
カリカリピーナツとアイスの間に
強く主張するわけでもなく良いアクセントでパクチーが入ってきて
意外に良いかも。
臭豆腐や鴨血などは、勇気がなくて挑戦しなかった。。
台湾ではやたらとこの「血」と食べるようで、
豚血を固めたものにピーナツ粉をまぶした棒状の物もよく売られていたけど、
それもチャレンジしなかった。。
Sカさんは書いたがっていたけど。
後で考えると、チャレンジしてみても良かったかなとも思う。
「青蛙下蛋」
看板の絵からも字からも、カエルの卵という意味だと思える謎の飲み物?
は、まさにカエルの卵っぽ球が入ったタピオカの様な飲み物だったけど、
ここでは愛玉とかいうさっぱりしたものを買って飲んでいた。
夜市会場を出たところに、行列しているお店があった。
何を売ってるのかわからないのだけど、
多分焼きまんじゅう系を売っていると思われるので
とりあえず並んでみる。
しかしメニューがさっぱり読めなくて、
それを買うべきかわからないうちに順番が来てしまい
適当に指をさして注文した。
多分「老麺焼餅」だと思うのだけど、
30元(約140円)と、安くて大きかった!
しかし、味が無い!
具が少ないから味がしないのだろうか。
味の無いパンをかじりながら、駅へ戻る。
夜市で色々食べたとはいえ、
ちょこちょこしたものしか食べていないし
ほとんど1つを4人で分けて食べていたので
お腹がいっぱいにはなっていない感じ。
なのでホテルのある西門まで戻って、
そこで店に入って何か食べようと思う。
何よりもとりあえず座ってビールを飲みたいのだ。
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