台湾2024年_2日目_4_昼間の九份で味のない無いお茶を飲む

海外

瑞芳から九份へ行くにはバスに乗るのが一般的だけど
けっこう人が並んでいたので、タクシーに乗ることにした。
乗り場に並んでいるタクシーは九份まで220元均一だ。
バスだと一人15元(約70円)と安いけど、
タクシーの220元だって計算すると約1000円くらいなのだ。

タクシーの運転手さんは
「セントチヒロ」などと、日本語も喋れる人だった。

そう。九份は千と千尋の神隠しのモデルとなった場所と言われて有名らしいので
やたらと現地の人は言うけど、
私は観ていないのでよくわかっていないのだ。

階段を上って行くところは大変なので、
もっと上の方から行った方が良いとアドバイスされた場所まで行って車を停めてもらう。

なんか豪華な建物があるところから
九分の観光をスタート。

九分は山の上あたりにある。
HISの人が、山の上にあるから冷えるかもしれない
と言っていたので上着を持ってきたのだが、
実際には暑くて、まったく着る機会は無かった。

歩いてみると、人が多い小さな商店街、という感じだった。
並んでいるお店はほとんど観光土産的なものが多い。

イマイチ雰囲気が無いが
夜になって提灯が灯ってからでないとムードが出ないのかもしれない。

あるお店のガラスの扉から、
小さなワンコが外を見ていた。
めちゃくちゃ可愛い!

ペット用品のお店のようだったので
入ってみた。

着ている服もチェーンの首輪も、お店で売っていたものだけど。
いまいち買いたいものは無かったので見ただけだったけど、
このワンコは本当に可愛いかった!

ちょっとした展望台のような場所からの眺めが良かった。

崖の上にの眺めの良い場所には、カフェが多く入っている。

海が近いということは台湾の上の端っこのあたりということか。

ウロウロしてみているのだが、
いわゆるザ・九分のあの場所がなかなか見つけられない。
地図を見ながら一生懸命考えて、
ようやくそこへつながる階段への道のりを見つけた。

ちょっとそれっぽい風景になってきたぞ。

階段を下りていったあたりに、それらしき建物があった。
ガイドブックの写真と見比べると、確かにこれだ。

この手前の高台にあるレストランの階段に登ると、
割とガイドブックに近い角度で写真を撮ることができた。

しかし昼間だとやっぱりいまいち、それっぽい雰囲気が薄いな。

ついでにちょっと休んで行こうと、その「海悦楼茶房」という店に入る。
2階に通されると、バルコニーにいた一組意外は客が誰もいなくて
こんな良い景色のお店なのに貸し切り状態だった。

どうしてこんなに空いているのか不思議だったのだけど、
お昼を過ぎた後の暗くなる前という
ちょうど良いタイミングで入店していたようなのだった。

本格的な台湾茶も飲めるようだったけど、
暑いので冷たいものを飲みたい。

日本語メニューをもらったのでわかりやすい。
漢方ぽいと思い、
「桂圓(龍眼の実)のフローズンティー」を選んでみた。

最初に相方が頼んだ「金木犀茶スムージー」が来て
飲んだあと開口一番に「味がしない」と言っていたので
飲ませてもらったら、確かに味がとっても薄かった。

Sカさんの「梅グリーンティー」も
S尾さんの「レモネード」も、味が濃そうなのにやっぱり味がしない!

そして私の龍眼の実のフローズンティー。
こんなに甘そうなかき氷っぽいルックスなのだが
やっぱりこれも、味がしなかった!

なぜどれもこれもこんなに味がしないのか。
自然な味といえばそうなのかもしれないけど
もうちょっと味が出ないものなのだろうか。

最初は貸し切り状態だったけど、
だんだんお客さんが入ってきた。
たいてい本格台湾茶を飲んでいて、
足元に置いた火鉢でやかんが温められている。

そしてテラス席には早くからスマホをセッティングして陣取っている女子がいたが
これは暗くなるまで居続けて、ベストショットを撮ろうとしているようだ。

やっぱりこの店は暗くなってくると混むのだな。
たまたまちょうど良いタイミングで入ることができたけど、
少しズレたら入ることなんてできなかったみたい。

お会計は590元(約2700円)。
味がしなかった割にはまあまあ良いお値段なのは
やはり良い場所ということか。

お店を出ると、人がたくさん集まってきていた。
さっきは普通に登ることができたお店の階段はチェーンが張られていて
お客以外は入れないようになっていた。
日が暮れてくるこれからが混む時間のようだ。

本当はこれからが見ごたえのある風景になるのだろうけど
我らはその前に退散する。

この階段はよく見る風景かも。

至るところに提灯がたくさんあるので
暗くなってから見ると綺麗なんだろうなー。

階段を降りてきたところ。
一番高いところにある建物が、さきほどいたレストランだ。

ここから小道を通ってタクシーが捕まえられる場所まで歩いていく。

看板の上にちょうど良い感じで寝ていた猫ちゃん。

犬はけっこう放し飼いされていた。

「ワンちゃんだー」と寄って行って
首についていた板に「生病勿餵食」と書かれているので、
はっとして伸ばした手をひっこめた。
ぱっと見、病気持ちという意味なのかな?と思ったので。

後で翻訳してみたところ
「病気になるので餌を与えないでください」
というような意味らしいので、
観光客が餌をあげてしまうのを防いでいるということなのかもしれない。

「勿餵食」で画像検索してみると、
同じ様な意味の書かれた札を下げている犬の写真がいくつも出てくるので
台湾ではよく行われている方法なのだろうか。
放し飼いが多いせいなのか、お店で食べ物をねだってもらってしまうことが多いみたい。

こちらのお水を飲んでいるワンコは妊娠中ぽい。

道路まで出たところでタクシーを捕まえて瑞芳まで戻る。
帰りのタクシーの運転手さんは日本語は喋れなくて
下り坂でも車間をグイグイ詰めながら走る人だった。

鉄道の切符を買おうとしたら、
特急の指定席は満席だったので、普通の自由席の切符を購入。
満員でずっと立ったまま1時間ほど乗っていたので、疲れた。

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「酒を飲んだら飲まれろ!」 をモットーに人生過ごしてきました。 でももうそろそろちゃんとしようかなー、 と毎年思ってます。

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