GWは新島キャンプへ。
新島はサーファーとかでチャラいイメージもありますが
白い砂浜による青い海の色は素晴らしいし
無料で入れるパルテノン温泉もあるしで
かなり好きな島で、何度も訪れているのですが、
そういえばここ数年行ってなかったなあ。
このGW後半の天気は、もともとの予報では晴れのはずだったのに、
直前になって変化して、なんとこのキャンプに行ってる間だけ、東京だけが雨という!
日ごろの行いに悪い点があったのですか神様?!
というようなピンポイントの雨雲と共にするキャンプとなりました。
夜の客船の予約が取れず、昼発のジェットで新島へ向かう。
12時40分竹芝発。
コンビニで買い込んだお弁当とビールでランチをとりつつ向かう。
雨がぽちぽち降り出して、だんだん本降りになってくる・・・うーむ。
15時半頃、新島に到着。
しかし見慣れた港ではない。海が白浜じゃない。黒い。
乗船事務所とかも無い。
雨をよけられるような場所も無いのだが、雨は強く降っている。
人もいない・・・。
うーむ、どこだここは?強風につき、いつもの港じゃないところに降ろされたようだ。
なんだかよくわからないが、ともかく雨をしのげるところを探して、
船着場の小さい小屋の下へ。
もう一組、外人の二人組みもその小屋に雨宿りをしに来た。
「ココ、ドコデスカ?」
「タクシーノデンワ、ワカリマスカ?」
外人さんに聞かれるが、そんなことは私も知りたい。
どうしよう、何もわかんないなあ、、あっ!
そうだ。竹芝でもらってきたパンフレットがある。
見てみると、タクシーの電話番号も書いてあった。
電話をかけようとするが、圏外。えー。
でも、ドコモユーザーの友達の電話は通じて、電話をかけることができた。
が、何件も、今車が出払ってしまったと断られる。
な断られ続けて、4件目でやっと、外人さんの分も含めて車を2台出してくれるという
会社が見つかった。あー、よかった。
地図を見ると、かなーり通常の港とは遠くの辺鄙な港に着いてしまったようだった。
これ、タクシー呼ばなかったら大変だったなあ。
何気なくもらってきたパンフレットがこんなに重宝するとは思わなかった。
これが無かったら、どうしていたんだろうか・・・。
この大雨なので、我らは今夜はキャンプは断念して、民宿に泊まることにした。
でもこの雨の中「スゴクタノシイ!」と言っていた外人さんたちは
「ボクタチハ、キャンプニイキマス」と当たり前のようにキャンプ場へ向かっていった。
外人さんは強い。
やってきたタクシーで街の方へ向かってもらう。
街まではながーいトンネルを越えて行くのだが
このトンネルは車で4分もかかる長さ。
自転車と歩行者は進入禁止らしいのだが、
それは歩道が無くて危ないから、という理由ではなくて、
タクシーのおばさんによると、この長さなので
車くらいの速度で通過しないと酸欠になってしまうからなのだという。
恐ろしい。そんなこと知らなかったら、もしかしたら無謀にここを
歩いて通ってしまっていたかもしれない。
民宿を探しているというと、運転手のおばさんは
「あらー、じゃあ、新ちゃんは空いてるかしらー、ちょっと聞いてあげるわね」
と民宿の前に車を止めて、雨の中出ていって宿の人と交渉してきてくれた。
もう夕食準備後だったので素泊まりでということで、
でも角の広い良さめの部屋を確保できた。
部屋でしばしゴロゴロして過ごす。
持ってきた缶ビール1缶を分けて飲むともうやることがなくなってしまった。
暇だし、そして雨もちょっとあがってきたので、街の居酒屋へ行くことにする。
スーパーは早く閉まってしまうので、先に夜のつまみと朝ごはんの買出をしてから
居酒屋へ。
「鳥勝」という名の「鳥料理」と書いてあるお店へ入ってみる。
が、鳥料理が無い。鳥のから揚げくらいか。
改めて看板を見ると「島料理」だった。
鳥はお店の名前だ。
ここでお刺身とかアシタバ天ぷらとか、一応島っぽい料理を食べる。
おなかいっぱいになったら戻って、宿で2次会飲み会。
今回の私のニューアイテムとして、東急ハンズで買った
プラスチックのカクテルグラスが登場。
これをお店で見たとき、「これがあったらキャンプで飲むお酒が美味しいだろうな!」
と夢が膨らんだ。でも、キャンプ用品としてどうかなあー、、、
と一回見過ごしたのだけど、でもやっぱり気になって、引き返して買ったという。
そんなアイテムなのですが、買って正解。
どんなお酒もお洒落に変身するのです。うーん、たのしい。
しかしこのグラスも、素敵なガーデンパーティーとかで使われるつもりだったと思うのだけど、
まさかキャンプに連れてこられて焼酎とか入れられて飲まれるとは
思ってもいなかったであろう。
私の目にとまってしまったのが、運のツキである。
さてそんなグラスでお部屋で島焼酎の「島じまん」とワインを空け、
日本酒も「1杯だけ」といいつつ半分くらい開けちゃったところで、就寝。
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