沖縄2010GW_7日目_久米島の2つの酒造、そして大量の刺身

旅・自然

7_001この久米島のキャンプ場は、広場の下がテントスペースで、
上で遊んでいる子供達の
サッカーボールやフリスビーなどが落ちてくる
危険な場所である。

朝から夜まで子供達は元気に遊んでいて、
火を使って料理している横へ
ぼんぼん、ボールが飛んでくるので危なっかしい。
7_002朝ごはん。
沖縄そばの上に野菜をたくさんのせたもの。

今日はものすごく晴れて暑い。
午前中は各自自由行動。
寝たり本読んだり散歩したり釣りしたり。
7_003名物「畳岩」。
畳具合がいまいち思ったよりも小さかったなあ。
7_004あの橋の上から、同行者が釣りをしに行っていた。

7_005お昼にキャンプ場に戻ってみると、
なんと釣りをしていた仲間が、でっかい魚を釣ったそうで、
すでに3枚におろされてはいたが50センチくらいの魚がいた。
沖縄で「ガーラ」と呼ばれている魚で、
鯵系の魚らしい。
すごーい。
7_006お昼はこの魚を食べることにする。
せっかくなので刺身にしようとしたのだけど、
小さい携帯用ナイフでさばくのは、非常に大変であった。
皮もなかなか剥がれないし。
ものすごく苦戦して、なんとか刺身にした。
もらってきた氷でしめたら、なかなか美味しい!
やはり釣りたてはいいものだ。
7_007それにしても大きな魚であったので、
刺身にした分だけでも大量で、
全部食べきれず、残りは醤油で漬けておいた。
頭と骨のついた体の真ん中部分は、炭火で焼いておいて
夜のおかずにする。
昼ごはんはこの刺身しか食べていないのに、
何故かお腹がものすごくいっぱいになった。
そしてなんと、このお腹いっぱいは、夜まで果てないのであった。

食後、レンタカーを借りて島を回る。
7_008久米島の泡盛といえば「久米仙」は全国的に有名であるが、
ここではもうひとつ「久米島」という泡盛を作っている酒造がある。
「米島酒造」という、その小さな酒造へ見学へ行ってみた。
そこは見落としそうに小さな酒造で、
その前を車で通りながら、本当に何度も見落としてしまった。
7_009行程はほとんど手作業だそうで、ある場所からある場所への泡盛の移動は
バケツで行ったり、と、本当に手作り感あふれる酒造りを行っているのだ。
最後のラベル貼りなども、手作業。

ここで造っている泡盛「久米島」は、生産量も少ないので
島の中でしか販売していないそうだ。
外で売っている場合は、プレミアがついて相当高いらしい。

発酵させているタンクを上から覗かせてもらっていると、
「手入れてなめてみてください」
と言われて、「え?いいの?」とこっちが躊躇してしまった。
出来上がる寸前のその泡盛を、なめさせてもらうと、すごく辛かった。
それにしても、製造工程で一般の人が指入れてなめたりしてもいいんだろうか?
まあ、お酒は消毒効果があるし、このあと、濾すし、いいのかなあ?。
7_010五枝の松。
ぐにゃぐにゃと空き放題に伸びまくっている。
7_011拝むと子宝に恵まれるという岩。
島にはよくこの手のモノが存在する。
7_012の先ほどの「久米島」のアットホームな酒造を見学した後、
「久米仙」の酒造にも行ってみる。
こちらはさすがに全国展開規模の大きな工場。
時間が遅かったのでラインを見学できなかったけど、
工場の大きさからして全然違う。
いわゆる工場、というかんじだった。

久米島に2つしかない酒造が、
このように正反対のやり方をしているのが、面白かった。
お互いに違う方向性なので、意外とよいすみわけができているのかもしれない。
7_013もうラインが止まっている時間だったので、
保存甕だけ見せてもらった。

両方の酒造のお酒を1本づつ買って帰る。
まだ食料はいろいろあったのだけど、
立ち寄ったスーパーで、目に付いためずらしい肉やカマボコ、豆腐
などを買っていく。
今夜は少し食料が豊富だ。
7_014夕飯の食材の買出し。
島豆腐に、
「チキアギー」というカマボコらしきものと、
「グーヤヌジー」という、謎の肉。
このようによくわかならい名前のものは
積極的に買ってチャレンジしてみるべし。
当たったり外れたりするけど。。
7_015本日買ったお酒。
米島酒造の古酒「米島」と
久米仙の工場で試飲して買った、日本酒と泡盛の梅酒。
7_016夜は炭火を起こして、再度昼間釣った魚を焼く。
それにしても、いっこうにお腹が空かない。
皆、食欲があまりなくて、お酒も進まない。
これはどうも、昼間の刺身の影響のような気がする。
刺身ってこんなに腹持ちするものなのだろうか。
7_017せっかく焼いた残りの魚や、
新たに料理して作った肉や魚の炒めものなど、
食料が豊富にあったにもかかわらず、
あまり食べることができず、
最終的にキャンプファイヤーの中に捨ててしまった。

せっかく買ってきた島の酒もほとんど進まず、
シラフのうちに夜を終える。
恐るべし、刺身。
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「酒を飲んだら飲まれろ!」 をモットーに人生過ごしてきました。 でももうそろそろちゃんとしようかなー、 と毎年思ってます。

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