追加料金無しで、伊勢海老が一人一匹づつ付くのだ!
ゴージャス!
宿の人が漁をやって自分で獲ってくるからこそ出せるらしく、
買ったらとても出せない、と言っていた。
他の宿では伊勢海老はオプション料金で出してるはずなんだけど。
こんなにすごい特典を、特にアピールしていないというこの宿。
この宿を選ぶ時には、一番素朴そうでいいかな、、
というような直感により、何かピンときたので選んだのだけど、
こんな当たり方になるとは思わなかった。
でかした。私の直観力。
利島のサザエはでっかいらしいのだけど。
普通よく見るサザエの2、3倍くらいの大きさで
最初見てサザエとは思わなかったほど大きくて、
食べ応えもあり。
「サザエ大きいですよねー」と言ったら、宿のおばさんは
「これは・・小さい方なのよねー」って言う!
えー、これが小さいって、普通はどんなに大きいのか。
利島の漁業組合のサイトを見てみると、
「利島のサザエはサイズに定評があって市場では引っ張りだこです。
利島でサイズが小さく資源保護のために放流してしまうものが
市場で出回る標準的な大きさです」
とのこと!
地味で目立たなくて気がつかなかったんだけど、
利島の海産物の実力は、凄そうだ。
山盛りの、めっかり。
霧がものすごくて。
ミストサウナの中を歩いているみたいで、全身がしっとりしてくる。
そして霧のせいで目の前が2メートル前くらいまでしか見えない。
懐中電灯の明かりの線が空気中にはっきり映る。
さすがに山頂まではいかずに、途中まで登ったところで、降りる。
電気を付けずに、真っ暗な中を歩いて戻る。
昔、水に苦労したという利島では、
いまでも天水タンクをつけている家が多い。
夜用のお酒を買う間もなく商店も閉まってしまったので、
島で唯一夜に開いている「スナック姫」へ。
スナックは靴を脱いで上がる形式。
奥で飲んでいた地元のおじさんがやたらとこっちにからんできたので
何曲かデュエットしてあげたりとかで。
(でもなぜか仕切りのこっち側までは入ってこないという、
意外なところで紳士的?)
面白かったけど、ちょっと疲れた・・。
店のママが歌っていた「ああ憧れの伊豆七島」。
これをマスターしたい。
宿に戻ったら、残ってたビールを1本づつ飲んで。
もうこれ以上、逆立ちしてもどこからも酒を買うこともできないので
諦めて、0時に良い子に就寝。
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