今日は秩父をハイキング程度に歩くことにした。
そしてミニ焚火台を使って
ミニバーベキューをするのだ。
池袋駅から特急レッドアロー号に乗っていく。
西武秩父まで、運賃390円、特急券320円と安い。
でもちゃんと特急的な席なので、なんだかおトクなかんじ。
6時50分に池袋発なので、
その少し前に集合して、改札内のキオスクで買い物。
朝ご飯と、小さなウイスキーの小瓶を買う。
ウイスキーは後でお昼用にがまん。
飯能駅でスイッチバックして更に進み、
8時12分に西武秩父駅に到着。
駅を降りてすぐ、仲見世通りがあるので
そこでBBQ用の地元の野菜を買っていきたいな
と思ったのだけれども、まだ開いていなかった。
まあ、買えない場合を考慮して
玉葱を1つ持ってきているので
このまま買えなかったらそれで賄おう。
そして調査済のお目当ての店へ向う。
「ひつじや」という肉屋なのだが、
口コミによるとわざわざ遠くから買いに来るほどの美味しさらしく
BBQ用に買っていく人も多いという。
どの口コミを読んでも絶賛なので、
是非ここで肉を買ってみよう、と思っていたのだ。
お店は8時半に開店というので、ちょうど良いし。駅から10分ほど歩いたところに「ひつじや」発見。
揚げ物はまだ並んでいなかったけど
お目当てのモツはあった。
どれも100グラム110円くらいとか、安い。
味付きのモツを買っていく。
ミックスと、タンと、カシラを
それぞれ200グラムづつ購入した。
計600グラムで777円!。
持ってきた簡易保冷袋に入れて、
リュックに入れて持っていく。
しばし歩いて山の方面へ向かう。
日差しは出ていないのだけど、
湿気が多いのか、じっとりと暑い。
このままではきっとビールが飲みたくなりそうだ。
でもウイスキーしか持ってきていない。
どうしよう。このままでは山に入ってしまう・・。
と思っていたら、大きな橋を渡る手前にスーパーを発見。
9時開店とのことで、ちょうど空いていたので、
ビールを買っていく。
大きな橋を渡って、山の方面へ。
山といっても小さな山だし、
道もずっと舗装道路なので、
登山というよりハイキングというかんじ。
でも登りはちょっと傾斜があるところもあった。
そして荷物が意外に重いので肩が痛かった。
武甲山がよく見える。
200名山なんだけど、石灰岩を採るために
かなり削られてしまっている山。
遠くからも見えた展望台から、秩父の街を眺める。
時代によって土地の高さがいろいろあるのだ、
という説明を読みながらみると、確かにそんなかんじ。
本当はもっと山の上を歩いて、隣の駅の方まで行く
コースを考えていたのであるが、
どこかで道を曲がってしまったようで、
いつの間にか、かなり手前で下まで降りてしまった。
なんだかちょっとまだ歩き足りないかんじだが。
とりあえず街中を適当に歩いてみる。
古い小さなお店とかがあって、面白い。
そして秩父札所が34か所あるので
参拝して回って、御朱印を集めている人も多い。
街を抜けて、武甲温泉へ行くことにした。
その近くにも川が流れているので、そこの河原で
BBQをするという目論見。
武甲温泉への道のりは、再び「ひつじや」の前を通ることになった。
また来るなら朝買って背負っていかなくても
今買えば良かったのに・・。
しばらく国道を歩いていく。
それにしても秩父は車が多いなあ!
とつくづく思うような交通量だ。
ずっと舗装道路を歩いているせいもあるけど、
なんだか自然の中のハイキングというよりも
交通量の多さを感じて歩いていた。
そのせいもあるのか、歩くのが疲れる・・。
ようやく到着した武甲温泉のすぐ近くに
河原があったので、ここで休憩。
ミニ焚火台が活躍!
「ひつじや」で買った肉を焼く。
まずはタン塩から。
・・・美味い!
何もタレをつけなくても美味い!。
ビールはやっぱり買って良かったー。
歩き疲れて汗だくだったので。
川には何か魚もいたようだった。
ミックスとカシラは、味噌タレに漬かっていた。
これも美味しい!
やわらかくてクセもない。
特にミックスの中に入っていたシロが美味しかったなあ。
このホルモンは、かなり美味しかった。
河原でBBQという状況を差し引いても
かなり美味しいレベルだと思う。
いままで食べた美味しいホルモンのベスト3に入る。
どれが1位とかじゃなくて、3つのベスト、
ということなので、ある意味今時点で「一番おいしい」
と言っても過言ではない。
そしてこのミニ焚火台で焼いて食べる分量が
なんだかちょうど良いし。
このバーベキュープランは何度もリピートしたい程に良い。
この「ひつじや」は揚げ物も美味しいらしいので
次回はお土産に揚げ物も買っていきたい。
駅で買ってきておいたウイスキーの小瓶は
解けた氷水で水割りに。
これもモツ焼きに合う!
しかし酔う!
これ、290円だし、お手軽で良いなあ。
食べて、ちょっと酔っぱらったところで
撤収して、温泉へ。
すぐ近くなので良かった。
武甲温泉は広くて、お湯がぬるめなので
長く入れて気持ちが良い。
炭酸泉の炭酸も多めでシャワシャワして面白い。
温泉から出たら、再び元来た道を歩いて戻る。
交通量の多さが相変わらずちょっとつらい。
西武秩父駅前の「駅前」という店に入る。
相方が出張で来た時に訪問済のお店。
一緒にゴルフとかに行っているE氏やKガイさんから
さんざ「秩父駅前のキノコ汁」がすごく美味い。
とは聞いていたので、気になってはいたのだ。
お通しの小鉢が5種類も出てくる。
韓国料理屋のような充実したお通し。
これだけで十分に酒が飲める。
本当にすぐ駅前なのです。
熊鍋や猪鍋まである。
しかも地元の漁師さんが捕ってくるという
地場ものなのだ。
熊はクセがあるので猪の方が美味しい
とお店のお母さんは言っていた。
でも熊も好きな人は好きらしい。
うーむ、一度食べてみたいかも。
これが噂のキノコ汁。
もっと味噌汁的なものを想像していたのだが、
かなりこれは「食べ物」だ。
すごくたくさんキノコが入っていて、
味を出すためにナスも入れているという。
これはつまみになるキノコ汁だ。
キノコ味を噛みしめられて、美味い。
岩名の骨酒を「5杯」。
5合ではなくて、5杯というのは
このお茶碗で5杯分だ。
なんだかお茶を飲んでるみたいなかんじだけど。
しっかり味がしみ出ていて、美味しい。
〆にくるみそば。
汁にくるみが入っている様子。
さらっと食べられる。
食べ終わったところで、
15時25分のレッドアロー号に乗れそうだったので
お会計をしてお店を出る。
駅前なので電車の時間の調整がしやすいのも便利だ。
電車に乗ったらすぐに寝てしまい、
飯能のスイッチバックにも気が付かず、
気が付いたら後ろ向きに電車が走っていて、所沢まで来ていた。
今回は、ハイキング的にはなんだかアレだったけど
意外とグルメ的に充実したような気がする。
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