式根島2015秋_1日目_ブダイが釣れ過ぎる雨の式根島

旅・自然

2_008

2_0019:05式根島に到着。

式根島にはバスもタクシーも無いのだが
島の真逆の港からキャンプ場まででも徒歩20分くらいと小さい島なので
レンタカーを借りるほどでもないが、荷物を持って歩くのは少し坂道が辛い。

ということで、フジイレンタカーで
1500円で荷物を運んでくれるサービスをしているのを知り、
予約をしておいたのだ。

軽自動車に詰める分だけ積んでOK。
そして確認用に一人、Kガイさんが同乗していった。
残りの3人、私と相方とAくんは歩いて行った。

港の観光協会でキャンプの受付をして、札をもらう。
「今日はキャンプの人数が多いので、
みなさん、仲良くしてください。」
と、小学生みたいなことを言われた。

道のりの半分くらいまで歩いてきたところで、
荷物を送り終わったフジイレンタカーの人(夫婦らしい)が
車で通りかかって、
「乗っていきますか?これはサービスです」
と言うので、お言葉に甘えてキャンプ場まで乗せて行ってもらった。
これはラッキーだ。
というか、そもそも最初から全員が乗れたスペースもあった気がするが。。
おかげで、楽チンにキャンプ場に到着した。
2_002キャンプ場にいたのは7組くらい。
そもそもこのオフシーズン開業の釜の下キャンプ場はあまり大きくないので
真ん中のスペースを残して、割といっぱいになる。

奥地には荷物を宅急便で送って大量に持ってきている
大人数のグループが、テーブルやビールケースなども占領ぎみに設置していた。

でぶっちょのおじさん率いるグループなのだけど、何の仲間なのかはいまいち不明。
なんとスカートにパンプスの女子が2名いる。
その格好でキャンプは無いだろう。
テントとか建てるにも0.5人工くらいの働きにしかなっていない。
着替えた方がいいんじゃないのー。

とか勝手に色々言っていたけど、
観光協会の人に「仲良くしてください」と言われていたので
あんまり悪口を言うのはやめよう。
2_003キャンプ場の目の前の海。
ちょうど干潮らしいのだけど、
満潮になるとあの石の道が全部海の中に沈む。
2_004ひとまず昼ごはん。
ちなみに朝ご飯は船の中の自動販売機で買ったイチゴパンだった。

最初は、なぜか相方が家で作った残りのカレーをジップロックに詰めて持ってきたので
それを湯せんで温めていたのだけれども、
耐熱効果の無いジップロックは溶けて、鍋に流出してしまった。

なので急遽、持ってきていた牛肉パックで牛丼にすることにした。
2_005しかしご飯の量に対して牛肉が少ない。。
またしても、なるべく具を食べないようにしつつ
わずかにご飯に付いた味で、ご飯を食べるという牛丼だ。

でもご飯がものすごく美味しく上手に炊けたので、
これでも食べられた。

まあしかしお米を沢山食べたのでお腹は満たされたので
早速釣りに出かける。

歩いて10分かからないくらいのすぐ近くの式根港で釣りをする。
2_006_1200相方が最初に2匹釣り上げた。
ブダイとベラ。

そしてその後、私もブダイがかかる。
なんだかブダイが多いのかな。

と思っていたら、、
ものすごく大物が釣れた感じの引き!重い!

切れないように慎重に引っ張る。
タモ網を用意してもらって引き揚げてくると、
体が随分平べったい?もしかしてヒラメ?

などと思いながら釣り上げたら、
ものすごーく大きいブダイだった!
2_007_1214でっけー。
40センチくらいとか?

でかすぎて笑える大きさ。
2_008足と並べてみたけど、
思えば足の縦の長さを置いてみるんだった。

ともかくでかい。
触ると、身がモニョモニョする。
2_009_1256後からやってきた男の人が
「アジが入れ食いでしょう」と言うのでよく見たら
確かにたくさん回遊してきている様子なので、
サビキに変更してみる。

すると、Aくんが何匹か釣り上げる。
おおー。

アジの群れも見えてるもんなあ。
みんな、アジを釣り出す。
入れ食いという程ではないけど適度に釣っている。

しかし!なぜか私のハリにはアジがかからないのであった。
あんなに回遊してきているのになぜ??

あまりにもなぜか私はアジが釣れないので、
サビキはやめて底釣りに変えた。

アジのゲットは他の人たちにまかせよう。

そしてその後なんと、またブダイが釣れてしまった。
しかも2匹いっぺんに。

なんだか私のところにだけ、ブダイが回遊してきてる(?!)のだろうか。
このまま続けているとブダイが大量になってしまう。。
こんなにブダイが釣れても食べ方がわからないよー。

ということで、もうブダイ以外を釣れるように祈りながら
場所を変えて釣ってみた。
2_010_1305願いが届いたのか、やっと他の魚が釣れた。
アカハタ。

この後、メジナも釣れる。
やっとブダイから解放されてきた。
2_011これはAくんが釣った謎の目の大きな魚。
後で調べたら「ハタンポ」ぽい。
2_012少しだけ大き目のシラコダイも釣れたけど
これはさばきずらいのでリリース。
2_013また大きいのが釣れた!
と思ったら、なんとハコフグだった。

けっこう大きくて立派。
そして体はカチカチに硬い。まさにハコみたい。
2_014でもフグだから食べられないし、リリースしたけど、
後で調べてみると、ハコフグの肉には毒が無いようで、
お腹に味噌を詰めて丸焼きにして食べる「味噌詰め焼き」は
五島列島の名物料理のようだ。
キャンパーがそれをやってるブログなどもあった。

ハコフグの味噌詰め焼き

うまそう。
でも生きているハコフグは、危険を感じると強毒を発するらしいからな。。
2_015雨がだんだん強くなってきたので
14:30くらいに撤収する。

けっこうたくさん釣れたので、
食べるように持ち帰るものを選別した。

ブダイは大きいの1匹だけ持ってかえってみることにした。
それにしても大きくて、折りたたまないとバックに入らない。
他の魚が潰れてしまう。。

そのまますぐ近くの無料の露天風呂「松が下温泉」に入りに行く。
雨で濡れて寒かったので、暖かいお風呂がうれしい。

式根島はなんといっても温泉に入り放題なのがすばらしいのだ。

温泉に入っていたおばさんの話していたところによると、
「温泉に入っているそばから傷が治っていくのがわかる」
ほどの効き目だそうだ。
ほんとかなー。
でも、効いてるかんじのする温泉であることは確か。
2_0163時15分くらい。まだ早いけど、夕食に向けてさばきます!

ムロアジ8匹、ギンガメアジ2匹、
メジナ1匹、アカハタ1匹、
そして特大のブダイ1匹。
2_017ブダイの鱗はすごく大きくてギターのピックみたい。
鱗落しを持ってきて良かった。
職人Kガイさんにさばいてもらう。

魚をさばいていると、
太っちょ集団の中の一人の海パンいっちょのお兄さんが
何釣れましたかー、とか話しかけてきたので
「ブダイがたくさん釣れ過ぎたけど一個だけ残してリリースした」
と言ったら、
「えー。ブダイ美味しいのに。欲しいです」
というので、明日釣れたらあげるよ、と約束した。
ちなみに海パンいっちょのお兄さんが言うには
ブダイは生で酢で食べると美味しいと言っていた。
酢??

でもともかく、あげる人もできたし、
美味しいらしいので、明日はちゃんと釣った分を持ってこよう。
2_018今回のムロアジはかなりビックサイズで、
三宅で釣った時の2倍はある大きさで胴回りも太い。
なので少ない数でも身がたっぷりとれる。
8匹さばいただけでもかなり大量に身が取れた。
2_019ムロアジは、半分なめろう、半分タコと一緒にアヒージョにする。

メジナと、ムロアジの残りは漬けにした。

ブダイはソテーに。
身がやわらかくて意外と美味しい。
明日はバターを買ってバターソテーにするといいかも、と思った。
2_020アジとタコのアヒージョ。

アジの身が厚いせいか?ツナみたいなかんじになる。
ロールパンにはさんで食べたらやっぱり美味しかった!

それにしてもずっと雨が降っているのがちょっと大変。
隠れるような木も無いので、はじっこの方で雨を少しだけしのぎつつ
でも濡れながらの宴会。

寒いので、焼酎のお湯割りが進む。
しかし寒いのでいくら飲んでも酔わない。

そんな寒さの中なので、魚のアラ汁が最高に美味しかった!
その辺で摘んだ明日葉と豆腐を入れたのが美味しい。

Aくんは18時半くらいに寝てしまった。はや。

とはいえ大人たちも、雨だしなんとなく早く寝てしまいたいかんじ。

寝る前に温泉に行って温まりに行く。
私は着替えるのが面倒なので、足だけ浸かっていたけど、
足だけでもちゃんと体までポカポカに温まった。
そしてそのポカポカは持続するのだ。

そのままキャンプ場に戻ってきて、就寝。
温泉のおかげか、すぐに眠りにつくことができた。

寝たのは20時半くらい。

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「酒を飲んだら飲まれろ!」 をモットーに人生過ごしてきました。 でももうそろそろちゃんとしようかなー、 と毎年思ってます。

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