恒例の小白沢ヒュッテの小屋開けだが、
例年は雪が解けて山に入れるようになるのが6月上旬くらいなのだが
今年は5月上旬に早くも雪がほとんどなくなってしまったようで、
もう道路が開通することになったので、
急きょ小屋開けの日程が早まったのでした。
金曜日のうちに出発して、
夜23時半頃にヒュッテに到着。
すでに先週も来ているそうなので
荷物もどかされていてそこそこ空間がちゃんとある。
軽く前夜祭的に飲む。
軽くのつもりが寝たのは3時くらいになってしまったけど。
でも酒量は控えめ。
朝。
寝ていた部屋の窓はまだ板で閉ざされていたから
朝になっても暗くてよくわからなかったけど、
外は晴れていて暑かった。
入口の白樺の木は
倒れてしまっていた。
朝ご飯を食べたら作業開始。
私は水場の源泉を見たことがなかったので、
くっついていって見学して仕組みを理解することにした。
草むらをかき分けて、水源のある山の中へ入っていく。
ここが水の湧いている水源。
青いタンクの奥の岩の間から湧いているそうな。
かきまぜたので濁ってしまっているけど、
この水が沈殿すれば澄んでくるらしい。
例年より水の量が少ないそうだ。
やっぱり雪が少ないせいなのかな。
先程の水源からホースを伝っていった下にあるドラム缶。
ここに水が流れ込んで、そして更に下に流れていく。
この先はプールのような大きなタンクにたまっていって、
そこからヒュッテに流れていくのだ。
高いところで湧いている水を低いところに流していく。
その圧力で水道の蛇口から水が出る。
単純な話なんだけど、意外にちゃんとした仕組みを認識していなかったな。
これでリアルに仕組みがわかったぞ。
タンクの周りの水たまりには、
オタマジャクシが大量に泳いでいた。
緑が濃い。
虫がたくさん鳴いている。
セミも鳴いているので、なんだか夏みたいな音。
湧水で飲み物や山菜を冷やしたり洗ったり。
いつもはたくさんの山菜、特にふきのとうが楽しみなこの小屋明けなのだけど、
今年は雪が解けるのが早すぎて、すでにふきのとうは姿すら見られなかった。
残念。
水場をつなげて、
しばらく水が出て、やったー。と思っていたところ、
食事の前くらいになったら水が止まってしまった。
暗くなる前にタンクを見に行ったら、
かなり水が減っていたとのこと。
原因を考えてみるが、
このタンクを共同で使用しているもう1軒のYさんが来ていたので
畑とかに大量に水を使ってしまったのでこっちに回ってくる分がなくなったのではないか?
という説が有力となった。
明日の朝にはまた水がたまっていると思うので、
朝見に行くとして今日は飲みましょう、ということになった。
隣のYさんの水使いすぎ原因説が有力となった20時頃から
ようやく宴会開始。
タラの芽は採りたて新鮮なので、生で食べられる。
これがとっても美味しい!
ビールのつまみに最適。
といいつつ、最初からワインから始めたのですが。
行者ニンニクの醤油漬け。
これを安い豆腐や油揚げなどに乗せて食べると最高なのだ。
タラの芽は天ぷらにもしました。
ふきのとうは逃したけど、
なんとか山菜を食べることができて良かった。
ジャマイカのジャークソースを味付けにした、
オリジナル料理、通称「ジャマイカ」。
辛い後味がクセになる。
ピーマンとタマネギは細めに切るのがポイントだそうです。
パスタは細麺だったので
なんだか、そうめんの様な風情。
これに行者ニンニクをからめて食べると味がしまって美味しかった
今年の仕入れワインは
安くて美味しいラインナップが豊富らしいので
とても参考になる。
今回飲んだワイン。
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※小白沢ヒュッテのHPは、
以前のサーバに問題あり、新サイトに移行したそうです。
小白沢ヒュッテ 新URL
http://koshirazawa.sub.jp
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