今年4回目の島は、大島へ。
夏のシーズンに向けて橘丸のメンテ中なのか、
大島航路の大型船が運休中なので、
今回の大島行きは、往復ジェット船で行く。
(さるびあ丸は八丈島航路の方に変更している)
土曜日の朝発の船に乗るべく、車に荷物を積んで家を出た。
早めに到着しそうなので、築地で朝ご飯を食べていく。
「若葉」の中華そば。
これと、卵焼きのお店で100円の卵焼きも食べて腹ごしらえ完了。
夜発の船に乗るのに慣れているので、
朝に竹芝に行っても、なんとなくこれから船に乗る気分にあまりならないものだ。
8時30分発のジェット船に乗って出発。
意外とすぐに寝てしまって、
経由地の久里浜に着いた時に一度起きたけど、
ほとんど寝ていたので、あっという間に着いた。
というかジェット船だと2時間くらいで着くので、実際にあっという間だ。
同窓会を開催するらしく、
出迎えの人が多かった。
今回はレンタカーではなく、釣り具店の「磯釣り専用車」なるものを借りた。
到着した港の駐車場に名前を書いて置いておきます、と言われたけど、
駐車場がけっこう広いし、2か所あるので、探すのに苦労して、
2度も電話してしまったけど、なんとか探し出すことができた。
まずスーパー「べにや」で氷や飲み物などを買って、
近くのお弁当屋さんでお昼ご飯を購入。
そして釣り具やに寄って料金を払って、さっそく釣り場へ向かう。
今回はキャンプ場の近くで釣ってみることにする。
初めて行ってみた、差木地漁港。
漁港と言っても、船が全く泊っていなかった。
そして人も誰もいなかった。
まあ、雰囲気は良いので、ためしにここで釣ってみよう。
波はなくて凪だ。
そしてけっこう暑くて日差しが強い。
釣果は、、あんまり釣れない。
でも、そのうち、相方が得意の小メジナを爆釣し始めた。
小メジナは飽きてしまっているので、全てリリース。
サバの切り身にウツボがかかった。
小さ目だったけど、噛もうとしてくるので怖い。
この後も何度か、ぐっと引いた後、
根掛りしたような重さになるようなことがあったので、
きっとウツボなのでしょう。
お昼ご飯は、貸し自転車屋の隣のお弁当屋さんで買った、
おにぎりと、ゆで卵。
ウルメイワシのような小さな魚が釣れたが
模様がサバっぽい。
サバの赤ちゃんのようだ。
こんな程度を相方が釣っていたが
私は新調したリールについていた糸がバンバン切れまくっていたこともあって
全て逃してしまった。
15時半くらいで一旦釣りは終了して、キャンプ場へ行って、
設営する。
広いキャンプ場だけど他に2組しかいなくて
ほぼ貸切状態のようなかんじの広場にテントを張った。
暑いのでキャンプ場の下のトウシキ海岸に泳ぎに行く。
水が透明で青くてものすごく綺麗。
でも水は冷たい!
潜ってみると、魚がたくさんいた。
泳いでいるうちにだんだん水の冷たさにも慣れてきた。
泳げる季節になったらやりたかったことがある。
岩の上からコマセを撒いてもらって、
魚がどうやって餌を食べるのかを観察するのだ。
これを実際にやってみてわかったことは、
魚は、基本的に、自分の目の前にやってきた餌しか食べない、
ということだ。
落ちてくるのを遠くから見て、餌の方に向かってくる、
ということが無さそうだったのだ。
タナが大事、という意味がわかった気がする。
言われてはいたけど、実感として意味がわかると違う。
でもこの食べ方も、魚種によって違いがあるかもしれないので
チャンスがあれば何度か実験を続けて観察していきたいと思う。
暑かった体がすっかり体が冷まって、すっきりした。
キャンプ場に戻って、水シャワーを浴びてみたけど、
海の水よりも全然冷たくないので余裕で浴びることができた。
夕暮れのキャンプ場。
借り切り状態の景色が雄大でいいかんじ。
気温も暑くもなく寒くもなく、ちょうどよくて気持ちが良い。
風も無いので物が飛んじゃうとか面倒なこともないし。
なんだか快適すぎる。
思えば、風が強いとか大雨だったりするキャンプが続いていたので
こんなに快適な気候のキャンプは久しぶりかもしれない。
焚火も順調。
海岸で拾った流木と松ぼっくりだけで
着火剤無しで火が順調についた。
持ってきたパックのジンギスカンを焼肉に。
ご飯は、火が強すぎたのか底の方が焦げてしまった。
「べにや」で100グラム350円で買ったトコブシ。
海市場で買うより少しだけ安いかも。
でも海市場の方が鮮度が良かったかな。
今回は、お酒も控えめにして、
夕食を食べたら、夜釣りに行くのだ!
20時くらいから夜釣り開始。
波浮港に来てみた。
すでに何組も来て釣っている。
しばらく、浮きと仕掛けの組み合せが上手くいかなかったり、
からんじゃったりして、忙しいだけで、釣れない。
相方がサバを釣っていた。
目が大きくてくりくりしている。
昼間に差木地で釣ったのは、やっぱりサバの赤ちゃんだったのだな。
同じ模様だった。
0時頃、眠くなってきてしまった。
寒いし、眠いし、釣れないし。
他の人達もみんな帰っていったからもう釣れないんじゃないかなー
そろそろやめて寝てもいいかも。
などと思いつつ、トイレに行きたくなったので
用を済ませに行った。
そして堤防に戻ってくると、相方が「早くきてー!」と騒いでいる。
「気持ち悪いのが釣れちゃった!。あとお前の竿が引いている!」
気持ち悪いの、というのを見たら、
尻尾がオタマジャクシみたいな変な形で、ぬるぬるしたかんじで
確かに気持ち悪い。
調べてみたら「イタチウオ」というらしく、
意外と美味しいようだ。
でもこの時は、気持ち悪いーと、触りもせずに
リリースしてしまっていた。
引いていた私の竿にかかっていたのは、
おなじみのハリセンボン。
どっかりとした大き目サイズだった。
今回はリリースしました。
そして1時頃。
相方が、何か引っかかってるのかな?
くらいなかんじで引き上げた竿の先にエビが釣れていた。
えー。堤防からこんな風に釣れるもんなの?
全く期待も何もしていないところに釣れたので、びっくり。
これにびっくりして、眠気がふっとんでしまった。
そもそも今回の夜釣りでは、私はイカを釣るぞ!
という意気込みだったのだった。
改めてイカの仕掛けを投げこんで、待つ。
相方がカサゴを釣った。
でも小さくてかわいそうなので、リリース。
大きくなってまたやってきてほしい。
1時半頃、流れていったイカの仕掛けを巻き取ってみたら、
何かがひっかかっている様子。
特に引いてるわけでもないんだけど、何か釣れているっぽい。
白くて細長い魚が釣れたのかな?
と思っていたら。。
なんとイカが釣れていた。
やったー!
狙った仕掛けで狙ったものが釣れるのは、嬉しいものだ。
ヤリイカの様子。
白くてとても綺麗。
もう眠気なんてさっぱり無くなってしまった。
でもこれ以降、イカは釣れなかった。
底に仕掛けて置いておいた竿を餌のチェックで引き上げようとしてみたところ、
何かがくっついているかんじで、重い。
でも引いてるかんじもないので海藻か何かが引っかかってるのかな?
と思って引き揚げてみたところ、
なんと、またエビが釣れていた!!
なんと。全く狙っていないのに2匹も釣れてしまうとは。
初の夜釣りだけど思わぬ収穫。
本当は2時頃でやめて寝るつもりだったけど、
なかなかやめるタイミングがなくなってしまったが。
でも3時くらいになったらあまり引かなくなってきたし、
眠くもなってきたので、終了する。
生簀にはサバが5匹とイカを入れておいたけど、
網が破れて、サバが一匹噛み切られていた。
きっとウツボの仕業に違いない。
今回は、ウツボが釣れちゃったのかもしれないようなことが
何度もあったしな。
キャンプ場に戻って、
大漁祝いの打ち上げでソーセージを焼いてビールを飲んだ。
日も少し明け初めてきた。
4時頃にテントに入って一旦就寝。
釣果で興奮していて頭は起きていたけど体は寝不足だったので、
目を閉じてすぐに眠りに落ちた。
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