あんど!大島 講座 第2回_1日目

旅・自然

20161029
2_001朝6時に岡田港に到着。

ここから皆でマイクロバスに乗り込んで、御神火温泉へ移動。
マイクロバスを運転するのは、なんと首都大学東京の准教授!

大型船地到着日にはい、御神火温泉が早朝営業している。
早朝に利用したのは初めてだけど、
温泉は気持ち良いし、このコースはなかなか良いかも。
2_002御神火温泉のレストランの朝食は、おかゆとか、丼ものなど何種類かある。

トーストセットは、卵とコーヒーがついて500円。
コーヒー飲み放題が嬉しい。

ここでゆっくりして、8時半に元町の船の待合い場に全員集合。
前乗りしている人や、大島在住の人なども含めて
みんなでバスに乗り込む。

しかし午前中は開発総合センターにて、室内での座学。
農林資源を活かしたグリーンツーリズム、
海洋資源を活かしたマリーンツーリズム
などについてお勉強。
2_003午後からはバスに乗って島を周りながらの講座になります。

予定では、船に乗って海から大島を見ながらジオパークの講座をする予定だったのだけど、
船の出る波浮港方面では風が強いとかで、残念ながら中止になってしまいました。

ということで替わりに山から見るジオパークということで、三原山へ。
2_004海は荒れているといいつつも、
空は晴れていて、三原山がとってもくっきり見えた。
何度も来てるけど、
こんなに山頂までくっきり見える日は少ないかもしれない。
2_005一同腹ペコなので、
とりあえず三原山を眺めながら、お昼ご飯。

大島温泉ホテルのお弁当だそうです。
明日葉、島海苔、たたき、キンメ、シッタカ、などなど
島の食材がふんだんに使われていて美味しかった。
2_006山の方面へ途中まで歩く。

ススキがたくさん生えていて秋らしい風景。
2_007ススキの根元に寄生するというナンバンギセル。
寄生するので自分で光合成はしないため、葉っぱが無いらしい。
2_008溶岩の岩の上に登る。
そういえばこの上に登ったのは初めてかも。

三原山が噴火して溶岩が流れてきた時には、ドロドロ溶けたものではなくて、
固まった岩がガラガラと落ちてきていたそうだ。
なので音がけっこう怖かったかもしれない。
2_009山から下る時には、先月復旧した御神火スカイラインを通っていった。

かなーり急な道で、曲がる時とか、落ちそうな気がして怖い。

通れるようになったというものの、まだところどころ工事中なのでした。
2_010続いて、愛用している椿油を作っている「高田精油所」へ。

個人的にほんと、ここの椿油は他のよりも質が良いと思うので
一度使って以来、切らさずここの椿油一筋で買い続けているほどのファンだったのですが。
その違いの秘密がようやく明らかになるかも!と期待しながら向かう。
2_011椿を絞るレトロな機械は何と80年以上からずっと使い続けているという。

2_012椿の実は手作業でしっかり良いものを分別している。
大量生産して売り上げアップ!などという思考は全くなく、
誠実に作っているということがよくわかった。
2_013椿の実を絞ったカス。
肥料などとして使うそうです。
2_014引き続き、波浮港に移動して、
上から見ながら昔栄えていたという波浮についてのお話。

最盛期には、多くの漁船が港を埋め尽くすほどの大盛況で、
街もとっても栄えていたそうです。

そしてここ、噴火でできた当初は海につながっていない池だったのが、
後につながったという。
2_015その後は、大島海洋高校の教室をお借りしての授業。

さすが海洋高校というかんじで、
アロワナとか、めずらしいお魚が水槽で飼われていた。
2_016なつかしいかんじの教室で、テンションがあがる。

ここでは、今日船を出してくれる予定だった
ケンボーダイビングのケンボーさんが、
地図や写真を元に海からみた大島のジオパークを説明してくれました。
海のことしか興味がなかったケンボーさんが
冬場の小遣い稼ぎに、地質学者の人を乗せて車を運転していた時に話していた、
地質学上の大島のことを聞いてから、急に興味が出てきてしまい、勉強をして
今では陸上でのガイドもしているという。

ニコニコしながら楽しそうに説明する語り口はさすがサービスガイド業というかんじで
楽しく聴ける。

大島は何度もの噴火によって、いろんな場所がどんどん出来上がってきた、
ということを知ると、
今後大島の風景を見る時にも違って見えてきそうだ。
2_017宿に到着ー。

庭にダイビング練習用のプール(?)もある
ダイビングの人御用達の「ホテルパームビーチ」です。
2_018障子がいきなりファンキーな柄。

ホテルといいつつ・・
部屋はけっこう古めなかんじです。

18時頃に到着して、なんと19時半からまだ講座があるので、
それまでにお風呂と夕食をすませなければいけない!
ので、急いで入浴へ。

お風呂のシャワーは、なかなかお湯にならなくて冷たい。。
やっとお湯になったと思ったら、また水になっちゃったり、と安定しない。
なんだか外国の宿に来たかんじ。
外国の宿に泊まってる、と思えば、まあそんなもんかな、と思う。
2_019金庫がどーしても閉められなかったので、
貴重品を入れるのは諦めました。。
2_020夕食は、和洋中の混合バージョンでボリューム満点。

べっこうは青唐辛子の輪切りも乗っかっていて
超辛い!けど美味しい。

ものすごくビールが飲みたいが、
この後にまだ講座が控えているのでぐっと我慢しつつなのが辛い。
2_021夕食後は、現状で14種類ものお店を経営している
オダトシオさんによる、「MD」の事業。

「MD」とは何と、「店を出す」の略なのだった!
タイムスケジュールに沿って、具体的に何をすれば良いか
という実践的に参考になる講座でした。

オダトシオさんは、
どんなにはやっていてチェーン店化などの話が来ても
ともかく自分が気乗りしないなら断る、という一貫した姿勢。

「自分が面白いと思ったことをやる」「気乗りしない話には乗らない」
というのは、この日、他にも話を聞いてきた方々全員と通じるところがあるなあ、
と思った。

おしゃれで独特な雰囲気のオダさんは
話し方含めて、とても楽しくて、
食後と疲れで眠かったというのに、全然眠るどころではなく
興味深々に話を聞いてしまった。

大島の地層大切断面に似ているこちらの写真は、
オダさんの名刺にくっついてきたグルテンフリーのバームクーヘン。
これももちろんオダさん立ち上げのお店の商品です。
2_02221時。やっと講座終了〜。へろへろ。

とりあえずビール飲んで寝よう!
と、宿の自動販売機にお金を入れてみるも、

右側の自販機は電源が入っていなくてそもそも買えない。
左側の自販機は、小銭を入れても、出てきてしまう。

なんと!ここでビールが飲めないなんてー。

諦めきれず試行錯誤してみたところ、
なぜかお札を入れたら、ちゃんと買えた!

何なのだこの自販機の構造は。。
2_023部屋の電気のボタンのしくみも謎で。
パチパチとつけたり消したりすると、段階的に電気が暗くなるようなのだが、
1度目は暗くなったけど、
2度目は豆球がつくはずのところ、つかない。。

まあなんだか色々とへんてこな点が満載のホテルでしたが、
「外国のホテルだ」と思えば、普通にあるようなかんじなのでした。

関連記事

関連サイト

コメント

この記事へのコメントはありません。

2016年10月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31 

アーカイブ

ランキング

  1. 1

    塩と砂糖を間違えた肉じゃがの対処

  2. 2

    キャンプに持っていく液体が絶対漏れない容器!

  3. 3

    北海道から南下の旅_8日目_1_ヘレナ国際カントリー倶楽部で締める

sake

sake

「酒を飲んだら飲まれろ!」 をモットーに人生過ごしてきました。 でももうそろそろちゃんとしようかなー、 と毎年思ってます。

TOP
CLOSE