来週、新しい車が納車されることになり、パジェロとも今週でお別れなので、最後のドライブに出かけた。
そもそもお別れが近いというのになぜかうっかりガソリンを満タンに入れてしまったので消費しないと勿体ないのだ。
パジェロの胃袋にはがっぽり88リットルもガソリンが入ってしまうので、満タンに入れたことなんて買ってから1回くらいしかないというのに。どうしてこんな時に満タンにしてしまったのか不思議なのだけど。
「最後くらい満腹にさせろ」というパジェロの意思が働いてしまったのかもしれないな。
ということで、丹沢にやってきました。
相方は渓流釣りをしている間、私はりつりんと山登り&川遊びをしようと思います。
最後に一緒に記念撮影。
りつりんも、自分ちの車だと認識しているようで、見つけると寄っていくようになった。車高が高いけどポンポーン、と自分で飛び乗ることができるようにもなった。
この夏は海、川、プールで泳ぎまくったおかげでかなりモシャモシャで毛玉が多くなっている。
今日、川に入ったら更に毛玉が増えそうだ。。
週明けトリミングに行くので、もう丸刈りにしてスッキリしたい。
釣り場「リバースポット早戸」の駐車場から舗装道路を歩いて、なんとなく目星をつけている場所まで行ってみる。
「松茸山自然の森公園」というところに到着した。
公園といっても駐車場と簡易トイレがあって、あとは自然があるだけのところだけど。
浅い川で遊べそうなので、降りていってみる。
川の中に自ら率先して入っていくりつりん。
浅い川なら何の躊躇もなく入るようだ。暑いからむしろ入って涼みたいのかも。
奥の方の川に行ってみる。
早朝なので誰もいなくて、虫の声と川のせせらぎがいいかんじ。
川遊びでクールダウンしたところで、公園の入り口から少し入ったところに松茸山への登山道があったので、登ってみることにした。
持ってきていた登山地図にも、登山口の入り口にも「ヒルに注意」と書かれていたのだけど。まあ、1匹2匹くらいは噛まれるかもな、くらいに思っていたのだけれども。そんな甘いものじゃなかったのだった。
登山道は一応整備されているけど、ところどころ崩れていたりしていたけど、りつりんも難なくついて来ていた。
勾配はそんなにきつくないので楽ちんな道でちょうどいいかもな。
と思って快適に登っていたのだが。。
ふと、ふくらはぎがチクチクするな、蚊に刺されたかな?と思ってズボンをめくってみてみると、ヒルが吸い付いていた。
わー、と思って取り去り、ふと足元を見ると、
ぎゃーーーー!!
足首の周りにも無数のヒルがひっついていたのだった。
靴のわずかな隙間からも何匹も入り込もうとしている。
「ひいいい」
慌ててヒルを剥がそうとするのだけど、強力にくっついていてなかなかはがれない。そして潰そうとしても潰れないし、はがれたと思っても手にまたくっついてしまう。
恐ろしい。
なんとかくっついているのを剥がして、更に山を登っていく。
そのうちまた、チクチクしてきたので見てみると、またもや大量に足にくっついている!!。
なんだこれ。終わりがないのか?!!
ほんと、こんなかんじで、恐怖映画のような風景。
これは取っても取っても終わらないようだ。
もう、山を下りるしかない!
ということで、全部取るのは諦めて、急いで山を駆け下りた。
りつりんにもきっとたくさん付いているんだろうなと思いつつ、こんな場所でゆっくり取っている間に体中にくっつかれそうなので、ともかく一旦山からおりてしまうことにした。
そうして一気に山を駆け下り、アスファルトの地面の場所まできて、ようやく落ち着いて靴を脱いでみると、大量のヒルが足にくっついていた。片足20匹づつくらい。
自分のを綺麗に取り去ったら、一旦川に足を漬けてみる。消毒のつもり。
りつりんの足も川に入れる。これで死んでくれないかしら。
そして河原で落ち着いて、りつりんの足をチェックしてみると、指の間の毛にびっしりとヒルが付いていた。水に漬けてもちっとも死なないのね。
毛にまみれているのでこれまた取れにくい。
各指に20匹づつくらいくっついてるかんじ。これが計4本もあるので取るのも一苦労だ。
取り切ったかな、と思うと、血を吸って大きくなったヒルが見つかる、というかんじで、取っても取っても出てくる。
ヒルに噛まれた後は血が止まらなくなるので、りつりんも私も流血状態。
取ったヒルはこの石の上にくっつけていったのだけど、動きが早くてどんどん移動していってしまった。
あー。疲れた。
一旦、管理釣り場まで戻って、カップラーメンのお昼ご飯を食べた。
今度は木を投げて、それを持ってくるようにさせてみた。
まずは木をおもちゃと思わせるようにすると、すんなり持ってくるようになった。
「持ってきたぜー。」
何度も水の中に入っているうちに疲れてきたようで、最後にはヨレヨレになっていた。
私もりつりんも、水に濡れてドロドロに汚れた状態で帰りに車に乗り込む。
車のボディも泥だらけ。
最後まで汚く乗り続けてしまったけど、ワイルドに乗るのが似合う車だから良いかな?
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