朝5時に岡田港に到着。
相方とN島さんはそのまま岡田港で釣りをしている間に、私はりつりんと一緒に、車を置かせてもらっているM田さん宅に車を取りにいってその足で、早朝からやっているお弁当屋さん「大将」へ朝ご飯を買いに行った。
大島に大型船で行くと朝5時に降ろされてしまうものの、なーんのお店もやっていないので、早朝からやっているこのお店は重宝している。
どうやらお弁当だけではなくてイートインスペースもあって麺類なども食べられるようだ。
おにぎりを買って岡田港に戻る。
岡田港には人がびっしり張り付いて釣りをしていたけど、二人も釣れていないし他の人も釣れていないみたい。
おにぎりを食べたら眠くなったので、私は車の中に入って一眠りする。
9時頃になったら「釣れないから移動する」と起こされた。
場所を移動して元町港にやってきました。
こちらも人がそこそこいたけど広いこともあって岡田港ほどの混雑ではない。
しかし今日はいつもより釣り客が多い気がする。といってもプロぽい人ではなくて観光客的釣り人が多い。やっぱり今日は観光客が多いんだな。
りつりんは、堤防をちょっと散歩したり、寝たりして良い子に待っていました。
やや大きめなのがかかった!と思ったらタカノハダイだった。
何もつれなければ持ち帰るところだけど、この後にきっとたくさん釣れることを信じてリリース。
他の二人も、ちょこちょこ釣れてはいたけど小さめなのでリリースしていた。
うーむ。なかなか持ち帰りサイズが釣れない。
風が強まったり弱まったり。日が出たり出なかったり。暑くなったり涼しくなったり。と、定まらないお天気だったけど。雨は降らなかったので良かった。
お昼のお弁当をスーパー「べにや」に買いに行くと、今日は島寿司があった。これ、いつもあるわけではなくてたまーに出現するんだよね。今日はラッキー。
あと、島唐辛子から揚げも購入。
どっちも辛いから、りつりんにはおすそわけできませんね。
代わりにおやつを与えて、我らは食事。
青唐辛子が効いたべっこう寿司。辛い!けど美味しい。
寿司職人が握ったのではないかんじのゆるいお寿司感がかえっていいかんじです。
唐揚げも辛いので、口の中が辛くなった。
これをビールで流し込む。美味い。
いつも宿泊しているトウシキキャンプ場は、先日の台風の影響で使用できない状態になっているらしいので、今回は有料(といっても200円)の「海のふるさと村キャンプ場」を予約して、そこに泊まることにしていた。
このキャンプ場の受付は14時からじゃないとできないらしいので、その時間に合わせて釣りは撤収して、行ってみた。
船が到着するのが5時なのに14時までチェックインできないって、宿じゃないんだからさー。前の人がいなければ民宿だってチェックインさせてくれる場合もあるのに。と、いささか疑問の残るかんじを予約の時から感じてはいたのだが。
しかしこのキャンプ場、お湯が出るシャワーも使えるし、冷蔵庫、冷凍庫も使えるというので、200円なら元が取れるんじゃないかという気もする。
キャンプ場まで向かう道は、先日まで通行止めになっていたようだけど、解除されていた。でも倒木の名残の枝がたくさん落ちているので、注意して走る必よがある。
倒壊した木とかを処理をしている風景をよくみかけた。
14時より少し前に「海のふるさと村」に到着。かなり広い場所なんだけど駐車場から先には車の乗り入れができないので、とりあえず空身で受付の建物までお散歩しながら歩いていく。
キャンプしている客も誰もいなかったので、りつりんも放したまま歩いていった。
この写真は去年の11月にここにお散歩に来てみた時の写真。というか、りつりんがまだ子犬だー。
受付の建物に行くと、ちょうどキャンプ受付係の人がやってきたところのようだった。
最初に建物の中に入っていくと、中に人がいたので
「キャンプの予約したものですけど」と声をかけると
「14時からです。」と言われた。
別に人がいるんだから、受け付けてくれればいいじゃん。キャンプなんだし。」と思ったけど、まあ外で待ってみようか、と出ていこうとすると、
「キャンプの予約した方ですか?」と、さっき外で会った別の人に声をかけられたので、もういちど窓口に戻った。
そこで受付をしてくれるのかと思いきや、意外なことを言われた。
「ペットは一緒に泊まることができないんですよね。」
「は?!」
てっきり、ノーリードで歩いていたことを注意されるのかと思ったけど、そういう話ではなくて、一緒に泊まることがダメらしい。
「テントは持ち込みテントだけど、ダメなんですか・・?」
「しつけがちゃんとされているワンちゃんでも、他にアレルギーとかあるお客様がいる場合もありますし。あらかじめ言っておいてもらえたらまだしも、何も聞いていなかったので、受け入れ態勢もできていませんし。」
いや、ものすごく長く色々書かれていた注意事項もあらかじめ読んだけど、犬がダメとか書かれてなかったし。
それに他にお客さん全然いないように見えるけど。。
「一度前例を作ってしまうと、これは良くて他はダメというわけにもいかないので。国の施設なので。。」
いきなりの宿泊拒否ですが、なんだかもうどーしてもダメ、ってことらしい。
どう言っても柔軟に対応してもらうことはできなさそうなので、一旦外に出て、外でりつりんと一緒に待っていた二人のところに言って「犬ダメなんだって」と言ったら、「さっき、言われた。」と言っていた。すでに言われてたのか。
じゃあ、どっかで野宿かねー、どこかできるところあるかなー。
などと相談していたら、さっきの受付の人が出てきて
「ペットホテルがあるのと、あと一軒だけペットも一緒に泊まれる民宿があるので、よろしければ電話番号を教えますので」と言ってくれたが。
そういう話ではないので
「島に知り合いいるんで、なんとかしてみます」と言って、立ち去った。
まあ、受付の人も、ペットホテルとか民宿とか紹介してくれて悪い人ではないのだけど。
しかし、決まりだからダメと融通効かないのは国の施設ぽい話ですな。
実質どうのというよりも「決まり」優先なところがなんとも。
島ってけっこうゆるくて融通が利くことが多いので、ちょっと今回はびっくりした。
だけど、犬を施設内で散歩させることは別に禁止していないのだ。
放し飼いで散歩してたことに対しても言われず。
アレルギー云々とか言うなら、犬の立ち入りも禁止にしてないと話が合わない気もするけど。そもそも野生動物がたくさんいる環境でもあるし。
海のキャンプ村の先には、小さな堤防で釣りもできる。
ファミリーぽい人たちが釣りしていたけど、今日はかなり波が高いのでヒヤヒヤする。
海に面したテラスもあっていいかんじなんだけどねー。(これも昔の写真)
まあ、うだうだ言っててもダメなものはダメなので、どうするか考えよう。
野宿ができそうな場所もいくつか思い当たりはするけど、とりあえずトウシキキャンプ場に行って様子を見てみようと思う。
立ち入り禁止とかになってたら諦めるけど、けっこう広いあそこが、そんなに使えない状態になっているとは思えないので。
トウシキキャンプ場に来てみたら、なんとすでにいくつかテントが張られていた。なんだー。大丈夫なんじゃん。
ということで、宿はここに決定!
トイレの屋根が壊れていて、立ち入り禁止になっていた。
このせいでキャンプ場が使えないということになっているようだ。
でも炊事場は無事で水も出たので、トイレさえ我慢すれば大丈夫!。
少し離れたところまで行けばトイレもあるので緊急の場合もなんとかなる。
とりあえず寝床が確保できて一安心。
まあ二人は夜通し夜釣りをするつもりで来てるらしいので、どうしようもない場合は車内泊でも良かったしね。(そんなことも過去にあったし)
テントを設置したら、もいちど元町まで出て、お風呂と買い出しに。
浜の湯の横の公園をりつりんと散歩しながら交代でお風呂に入る。
木が折れて倒れていた。
今回の大島ではこんな風景がちらほら見られた。
そういえば、元町に向かう途中の道にあるスーパー「タイガー」は屋根も壁も吹き飛ぶほどの崩壊っぷりだったけど「青空市」と書かれた貼り紙が貼ってあった。売ることができる商品を売っていたみたい。
温泉の隣にある中の原園地。
広くてトイレも水場もあって、バーベキューもできるので、ここでキャンプできたら場所も良くていいんだけど、なぜかデイキャンプしかできないのだ。なんで?!
他にダックスフンドを連れてきている人もいて、りつりんは遊びに行って仲良くなっていた。
大きくて乾燥した松ぼっくりがたくさん落ちていて、火おこしが楽ちん。
豚肉を狙っているりつりん。
あげたら大喜びで速攻食べていた。
しかし脂分が強すぎたのか、食べすぎて翌日はウンチが柔らかめになってしまった。やっぱりこういうものは食べすぎ注意ですな。
大島キャンプ定番のおでん。もう何回連続でおでんにしているだろうかというほどに毎回おでんだが。でもこのくらいのキャンプに最適なんだよね。美味しくて手軽。
日が暮れる19時頃には、二人は夜釣りに出かけていったので、私はりつりんと二人キャンプ場に残って、しっぽりと飲みます。
満月の光の中、虫の声が響き渡る中で静かに飲む。最高ですなー。
りつりんも大人しくお相手してくれました。
そのうち、おネムになって寝てしまいました。
背中にくっつけているのは、私が使わなくなったモンベルのミニミニヘッドランプ。ちょうど良い大きさだった。
幸い今夜は他のテントの人たちも早々に寝ていてうるさくなかったので、りつりんも番犬を発揮せずに吠えずにぐっすり眠ってくれた。
大島2019年9月_2日目_弘法浜で泳ぐ
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行きの船
1日目_まさかの犬禁止キャンプ場からのいつものキャンプ場
2日目_弘法浜で泳ぐ
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