前日は結局夜中の2時くらいまで飲んでいたようなので、朝はゆっくり寝て8時過ぎくらいにようやく起きた。
ハワイ計画を立てた当初の頃には、本当はこの日に船釣りしようとしていたのだ。トローリングでカジキを釣ろう!とか言って。
でも夏の八丈島キャンプの時の船釣りでゲロゲロに酔いまくったため、船釣りに対して及び腰になってしまっていたのだ。
今日、予約してチャレンジすることもできたのだけど、いざその日になると今から船釣り行くのもかったるい気がしてきたので今日は予定を詰め込まずに過ごすことにした。
太いソーセージも大量に入ったクロワッサンも3日間でようやく食べきれた分量だった。
コストコで買ったポケをご飯に乗せてポケ丼にして食べてみたけど、なかなか美味しい。「ワサビポケ」だったので少しピリ辛風味。
朝食を食べたら支度して、でかける。今日は海で泳いでみることにした。
キヨミさんだか何だかというコンドミニアムの所有者仲間(?)の人の情報によると、キャプテンクックは綺麗なので是非行ってみた方が良いとのことなので、そこへ行ってみることにした。
キャプテンクックは空港の更に先の方向にあるので、再び昨日走ってきた溶岩に挟まれた長い道路を走っていく。滞在中、この道ばっかり何往復しただろうか。。ほぼこの道路を走っていた、というかんじだ。
今日の目的は海に入るのと、ロブスターを買うこと。
本当は海に入った後にロブスターを買って帰りたいところだけど、ロブスターの店は昼の12時までしか開いていないのだそうだ。
ということで、まずは空港の近くにあるロブスター屋「KONA COLD LOBSTER」に寄っていく。
テント的な屋根の小屋なので、知らないとお店なのか何なのかわからないかんじの所だ。
中に入ると、屈強な体格のお兄さんが紙を渡してきた。
多分、ロブスターとかアワビとか、ここで売られているものが書かれているので、そこに買いたい数を記入するのだと思う。
みっちり。
いろんなサイズがあってサイズによって値段が違う。
大きそうなロブスターを「これ」と指さすと、屈強なお兄さんがそれを取ってくれたけど、持ってみてこれは「中身がスカスカだ」みたいなことを言って、別の身の詰まっていると思われるのを取ってくれたので、それを買うことにした。
ハサミは縛られていたけど、挟まれたら痛いんだろうか?
牡蠣やアワビなどの貝類も売っている。アワビも買ってみた。ちなみにアワビは英語で「アバロニ」というようだ。
この後、海に行ったりしてしばらく冷蔵庫に入れることができないので、発泡スチロールに入れてくれないか交渉しようとしたけど、うまいこと伝わらず、そして伝わったかもしれないけど「段ボールしかない」みたいなかんじで、結局段ボールに保冷剤を入れてもらう形で購入した。
でもこの保冷剤がものすごく強力で、夕方コンドミニアムに帰るまでずっと冷え冷えのまま保持することができた。
ロブスター屋を出てキャプテンクック方面に進んでいくと、途中でコナ市街の道を通っていったのだけど、いきなりお店がたくさんあって、びっくり。あの溶岩道路しか通っていなかったし、コンドミニアムの敷地の外に出ると周辺には何のお店もなかったしで、ハワイ島って全然お店も無くて自然しか無いのかなー、と思っていたのだった。ハワイ島に降り立ってから、ワイキキみたいないわゆるハワイっぽいイメージは皆無のままここまできていたので、ここでようやく立ち並ぶお店を見て
「なんだ、栄えてるんじゃん!」とようやく思えたのだった。
明日はここをぶらぶら歩いて買い物するのもいいね!ということで。とりあえず今日は海を目指す。
コンドミニアムから空港までの距離の更に倍くらいの距離を進んだあたりでようやくキャプテンクック方向への道「Napo’opoo Rd.」の標識を右に曲がって入っていった。
さてこの「Napo’opoo」は一体どう読むのか、何度声に出してみてもわからなかった。
「ナポーポー?」
「ナポーオ、オポー?」
「ナポ、オオポー?」
なんか「o」が多すぎる気もするんだけど。
そんなナポーポー・ロードは想像以上に山道だった。下っても下っても、なかなか海に着かない。確かにたまに見える海は、かなーり山の下の方にある。こりゃ相当下らないと着かないわ。しかし車体が大きいのに狭くてぐにぐに曲がる山道の運転は大変そうだ。N雲さんが頑張って運転する中、相方は一番後ろの席で横になっていびきをかきながら熟睡していたので山道を下ってきたなどとは全く知らないままに海まで到着していたのであった。
ナポーポー・ロードを下り切ったところでようやく海に到着!
「ナポーポー・パーク」という公園になっていた。ヤシの木が茂っていてハワイぽくゆったりするのにいいかんじ。
公園の目の前の岩場から海に入っていける。ここで泳いでみよう。
公園から入江を挟んで対岸のあの先っぽの平地にキャプテンクック記念碑があるらしい。でもあそこまで行くのは大変のようだ。
シュノーケルを付けて海に入ってみると、お魚をたくさん見ることができた。
ほとんどが見たことがない模様の魚。
伊豆諸島の魚はほとんど見尽くしてしまった気がしていたので、新しい知らない魚をたくさん見ることができるのは楽しい。
熱帯魚ぽいカラフルでお洒落な色彩の魚がたくさんいた。
黄色いカワハギが一番たくさん泳いでいた。真っ黄色だけど形はおちょぼ口のキイロハギだ。
水玉お洒落模様のハコフグも可愛かったな。
初めて見る模様の大きなブダイもいた。
そして岩場にはものすごい大きなウニが!。N雲さんが見つけて「針含めてサッカーボールくらい、本体でもソフトボール以上の大きいウニがいた!」と言うので「ウソだー!大きいのは針だけじゃないの?」と信じなかったのだけど。あまりにも「絶対に大きかった」と主張するので見に行ってみたら、本当に大きかったのでびっくり。普通のウニの比率でそのままサッカーボール大に大きくなったかんじの巨大ウニ。
あれ、食べられるのかなあ。。
海から出て公園でビール飲みながら休んでいたら、外人カップルが岸近くの岩場を見下ろして写真を撮っている。見にいってみると、すぐ近くに小さいウミガメが泳いで来ていた。こんな浅瀬にやってくるんだー。
海を堪能したらコンドミニアムに戻ります。コナのあたりは車が多いけど、やっぱり道はずーっと真っすぐでほとんど信号が無い。
濡れた服のまま車に乗っていたら、冷房が当たってものすごく寒い。しかし冷房を弱めたり当たらないようにすることがなぜかできずに我慢した。
途中でスーパーマーケット「セーフウェイ」に寄っていったので、そこのトイレで着替えたけど、店内の冷房がものすごく効いていたので引き続き寒いままではあった。
セーフウェイは昨日行ったコストコに比べると小分けで買えるので、調味料とかちょこちょこ欲しいものを買うことができて良かった。りつりんへのお土産用のおやつもゲット。
セーフウェイに併設しているお店でお昼を食べていこうかとか言いつつ、店が決められないままなんとなく食べないままに帰る。
コナを過ぎるとまたもや溶岩に挟まれた長い道。
途中にビーチに続く道があったので、ちょっと見に行ってみることにした。「マニニオワリビーチ」。パンフレットにはシュノーケリングに最高で、ウミガメやイルカもいると書かれていた。
駐車場が小さいようで途中の道に路駐していくしかないのだけど、車が大きすぎて入れるスペースがなかなかない。
ようやくつっこめる場所を確保。
これが今回の旅のお供の車。おっきいのです。
「DODGE」7人乗り。
座席間がとても広くて、一人ずつにエアコン口、照明、小物入れ、などが付いていて飛行機の座席みたいだった。
見るだけのつもりがあまりの綺麗で気持ちよさそうな海に耐え切れず水着を着たままだった他のみんなは海に入って泳いでいたのだけど、私は着替えてしまったのでまた水着を着る気にはならなかったので我慢した。明日は泳ぐぞー。
ボディボードとかしてる人もいて楽しそう。いいなあああ。
砂が驚くほど細かくサラサラで、素足で立っているだけで気持ちが良い。これはいいわ。
泳いできたみんなは「ものすごく綺麗だった!」と言っていた。魚はいないけど水がものすごく綺麗だそう。新島の海に似ているのかもしれない。
ここで一番「ハワイぽいねー!!」という雰囲気を堪能できたかんじ。
そして再び溶岩に挟まれた長い道を走ってコンドミニアムへ戻る。
海からもっと近いような気がしていたのだけど、なかなか着かない。思ったより長い道なのだ。信号一個もないこんな道をひたすら走っていく。
NEXT2日目_2_ロブスター、アワビ、肉のアメリカン夕食
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2019年ハワイ
出発_腹ごしらえ
1日目_1_溶岩の間の長ーーい道路を走る
1日目_2_ワイコロアビーチゴルフ キングコース
1日目_3_意外なアメリカ牛肉の美味しさ
2日目_1_ロブスターを買い、ナポーポーを下り、白砂ビーチに感動
2日目_2_ロブスター、アワビ、肉のアメリカン夕食
3日目_1_ワイコロアビーチゴルフ ビーチコース
3日目_2_コナの街とマニニオワリビーチ
3日目_3_最後の晩餐のプライムビーフ
4日目_帰国の日
5日目_日本は寒かった
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