さて、そろそろ食い飲みできる場所を決めようと思う。
中華街にはめぼしいお店もなかったし。
どうしようというところで、
S尾さんが出発前から「おにぎり食べよう」と
ずーーーっと言い続けている、「かにや」に行ってみる。
「何で長崎でおにぎり？？」と、みんな乗り気ではなかったのだけど
あまりにもずっと言っているので、根負けした感じ。
行ってみると、席も空いていたので、
じゃあ入るか！と、心を決めて、入ってみる。
これはお店の中にあった看板。
かわいい。
メニューを見ると、おにぎりだけではなくて、
おつまみやお酒も豊富な、居酒屋使いができるお店のようだった。
生ピーナッツのあごだし茹で
生って珍しいよね？
そしてこの味付けがお酒のつまみに良い感じだった。
牛すじポン酢
入店した時は空いていたけど、
あっという間に満席になってしまったので、
あの時に、えいやっと入らなかったら、来なかったかもしれない。
タイミングと思い切りは大事だし、
今回の旅は室内にいる時だけ雨が降ったりと、
全体的にタイミングが良いことが多かった。
たくわんは、無料
これが意外とおいしくて、よいつまみになる。
半熟玉子焼き
付け合わせはケチャップではなく、マヨネーズだ。
おでんを適当に注文。
出汁はアゴ出汁なのかな？
関東のおでんの味とは違う味付けだった。
なぜか注文してからお酒が出てくる速度がとても遅い。
そして、酒が薄くて量も少ない気がして、なかなか効いてくる感じがしない。
焼酎のロックを何杯飲んでも、酔いが足りない。
おでんを、おかわりして注文。
〆におにぎりを注文。
色々な具があるので、迷いつつ。
相方は２つ。他の3人は１つづつ注文した。
私は「しその実」をセレクト。
さっぱりして、今ちょうど欲しい味だった。
このままここで薄い焼酎を飲んでいても、いつまでも酔わなそうなので、
「かにや」を出る。
そして、ちゃんぽんも食べておかないといけないだろう
ということで、ちゃんぽんのお店を探す。
検索によると、この思案橋横丁に、人気店があるようだが。
「康楽（かんろ）」というお店。
店の前には10人くらい並んでいたけど、
せっかくなのでがんばって並んで待つことにした。
前評判では、ちゃんぽんは結局リンガーハットが一番美味しい
ということをよく聞くけど。
本場のちゃんぽんはどうなのか？！
期待が高まる。
20分くらい待ってようやくお店に入ることができた。
ハイボール300円が目立って安い。
缶から注いだだけだけど、逆にそれでちょうど良い濃さだ。
ちゃんぽんを一人一皿は食べられそうもないので、
「二つでもいいですか？」と聞くと、
「一人一品でお願いします」と言われたので、頼んだ青菜炒め。
そして、餃子。
テレビでは世界陸上をやってきて、
ちょうど日本選手が400メートルリレーを走るところだった。
そして、負けてしまった。
待望の、長崎ちゃんぽん。
さっそく食べてみる。
「・・・」「・・・」
目線だけの無言の会話が飛び交う。
汁の味は、かにやで食べたおでんの出汁と同じ味がした。
長崎の汁物はすべてこのアゴ出汁の味なのかもしれない。
そして、皿うどん。
まあ、、関東との味付けの違いや、
リンガーハットに慣れている。というかそれしか知らないということもあるけど。
お店を出て一同口にしたのは
「やっぱり、ちゃんぽんはリンガーハットだな！」
ということだった。
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