りつりんの初泳ぎは早々に切り上げて、
夕方から釣りをするために錆ヶ浜港へやってきた。
人はそこそこいる。
そして毎度おなじみ、しましまのおじさんも釣りをしていた。
横浜から車を持って移住してきたしましまのおじさんは、
釣れない時にはいないと思われるので、今は釣れる時間なのかもしれない!
期待が持てる。
・・と思ったけど、アタリが無く、餌も取られない状態。
うーむ。
そのうち、我らと、しましまのおじさんの間に、
ホテル海楽の初心者セットをレンタルしたらしき若いカップルがやってきた。
本当に完全初心者らしく、しましまおじさんに
「すみません、水ってどこで汲むんですか?」
なんて聞いている。
目の前に大量に水はあるだろう、、と思っていたら、
しましまのおじさんが自分のバケツを持ってきて海の水を汲んであげようとした。
するとレンタルセットの袋の中を見て
「あっ!もしかしてこのバケツで海の水を汲むんだ!」とやっと理解した様子。
竿にはすでに仕掛けが付いた状態だったので、さっそく釣りを始めようとしたのだが、
なんと、竿先を畳んだまま釣り始めたので、
「先延ばさないとダメだよ!」としましまおじさんに注意されていた。
そんなところからの超初心者なので
教え好きなしましまおじさんの本領発揮で、
底の取り方とタナの取り方などをレクチャーしていた。
そういえば私も最初の頃にしましまのおじさんにその辺を教えられたものだ。
我らも全く釣れないのに、
そこまでの初心者に先に釣られたらショックだよねー
なんて言っていたところ、
「あっ!釣れた!」
カップルの男子の竿に何かかかった様子。
見ると小さなカサゴ。
「やったー!釣れたー!」と嬉しそう。
まあ小さいからね・・・と思いつつも
私は小さいのさえ釣れていない。
そして引き続きアタリも無いなあ、、と思っていたら、
「また釣れたー!」
なんとまたもやカップル男子が釣れている!
しかも今度はまともなサイズのカサゴ。
「釣り楽しい!」
とイケイケだ。
カップル男子はその後、アカハタまで釣りあげていた。
ビギナーズラックにも程がある・・。
そして夕食の時間に引き上げていった。
さぞや楽しかったであろう。
一方我らは全然釣れなかった。
三宅でこんな釣果状況は初めてかもしれない。
しかも大潮なのに。。
お土産もなくキャンプ場に戻った。
最後の晩餐は残った食材を片付ける。
まずは鶏肉を焼く。
ニンニクで味付けてカリカリに焼いただけの鶏肉だけど
美味しい。
これで明日の朝分の食料を残してちょうど食べきった。
今回は食糧計画が上手くいった。
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