夜はものすごい雨が降っていた。
隣の若者たちのテントはロープか何か外れたのか夜中にトンカチ打ったりしていたらしく、
朝になって「昨夜はすみませんでした」と謝りに来たけど、
私はぐっすり熟睡していたので何のことやらわからなかった。
5時半頃起きた朝はやんでいたけど、ポツポツ降ったりやんだりの曇り空だ。
今日は一日雨がちで天気が悪い予報である。
キャンプ場の海への道に近いエリアの一角に大量の木を周りに配置しつつテントを張っていた
三上博史がくずれたような独特の風情の人がいたのだが、
彼は今朝、木の枝を鍋に入れて火にかけていた。
煮ているように見えるのだが、濡れた木を乾かしていたのか?そんなので乾くのか?謎だ。
とりあえず朝ごはん準備。
鉄板でいろいろ焼く。
りつりんの鶏肉は、いつもは茹でているけど、
今日は特別に焼きだ。美味しそう!
しかしなぜか、りつりんは、こんなに美味しそうな焼いた鶏肉を全く食べようとしなかった。
お腹がいっぱいなのか、何なのか?
よくわからない・・。
昨夜のうちに炊いておいた炊き込みご飯を焼きおにぎりにする。
網に油を塗ってから焼かないと、ご飯がくっついてボロボロになってしまうということに気が付いたので
次回気を付けるようにする。
朝食後、港まで歩いて堤防の様子とか、ハンバーガー屋さんの開店時間などをチェックしに行く。
港の前の待合所の屋上に上がったら、島の反対側へ続く道がよく見渡せて見晴らしが良かった。
でも風が強くて、りつりんの顔が変な形になった。
帰りは海沿いの道を歩いてキャンプ場に戻った。
風が強いー。
キャンプ場の近くに「じゃがいも」と書かれたのぼりが立っていて、
無人の野菜販売所のようなので、見に行ってみた。
小さなビニールハウスの中に入ってみると、
じゃがいもの他、いんげんと、ソラマメも置いてあり、
どれも一袋100円だった。安い。
箱の中に200円を入れて、
じゃがいもとソラマメを買っていった。
洗濯をしないと着るものが無いと相方が言うので
コインランドリーに行ったところ、
天気が悪いせいか混んでいて、洗濯と乾燥が一気にできる洗濯機は埋まっていたので、
とりあえず空いていた洗濯のみできる洗濯機につっこんでいった。
35分の待ち時間の間、
食料や飲み物を冷やす用の氷を買いに、
宝亭に併設されている釣り具も売っている「八丈島フィッシングクラブ」に行ってみる。
相方がお店のおばさんに聞いてみたところ、
氷は300円だけどクラッシュアイス状の細かいもののようなので、
もっと荒いのが欲しいと言ったところ、倉庫の中の樽に入っていた粗目の氷を分けてくれた。
基本は釣った魚が入ったクーラーボックスに氷を入れてくれる仕組みのようで
「クーラーボックスは?」と聞かれたけど、
魚は一匹も釣っていないし、板氷を買うつもりでいたのでクーラーボックスも持ってきていなかった。
なので釣り道具を入れてあったバッカンの中身を出して、それに入れてもらうことにした。
氷を入れてくれながら「何が釣れたんですか?」と聞いてくるおばさんに対して、
相方はなんと「はい。アカサバが。」と、大嘘をついていた。
「えー。アカサバ?!船ですか?」
「いや。底土港の堤防で。」
「えー。堤防でアカサバが釣れるんですねえ。」
何年前かに底土港の堤防で釣りをしている時に話をした人が、
すぐ近くの堤防で赤サバを釣ったという話をしていたので
それを元についた嘘だと思うのだが、
こんなに釣れない最近の八丈島でつくには、大嘘すぎるだろー、
と、車の中で待ちながら話を聞いていた。
というか、前に宝亭で食事をした時に出てきた刺し盛は
アカサバだったな。
これは以前、宝亭で食べたアカサバ。
キャンプ場に行って、買った氷をクーラーボックスに入れてから、
コインランドリーに戻った。
更に混んでいて、乾燥機は満杯。待っている人もいたので、しばらく乾燥できないかも、、
と思ったけど、洗濯が終わったところで、ちょうど待ってる人の乾燥が終わり、乾燥機が空いたので、
洗濯物をつっこんでいった。
待ち時間30分の間に、お土産屋を見に行ってみる。
「民芸あき」。
靴を脱いで上がるお店なのだけど、
犬連れて入っても良いか聞いてみたら、抱っこすればいいですよとのことで、
りつりんも抱っこして一緒に中に入ってお土産を見た。
焼酎アイスを買ってお店の前にあるベンチに座って食べた。
ややシャーベットぽいアイスだった。
「情け嶋」の方が焼酎の味がした。でも美味しい。意外と焼酎の味が合っていた。
芋の味もした。
甘すぎないけどほんのり甘い味。
雨の中、いいかんじに時間を潰すことができた。
洗濯物を回収して、キャンプ場に戻る。
雨風が強くなってきて何もできず暇なので、
さっき買ったソラマメを茹でてビールを飲みながら食べてみたところ、
めちゃくちゃ美味しかった!
更にじゃがいもも茹でた。こちらも絶品!
すごく美味しい!
卵も茹でて、茹でただけの素材を活かした味を堪能して
昼ごはんとして、ムシャムシャ食べた。
とっておいた朝ごはんの残りの焼き鶏をあげても、
りつりんは相変わらず食べようとしなかった。
でも卵の黄身をあげたら食べたので、
鶏を焼いたことが気に食わなかったのかなあ?よくわからん。
飲んだせいか眠くなったので、テントの中に入って爆睡する。
2時間くらいぐっすりと眠ってしまった。
起きたらまた昨日と同じ温泉へ。
雨がひどいので、交互に温泉に入る間、車の中で待つ。
写真のりつりんがなぜかめずらしく笑顔。
帰りに足湯きらめきに寄っていった。
足だけ入っても、けっこう気持ち良い。
りつりんは、温泉に興味があるのかないのか・・・?
青唐辛子やイカなどを買いたくて、
足湯の近くの「八丈ストアミニミニ店」を見てみたけど売っておらず、
ミニミニではない八丈ストアでイカを調達。
青唐辛子はどこにも売っていなかったので、季節ではないのかな。
戻ったら夕食準備。
りつりんに、鶏を茹でてあげたら、
今度はきれいに完食した。
人間のご飯はジンギスカン。
モヤシが売り切れだったのでエノキを大量投入。
別に八丈産のものではないけど、買ったイカを焼く。
とても美味しい。
食後、洗い場で食器を洗っていたら、三上博史くずれに話かけられ、
「何気に小物に凝ってるねー」と、
小さいコッヘル、割れないワイングラス、小出刃包丁などを褒められた。
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