八丈島2025GW_1日目_2_イシガキフグの入れ食い

設営、買い物、周辺調査など一通りのやることは済んでしまったので
まだ時間は早いけどお昼過ぎに温泉に行くことにした。

ちょっと遠いけどお気に入りの洞輪沢温泉。


今日の温度はぬるめだった。
他に人はいなくて貸し切り状態。

ここは無料なものの、
外観が一見怪しいし、石鹸類の使用禁止ということもあるせいか、
普通の観光客はほとんどやってこない。
近くにサーフグポイントがあるので、
サーファーやダイバーが暖をとるために入りに来るという感じ。
そのため、繁忙期でも貸し切り状態で入れることが多い。

だけど源泉かけ流しの気持ち良い穴場の温泉なのだ。

正面のおどろおどろしい雰囲気と違って
横の壁には素敵な絵が描かれている。
植物の絵は少し前からあったけど、クジラは最近追加された絵だと思う。

お風呂を出たら、帰り道は、
八丈一周道路の通ったことのない三原山浦の方面の道から帰ってみることにした。

これが、けっこうな山道で、グネグネした道を上り下りしながら進んで行くのだけど
ずっと特に何も無い道なのだった。

途中に観光名所「ポットホール」への入り口があったようだけど
通り過ぎていく。

最後の「登龍道路」という道路は
その名の通り、龍が登っていくようなグネグネの連続カーブが続く道で
ボロいレンタカーの箱バンは、グラグラと揺れて酔いそうになる。

登龍道路を下りきると、底土港のあたりに出た。

15時から爆釣タイムらしいので、
底土港の向かいの堤防に行って、釣りをしてみる。
一応、潮的には釣れる時間なのだけど・・。

海を見ると、魚影がたくさん見えた!
しかしそれは全てイシガキフグだ。

イシガキフグは見た目の通り性格もボーっとしているのか、
釣り糸に近づいてきて、浮きにも嚙みついたりしてくる警戒心の無さなのだ。

そんなイシガキフグなので、
こんなに沢山いると、入れ食い状態で釣れてしまう。

海に返してあげようと思うのだけど、
プクー!っと真ん丸に膨らんで、なかなか掴むことができない。

釣れるのはイシガキフグばかりだけど、
まあ何も釣れないよりは良いのだが。
しかしこいつのやっかいなところは、糸を切っていくこと。
アタリの感触も無いままに餌も取られているし、
気が付くと糸を切って針を持っていかれている状態が続く。
もう何本やられたことか。

タナを変えて他の魚が釣れないかな、、と期待してみるものの、
どのタナにしてもやってきて、糸を切っていく。

こやつは沖縄でいうところの「アバサー」で、
アバサー汁として美味しく食べることができるのだが。
とれる身の量が少ないので、少し面倒なのと
見た目がカワイイので、絞めるのが可哀そうな気持ちになるのも
気が引けるところ。
というわけで、過去に1度だけ捌いて食べたことはあるけど、
それ以外は何度釣れても全てリリースしてきている。

何か食料となる魚が釣れないかなー。と思ったけど
イシガキフグしか釣れないままだった。

早めに撤収してキャンプ場へ戻る。

17時くらいの明るいうちから、
ビールを飲みつつ、ゆるゆると夕食の準備を始める。


まず、りつりんにご飯。

今回はりつりん用に冷凍国産鶏もも肉1㎏を持ってきたので
基本、毎日それを茹でてあげていく予定。

普段のご飯は鶏むね肉なので、
もも肉だと食いつきが良い。

人間のメイン食材は、A5ランクの国産黒毛和牛ステーキ。
まだ凍っていたのでクーラーの外に出して解凍する。


ステーキはサイコロ状に切って
鉄板で焼いていきます。


黒毛和牛は塩でいただく。塩だけで十分に美味しい。
脂が多いのでサイコロの大きさでちょうど良い感じ。

肉の脂がしみ込んだ玉ねぎが、とても美味しい。

しかしやっぱり脂の多い国産牛は胃にもたれて
100gくらい食べたあたりから、キツくなってくる。。

何度食べても思うけど、
脂はもうそのくらいの量しか食べられないんだよね。

肉の脂がキツくなってきたので、
人参を生で、人参スティックとして食べる。
これで良いかんじに中和された。

鉄板に残った肉の脂を使って作ったモヤシ焼きそば。
脂がいい味を出していて美味しい。

たいてい、食事が終わった頃に炭が良い感じになってくる。

りつりんにもサイコロステーキを1つ茹でてあげたら、
もたれたのか?単純に眠いのか?
自らテントの中に入って行って、眠ってしまった。

まあ、昨夜は船のペットルームで一晩中起きて窓を見続けていた疑惑があるので
そもそも眠かったかもしれない。

今日は赤ワインは1本と少し飲んだ程度。
21時頃にみんな良い子に就寝した。

夜中の間は風が強くてテントもバサバサ音をたてていたけど
眠さが勝っていたので、それほど気にもならずにぐっすり眠った。

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「酒を飲んだら飲まれろ!」 をモットーに人生過ごしてきました。 でももうそろそろちゃんとしようかなー、 と毎年思ってます。

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