今朝は5時前から目が覚めた。
相方は4時頃から釣りに出かけたようだが釣れなかった様子で
6時頃に手ぶらで戻ってきた。
最終日は晴れてよかった。
顔洗ったりなど支度して、片付け始める。
りつりんにウンチをさせるために散歩に行く。
昨夜、竹芝を出航した橘丸は、八丈島行も条件付き出航だったようだけど。
まだ少し海に波もたってはいるけど
船がつかないほどの風ではないんじゃないかな。多分。
元気にウンチを2回もした、りつりん。
今日はこれから船に10時間乗るので、スッキリできてよかった。
ここからキャンプ場に入る道は草が茂っていて
見落としやすいのだけど、
りつりんはその位置までくると「ここでしょ」と、
わかっているように立ち止まってこちらを見る。
どう覚えているのか。臭いなのか地図として覚えているのか。
昨夜ゆでた鶏もも肉を、りつりんの朝ごはん分残しておいたので、
あげたのだけど、一口も食べようとしない。
毎日、即効で平らげていたのに。
今日は何か不穏な空気を感じているのか?
人間は朝起きてからご飯も食べずに撤収作業をしたけど
意外に時間はかかるもので、
8時15分にようやく発送用の荷物もまとまり、撤収作業が完了した。
まずヤマトへ行って、荷物を宅急便で送る。
ボックス3個とテント1つと、行きと同じ量だけど、
新しく登録した「にゃんPay」で支払ったら
更に12%割引が効いて安くなった。
支払う時に「にゃんにゃーん♪」と言うのも可愛い。
続いて島寿司を買いに、スーパーあさぬまへ。
その前に通りかかったガソリンスタンドに
「セルフ」と書かれている。
島のスタンドはどこも料金表示がされていないので
入れるまで謎なのだけど、
セルフなら他より安いのかも。と思って、入れてみる。
給油口がどちらかわからず、オロオロ走っていると
店員さんが出てきて、右だと教えてくれた。
そして給油口を開けるボタンを探していると、
やってきて、場所を教えてくれた。
更にどこが開くのかもわからなくて探していたので、
それも教えてくれた。
セルフだというのに、店員さんのやることが多い。
そして更に問題だったのは
セルフは現金払いができずキャッシュレスのみのようだ。
しかもペイペイとかなくて、
nanacoとか、私の持っていないサービスばかり。
そんな中「交通系」と書かれているものがあったので
これならスイカが使えるかも?
と思ってスイカを使ってみたら、いけた。
満タンまで入れて、21リットルと、
さんざ島を走り回った割には思ったよりも少ないかも。
絶対200円は超えると覚悟していた値段も
リッター195円と、思ったより安かったのは
セルフだからなのでしょうか。
ガソリン満タンにして、スーパーあさぬまへ。
島寿司はいつも八丈ストアで買っているのでここは初だ。
一つ1200円のメダイのべっこう寿司を二つゲット。
これでミッションは完了だ。
少し時間があるので、
前に行ったもう一つのキャンプ場を見に行ってみる。
4、5組くらい、ひっそりとテントが立っていた。
八丈富士ビューで、ここは本当に眺めが良くて落ち着く。
まったり過ごすには良いと思う。
ただし欠点としてはトイレの数がとても少ないこと。
個室は男女合わせて1つしかないのだ!
繁忙期にはちょっと無理な数だろう。
出航30分前くらいに港に到着して、
港の前の駐車場に車を乗り捨てていく。
このシステムはギリギリまで車を使えるので、
出発までの時間を有効に使えて本当に便利だ。
9時40分発の橘丸に乗り込む。
たくさんの鯉のぼりがクレーンから吊るされて
空を泳いで出航を見送ってくれていた。
この鯉のぼりたちは、八丈島に住む人たちの家で不要になったものを
寄贈してもらったものなのだそうだ。
さよーならー。
キャンプ場常連のおじさんが港に見送りに来ていて、
ずっと手を振っていた。
りつりんをペットルームに預けていく。
10時間がんばってね・・。
甲板のテーブル席がとれたので、
そこで島寿司を広げる。
やっと朝ごはんだ。
自動販売機で100円でロックアイスを買って
余ってぬるくなっていたチューハイに入れて飲んだ。
氷があるのは良いな。
そして使わなかったけど、昔は無かった電子レンジも設置されていたので
それも今後は上手く活用したいところ。
メダイのべっこう寿司。
おいしくいただきました。
外が寒くなってきたので、
室内に入って、眠くなるまでもう少しお酒を飲む。
部屋は到着まで貸し切り状態だった。
眠くなってきたので横になったら
しばらく、ぐっすりと眠れた。
目が覚めてもまだまだ時間があるので、持ってきた文庫本を読む。
久々に引っ張り出してきた
椎名誠の「怪しい探検隊北へ」だ。
八丈島に行く話もあるので持ってきたのだけれども、
久しぶりに読み返してみて改めて面白くて夢中で読んでしまった。
昔のキャンパーはほぼみんな怪しい探検隊シリーズを読んでいた
と言っても過言ではないと思う。
私がキャンプを始めた30年前(?!)より更に10年前以上前の話だけど
お洒落キャンプとは遠いキャンプ体勢が、
懐かしさとかシンパシーを感じるキャンプなのだ。
怪しい探検隊に夢中になっているうちに
船は東京湾まで進んできていた。
わーれはうーみのこしーらなーみのー♪
の音楽が鳴り、
船は定刻通り19時40分に竹芝に到着予定と告げられた。
荷物をまとめて、りつりんを迎えに
ペットルームの窓から中を覗いてみると、
こっち見てる!!
まさか、乗船した時から、眠りもせず、
ずーーーーっと、座って窓の方を見つめていたのだろうか?
なんとも健気だけど。
もう少し気を抜いてほしいところだ・・。
檻を開けてあげると、狂ったように喜んでいた。
帰りは、ゆりかもめ経由して電車に乗って帰る。
平日なので仕事帰りの人もいて
電車は空いているわけではないけど帰宅ラッシュというほどでもなかった。
船でたくさん寝ているので体は元気なので
特にしんどさも感じずに家までたどり着くことができた。
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