最近、釣魚料理の記事を書くことが多い。
つまり相方が船釣りに良く行っているということだ。
ということで今回船釣りに行ってきた相方が釣ってきたタチウオは、
今までで一番大漁だったかもしれない。
多分14匹クーラーボックスにぎっしりと詰め込まれていた。
とりあえず本日分として3匹だけ捌いて、定番となっている3種を作る。
炙り刺身の大葉と胡麻和え。
カルパッチョ。
普通の刺身薄造り。
基本、全て刺身。
いつもは失敗も無く美味しいのだけれども、
しかし今日のタチウオは大き目の物が多くて
そして大き目の物から捌いてしまい、
更に「たくさんあるから」と思って厚めに切ってしまった。
普通の魚ならそれでも良いのだが、
食べて気が付いたけど、タチウオの刺身は薄切りの方が良い。
厚いと無駄な歯ごたえがありすぎる。
なので、薄く切った刺身は良かったのだけど、
他は身が厚すぎた。
そして身が厚いと、食べるのにも苦労して、
「これ全部食べきれるかな・・」と不安になってくるような
ありすぎる歯ごたえなのであった。
そこで、途中で味変。というか調理法まで変更して、
急遽、バターソテーにすることにした。
単に、この食べきれない刺身たちに塩コショウして、
小麦粉を付けて、たっぷりのバターで焼くだけ。
すると、あんなに食べにくかったタチウオが生まれ変わった!
身は柔らかくなって、皮も香ばしくなり、
そしてバターの味がとても合う。
バターソテーにした途端、あっという間に平らげてしまった。
大きくて身が厚い太刀魚は火を通して食べるべきだ。
勉強になった。
小さくて細いタチウオは「ネクタイ」と呼んでバカにしていたけど、
ネクタイこそ、刺身にするには良い大きさなのだということもわかった。
まだたくさんいるので、明日からはこの使い分けをしていこうと思う。
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