へんてこえ日記〜酒と旅と自然とその他もろもろ ブログ

今回の大島での宿

20140802今回、大島で泊まった宿「ふじおか」は、
ちょっとチャレンジャーな気持ちで予約していたのだが
予想を上回るかんじでネタ満載すぎて笑えた。

事前にネットで調べた情報では、
「採算度外視の豪華魚介類が出る」
と、食事はすごそうな様子。
しかし一方、
「衛生面に問題が。。」
「館内は混沌としていてカオス」
「おばちゃん一人でやっているので回ってない」
というかんじで、あまりきれいではない様子。
だが一方、
「女将さんの人柄は良く、
サービス精神はあって、色々教えてくれたり車で送ってくれたりする」
というかんじで、最低だ!というような言い方の口コミは無い。

きれいではないと言ってもどのくらいなのかな?
そうはいっても、一応長年やってる民宿だし
言うほどではなかろう。
そして、「いずれにしても、ネタにはなりそう」
というブログ書き魂が働いてしまって、予約してしまった。
可もなく不可もなく、ってかんじの民宿は他にもとれそうなとこあったんだけど
どうしても選択の基準はネタ重視なのだ。

果たして実態は。
いやー。ちょっと想像以上ではあった。
玄関から階段から廊下から、館内の至る所に
いろんなものが雑然と置かれているのだが、
その「いろんなもの」とは、夕食BBQ用の焼き台とか桶とか、お皿とか。
つまり食事の時に使うようなもの。
それもなぜかまとめて置かれているのではなくて、
気ままにバラバラに散在している。
炊飯器は廊下の床に直置きで置かれていて、そこでご飯が炊かれている。
2階が客室なので、2階にある流しは共有の流しだと思うのだけど
夕食後にはここで食器を洗っているらしく、
洗い終わったお皿はそこに積まれていて、
残飯も流しに残ったまま。
しかしそこしか使える流しが無いので、
そこで顔洗ったり歯を磨いたりしなければならない。

そんなかんじで、雑然具合は予想以上であった。
あらかじめ覚悟していったけど「えー?」というかんじだったので
知らずに行くとびっくりするかも。
我らの他に泊まっていたのは、若い大人しいかんじのカップル1組だけだったが
大丈夫だっただろうか・・・。

まあ一方、宿のおばちゃんは
レンタカー屋さんに色々連絡してくれたり、
夕食の魚介もできるだけ良いものを食べさせてあげようと材料を探しまわったり
してくれているようで、サービス精神は確かにあるようす。
一人でやっていて、お年なので、疲れちゃうのかなあ、というかんじで
食事とかを階段登って持ってきてくれるたびに
息を切らしていて、ぺたん、とその場に座ってしまう。

なんかもう、一階に用意できたものを客が自分で2階に持って行く
というスタイルでいいんじゃなかろうか。
もう食器も客が洗う、とか。
それではなんだかもう民宿じゃなくなってきてしまうけど。
おばちゃんには食材とかの手配系に専念してもらって
客が自力で動く、と。
なんかその方がいいかな、と思えてしまう。

岡田港からすぐの場所で、
海は目の前で部屋の窓からも一面に海が見えるベストロケーションなので
場所はめちゃくちゃ良いのだから、うまく活かせないものだろうか。
BBQも部屋の中でやるから匂いがこびりついてしまっているのだけど
もう、外に持っていってやるようにするとか。

しかし魚介類の豪華さは確かにすごかった。
生きている伊勢エビをそのまま焼くなんて初めてだし、
跳ねるので強い力で押さえつけないといけない、ということも知ったし。
ホタテは今まで食べた中で一番甘くて美味しかったし。
サザエも一人3個もつくし。
本来ならここにアワビかトコブシもあるらしい。

まあ、突っ込みどころ満載で、
今思い出しても笑えるので
ネタ収集という目的は存分にかなえることができたかも。

その他、突っ込みどころ満載の民宿の面白ネタは旅の記事にて。
大島2014_その2_大島一周めぐり
大島2014_その3_ネタ満載の民宿と盛り上がる盆踊り

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大島リコンファーム
今回の大島での宿
まんべんなく大島
大島2014_その1_さるびあ丸ナイトクルージング
大島2014_その2_大島一周めぐり
大島2014_その3_ネタ満載の民宿と盛り上がる盆踊り
大島2014_その4_自転車で周る一日と橘丸の意外な良さ


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