へんてこえ日記〜酒と旅と自然とその他もろもろ ブログ

外で食べるとおいしいの秘密

20140702
お昼を食べに行ったお店で
眺めの良い窓際の席に案内してもらった。

窓からは海が見える。東京湾だけど。
東京湾といえども遠目にみれば一応海だ。
晴れているし、気持ちが良い。

席からの眺め如何によって
食事の価値ってけっこう違うよなー、と思う。
外でご飯を食べると美味しい、というのと同じようなものであろう。

部屋の奥よりも窓際の席の方が、
室内よりも屋外の方が、
ご飯が美味しい、とすると。
結局ご飯の美味しさは外加減に比例するのでしょうか。

なんてことを途中まで書いていたのですが、
夜、テレビを見ていたら、その答えとなるようなことが語られていたのだ。
番組の内容は外ご飯とは関係ない話題だったのだけど、こういうことを言っていた。

味覚というのは五感の中で一番低いので、
他の感覚に左右されやすいのだそうだ。

順番としては
1.触覚
2.嗅覚
3.視覚
4.聴覚
5.味覚
の順に優位らしい。

つまり、外でご飯を食べるということは、
自然の風景を生で見て(視覚)、
鳥のさえずりとか川の流れとかの音を聞きながら(聴覚)、
空気が肌に触れるのを感じて(触覚)、
そして炭火でバーベキューなんて視覚の他に香り(嗅覚)の刺激も多く。
などなど、屋内にいる時よりも野性的な五感の刺激を多く受けるので
「いつもよりも美味しい!」
と、いわば錯覚している、ということでもあるのだろう。

でも食べ物の好き嫌いとかって
味そのものというよりもかなりイメージが原因であるので、
美味しいとか不味いとかって、そういうことなのかもしれない。


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