へんてこえ日記〜酒と旅と自然とその他もろもろ ブログ

恵方巻と豆


節分といえば「豆まき」であったが、
最近はそれよりも恵方巻推しが強すぎるような気がする。

SNSでも「今夜は恵方巻にする」というような声を多く見かけたが、
「豆まきする」と言ってる人は少ない。

そもそも恵方巻文化は関東には無かったので、
世間の風潮をよそに、私はいまだに特に「恵方巻を食べねば!」という気にはなっていないのだが。

それにしても豆が追いやられすぎなような気もするけど。
でも、こうなっている要因はおそらく「恵方巻の方が金額が高いから」だと思う。

豆なんてせいぜい100円くらいだけど、
最近のスーパーなどで売られている恵方巻なんて、今や平均2000円くらいする。
そりゃあ、恵方巻を推して売れた方が儲かるであろう。

しかし、そうやって値段を上げるための最近の恵方巻は
中身がものすごく豪華でぎゅうぎゅうに詰め込まれているので、
一口ではとても食べられないほど太い。
無言で食べきるという本来の恵方巻の食べ方ができるのか疑問なのだが。

多分、もはやみんな「恵方を向いて無言で食べる」ということなんて忘れていて、
クリスマスに鶏肉を食べるように、恵方巻を食べているのであろう。

でも、この時期、恵方巻をさんざ目にしているので、
だんだん食べたくなってくるのだけど、
高すぎるので我慢する。
クリスマスケーキのように、過ぎれば安くなったりするのかな?


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