へんてこえ日記〜酒と旅と自然とその他もろもろ ブログ

いきなりサイレン遠吠え


昔、多くの犬が外で飼われていた頃は、
救急車などのサイレンが鳴ると、
近所の犬が一斉に「ワオーン」と遠吠えをしたものだった。

だけど、多くの犬が室内飼いとなった最近では、
サイレンの音に連動して吠える犬の声をほとんど聞くことはなくなった。

我が家は救急病院や消防署がそう遠くない場所にあるせいもあり、
サイレンの音はほぼ毎日のように聞こえてくるけど、
我が家のトイプードルのりつりんも、
これまで一度も、サイレンに連動して吠えることはなかった。

室内といっても、サイレンの音は聞こえるのに、
どうして外で飼っている犬だけが吠えるのかは、不思議だ。
ガラスを通すと周波数が変わるとか何か違いがあるのだろうか?
そう思えるほどに、これまでサイレンの音が聞こえても、全く無反応であった。

今日は湿気が無いのか最近の猛暑の日々に比べると比較的涼しくて快適だったため、
エアコンをつけずに窓を開けていた。
りつりんは、ソファの背もたれの上という安定感が無さそうな場所だけど
本人は好んでよく乗っかっている場所に、今日も乗っかってくつろいでいた。

そんな中、救急車のサイレンが聞こえてきた。
するとなぜか、りつりんは、いきなりソファの背の上にすっくと立って、
「ワオーン、ワオーン!」
と、サイレンを聞いて連動するように、遠吠えをした。
まるで崖の上で遠吠えをするオオカミのように。
いきなり野生を思い出したかのような姿だった。

それは5歳にして初めての行動で、びっくりした。
一体これまでと何が違ったのか?
何がいきなり、心に響いたのか?
サイレンは犬の遠吠えに近い周波数だから、それに連動して吠えると言われているけど、
いきなりその周波数を感じるようになったのだろうか?
そして果たして今後もやるようになるのかどうか?


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